こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。
今日は論理的思考と言語化力が最強な理由についてお話しします。
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論理的思考と言語化力が「最強」な理由
最近、ビジネスの世界では「AI」が話題の中心です。企画立案から文章作成まで、AIは多くのことを手伝ってくれます。
しかし、AIがどれだけ進化しても、決して代替できない、私たち人間に残された最強の武器があると思っています。
それが、論理的思考力と言語化力です。
なぜ、論理的思考力が「本質」なのか?
「論理的思考(ロジカルシンキング)」と聞くと、難しい、堅苦しいと感じるかもしれません。しかし、これは経営の、そして日々の仕事の本質を支える力です。
私たちのお菓子作りを例に考えてみましょう。
「美味しいお菓子を作りたい」という情熱は素晴らしい。でも、それだけではプロとは言えません。
* なぜこの素材を選ぶのか?
* この工程をなぜこの順番で行うのか?
* お客様が「美味しい」と感じる理由はどこにあるのか?
「気合い」や「勘」ではなく、これらの問いに「AだからBになる。だからCという結果になる」と、筋道を立てて答えられる力が、論理的思考力です。
この力があれば、失敗した時に「次はどうするか」を感情論ではなく、改善点を見つけ出すことができます。
これこそが、永続的に会社を成長させる土台となるのです。
最強の武器:「言語化力」
そして、論理的思考で導き出した本質を、誰にでも理解できるように伝える力が言語化力です。
どれだけ素晴らしいアイデアも、どれだけ正確な分析も、頭の中にあるだけでは無価値です。
* 製造現場の職人に、新しい手順の意図を伝える。
* お客様に、お菓子に込めた想いと価値を伝える。
* 金融機関に、自社の事業の将来性を説明し、信頼を得る。
これらのコミュニケーションの質が、会社の成長スピードを決定づけます。
特に今の時代は、SNSやブログなど、「発信」がそのまま会社の資産になります。
自分の頭の中にある儚いアイデアを、論理的に整理し、相手の心に響く言葉でアウトプットできれば、それは最強の広告塔になるのです。
AI時代だからこそ、人間は「本質」を磨く
AIは、膨大なデータを分析し、文章を生成してくれます。しかし、「なぜ、この結論を出すのか」という根拠(論理)を構築し、「誰に、どう響かせたいか」という意図(言語)を込めるのは、最終的に人間です。
感情や情熱といったアナログな部分を大切にしながらも、それを支える論理的思考力と、外に伝える言語化力という二つの武器を磨き続ける。
これこそが、変化の激しい時代を生き抜く経営者として、私たちが持つべき最強のスキルだと確信しています。