こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。

今日は赤字の事業を子供に引き継がせるのか?についてお話しします。



本題に入る前にお知らせをさせて下さい。


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‥では本題です。


赤字の事業を子供に引き継がせるのか?

正直に言います。


普通の感覚であれば、赤字の事業や会社を、自分の愛する子供たちに継がせるなんてことはしないはずです。


書いていて自分でも思いますが、これは当たり前のことだと思います。


赤字ということは、商売として機能していないということ。


現状、世の中から求められていないということ。

そして、厳しい状況に晒され続けるということ。

そんな状況で、普通なら自分の子供にその事業や会社を渡しません。


自分の代で、その家業を終えたり、廃業したり。

自分の責任でケジメをつけるべき。


もし子供が「後を継ぎたい」と言ってきたとしても、きちんと話して、納得させてから片付けるべきだと僕は考えています。それが基本だと思います。


うちの親たちは、その点本当にいい加減で、自分が楽をするためには、子供を当然のように使います。


かつての日本は貧しく、子供を平気で学校にも行かせずに、畑仕事や家事を手伝わせていました。


今の時代で言うなら、アフリカでカカオの実を採るために、学校を休んで働くことを強要されるようなものです。


子供を当然のように労働力として数に入れている。

いや、それどころか、労働させるために子供を産んでいるとすら言えるかもしれません。


そんなことを続けていけば、子供たちは教育が受けられず、貧困が連鎖してしまう。どこかでそれを断ち切らなければならないんです。


ただ、例外はあります。

農家さんたちは、たとえ赤字でも、国のため、人のために農作物を作り続けなければならない時があります。


それは、日本の食料の責任を担ってくださっているからです。


それでもやはり、自分たちがどうにもやっていけなくなったら、廃業してしまうことは仕方がない。

そこを踏まえると、本当に農家さんたちには頭が下がります。


結局のところ、親に愛がないと、子供を労働の頭数としか見ていない、ということなんだろうなと感じます。


それではまた。