ちょうど日本の人口動態と個人金融資産のシフトの予測を特集した論文集を読んだ。すでに貯蓄性向は低下し、まもなく家計部門が支出超過となる。
これから金利が上昇し、円が暴落し、国債も一部デフォルトし、失業があふれる。恐怖のシナリオが5年以内に50%ぐらいの確率で起こるのではないかと考えている。ナロウパスをみごとにわたり切るのは無理だろう。うまくいって平和な縮小均衡だろうが、雇用の受け皿となる高付加価値産業が育っていない。工作機械と科学産業だけでは一部にすぎない。自動車はまだまだ競争力を保ち続けるだろうが、グローバル化しているから、雇用をさらに増やす状況にない。国内にはITを駆使して生産性を高める余地があるのに、それをしようとしないのはなぜか、いったい何を守ろうとしているのか。守るべきは機会の平等であり、自由と公正なインフラである。ゾンビや既得権益ではない。
矛盾的自己同一性、外的平衡、敗戦国の日本らしい哲学だ。生命とは何か、景気回復のみを追い求める今こそ、哲学が求められる。哲学、文学、基礎科学、芸術、そして宗教が必要だ。
生きるとは何は、幸せをもとめるのか、美を憧れるのか、平和を祈るのか。法の下の平等と自律的な責任ある自由が保障され、アンダーカレントの濁流が押し寄せてもなおイノベーションが起こり続ける強さとしなやかさが日本にはある。日はまた昇る。
覚悟はできた。生涯学習に酒と美食と同程度の支出をする、知識への投資はずっとしてきたが、さらに意識的に出費を続ける。老眼になるまえにUSCPAは合格した。50代にをMBA取得する。生物多様性を守る。好奇心の強い人、頑固な人、普通の人、すべての人が必要だ。同様に、あらゆる生命が必要だ。だまってはいられない、いまこそ行動すべきだ。人は時々ミスをするが、それでも前進するのだ。
これは、1年前に考えていたことだけど、ROE革命が日本で起こったし、TPP合意がなされたいま、日はwまた昇るシナリオが実現可能となった。
安易な楽観は禁物だが、公正に攻勢をかけて前進できると信じる。
関心があるのは、ニュートリノに質量があって、それによってダークマターを説明できるのかどうかだ。
俺は運がいい、幸せだ。
たぶん、幸せを感じる能力がとてつもなく高いからだ。
つまり天才なんだね。
