今日は社長の仕事は営業と会社の仕組み作りについてお話しします。
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‥では本題です。
社長の仕事は営業と会社の仕組み作り
社長の仕事は何でしょうか?
私が切に思うのは、「営業」と「会社の仕組み作り」、この二つに尽きるということです。
「作る社長」から「生み出す社長」へ
世の中の社長さん、特に製造業の社長さんには、「仕事は作ってナンボ、作らなくて仕事は何するの?」というマインドの人が本当に多い。
もちろん、それが完全に間違いとは言いません。めちゃくちゃ忙しい繁忙期や、人手不足の日もあるでしょう。
そうなれば、社長も従業員の中に入って会社の歯車として製造をするべきです。これは現場愛であり、行動力です。
しかし、社長がそればかり、365日すべてそうしていたら?
恐らくというより100%、会社は衰退するでしょう。
なぜなら、従業員は製造はできても、営業ができない人もいるからです。
会社の「有言実行のサイクル」を回す
商品を作って、お客様の元に行き、売上として会社に帰ってくるまでが商売のサイクルです。当たり前のことですが、これが最もないがしろにされています。
* 従業員は最高の品質(例:出来立てのマドレーヌ)を作る。
* 社長は、その商品とお客様の**問題解決(貢献)を繋げるために、先頭を切って営業する。
会社の規模が大きくなり、営業マンや営業部があれば、社長でなくともこのサイクルは作れます。しかし、会社の商品やサービスを一番熟知し、「本質」を語れる社長こそ、先頭を切って市場に提案するべきなのです。
社長しか触れない「仕組み」という本質
そしてもう一つ、会社の仕組み作りは絶対に社長しか作れません。
* 従業員がより働きやすい環境にする(例:論破を排除し、提案力を評価するルール)。
* 設備に投資する(例:効率化のためのITツールを導入する)。
* 補助金を入れる、会計を整備する(例:会社の財務という仕組みを触る)。
これらの会社の仕組みを触れるのは、権限と責任を持つ社長しかいません。
この仕組み作りを怠り、製造という現場の仕事に「逃げるが如く」かまけてばかりいると、これまた会社は衰退します。
「頑張る人が報われる会社」という理念も、仕組みがなければ実現できません。
社長の仕事は「特化」する
つまり、社長の仕事は、「営業」と「会社の仕組み作り」に特化してやればいい。
むしろそれ以外しなくてもいいと思うくらいです。
この二つを徹底することで、「会社の売上」と「従業員の働きやすさ」という、二つの本質的な価値が向上します。
これが、社長の仕事における最高の段取りなのです。
それではまた。