こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。
今日は食べ物は東京よりも田舎の方が強いについてお話しします。
本題に入る前にお知らせをさせて下さい。
最近塩どらが大人気になって来ております。
地元のテレビ放送もされて大人気です!
東京の展示会でも大好評でした!
ありがたい事に毎日売れてます!
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‥では本題です。
何でもかんでも、仕事は東京や都会が有利だ。
仕事も、お金も、人もモノも、すべてがそこに集まる。人口の圧倒的なパワーが、地方との差を広げる。
それでも、時代は少しずつ変わってきている。
リモートワークや業務委託が普及し、遠隔地からでも仕事が回るようになった。もはや、物理的に東京にいる必要はない、と考える人も増えた。
しかし、これはまだ「点」の変化に過ぎない。大きな流れで見れば、都市部が日本の中心であることは変わらない。
だが、こと「食べ物」に関してはどうだろう。
私は、食べ物こそ都会よりも田舎の方が圧倒的に強いと断言する。
なぜか?
理由は明白だ。
豊かな自然。美味しい空気。澄んだ水。
これらは都会がどれだけお金を積んでも、どれだけ技術を駆使しても、完全に再現できるものではない。
加えて、長年その土地で培われてきた、農家や職人たちの「食のノウハウ」がある。
都会が到底真似できない、本物の土壌がそこにはあるのだ。
だからこそ、私は生まれ育った福井という場所にこだわっている。
福井には、職人や生産者の熱い想いが息づいている。
ものづくりが得意な風土がある。
そして何より、美味しい農産物をつくることができる。
私がこの地でスイーツをつくることは、単なるビジネスではない。
それは、会社が掲げるミッション、ビジョン、バリューの核となる部分であり、私たち自身のアイデンティティーそのものだ。
成功してから「実は福井のものにこだわっていました」と言うのは嘘くさい。
まだ何者でもない今だからこそ、福井のものにこだわり、それを発信していくことに意味がある。
お菓子屋が「こだわり」を持たなければ、お客様に選ばれることはない。
こだわりを持たない店は、正直言ってどこでもいい。
「あそこの、これが食べたい!」
そう思ってもらえなければ、競争には勝てない。
これは弱者が生き残るための、唯一の戦い方だ。
弱者には「一点突破」しかない。
そして、その一撃は、とことん「こだわり抜いたもの」でなければならない。食べ物で言えば、それは「素材へのこだわり」だ。
福井で生まれ、福井で育った自分が、わざわざ石川や北海道の食材をメインに使うよりも、福井の人が福井の食材にこだわる方が、お客様は共感し、応援したくなる。
それは、最も自然で、最も力強い「一点突破」なのだ。
それではまた。
おまけ!非認知能力クイズ!
FF7編
問題5
あなたはセフィロスです。あなたは自身の出生の秘密を知り、自分が人間ではなく、ジェノバ細胞から生まれた存在だと悟りました。
この事実は、あなたのアイデンティティを根底から揺るがし、世界に対する憎悪を募らせています。この時、あなたが「自己の存在を受け入れ、新たなアイデンティティを確立する力(自己受容と自己成長)」を最も発揮できる行動は何でしょう?
A. 自身を人間ではないと否定し、世界への復讐を誓い、全てを破壊しようとする。
* 解説: 自身の存在を否定することは、世界への憎悪となり、破壊的な行動へと繋がります。この行動は、最も破壊的な選択肢であり、自己成長とは真逆の道です。
B. 自分の出生の真実から逃れようとし、過去の栄光にしがみつく。
* 解説: 現実から目を背けることは、問題の根本的な解決にはなりません。
C. 自分が人間ではないという事実を冷静に受け止め、自身の存在の意義を改めて問い直す。そして、人間としての記憶や経験も自分の一部だと受け入れ、新たな生き方を探す。
* 解説: この選択肢は、自身のルーツや過去のトラウマを乗り越え、新たな自己を確立しようとする、最も困難で、最も高潔な道です。自分の存在を肯定し、次へと進むことで、真の成長を遂げることができます。
D. 自身の特殊な能力に溺れ、力を誇示することで、周囲に認めさせようとする。
* 解説: 自分の力を誇示することは、承認欲求からくるものであり、真の自己受容とは異なります。
正解: C
それではまた!