こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。

今日は積み上げる事でしか見えないものもあるについてお話しします。



本題に入る前にお知らせをさせて下さい。


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‥では本題です。

積み上げることしか見えないものもある
最近、私は改めて「積み重ね」という行為の本質的な価値について考えています。

特にAIが進化し、瞬時に答えが出る時代だからこそ、人間が地道に積み上げることにしか見えない領域がある。そう確信しています。

偶然のデータを「必然」に変える

それは例えば、毎日の地味なデータです。
 * 売上、来店客数、客単価
 * 売上構成比率、売れ筋商品
これらは、毎日毎日、愚直に記録し続けないと、その本当の姿を見せてはくれません。

考えてみてください。

たった一日のデータには、さほど大きな意味はありません。それは単なる偶然の結果かもしれませんし、天候やイベントに左右された一時的な変動かもしれません。

しかし、それが1週間、1ヶ月、半年、そして1年と蓄積されていくとどうでしょうか?

偶然のデータは、やがて必然のデータへと姿を変えます。

「この曜日のこの時間帯は、雨が降ると客単価が下がる」「この時期のこの商品は、毎年必ずこの構成比率で売れる」といった、目には見えない構造やパターンが、数字の積み重ねによって鮮明に浮かび上がってくるのです。

経営者の「本質」と「判断」

この積み重ねによって初めて得られる新たな視点、学び、そして発見こそが、私たち経営者が最も必要とするものです。

私たちは、この「必然のデータ」をもとに、論理的な判断をしていくべきです。

 * 棚卸しアプリを自作し、毎日の在庫を正確に把握しようとするのも、この「積み重ね」を効率よく行うための投資です。

 * 売れる時に徹底的に売るための体制も、過去の「売れる日」のデータ蓄積があって初めて、その本質的な課題が見えてきます。

地道なデータの記録や、日々の業務の「見えない所のファインプレー」は、誰にも評価されにくい作業かもしれません。

しかし、その積み重ねこそが、私たちの会社を前に進める最強の羅針盤となり、未来の経営判断という本質を支えることになるのです。

積み上げること。それは未来の自分への、最も確実な「投資」です。

それではまた。