順調なスタートの在宅介護
妻がリハビリ病院を退院して2週間が過ぎた。
妻は医師、看護師、リハビリ療法士、栄養士、薬剤師などが揃っている病院を退院するのに不安がっていた。
僕も初めての介護なので不安だった。
丸2週間がたち、その不安は払拭された。
妻は明るく広い部屋にあるベッドでゆっくり眠れる。
食事、薬もきちんと食べて飲んで、普通に排せつもして、安心して療養生活を送れている。
僕は介護初心者だが、食事作り、着替え・薬・歯磨きなどルーティン通りやれている。
排泄介助も慣れた。
週の介護項目はほぼ軌道に乗り始めている。
月 1時間の訪問リハビリ
火 デイケアサービスで入浴と軽いリハビリ
水 1時間の訪問リハビリ
木 訪問診療
金 訪問看護
土 デイケアサービスで入浴と軽いリハビリ
日 何もない日
水曜を除いて夕食は配達弁当を頼み、栄養、塩分管理もできている。
だいたい、こんな感じでいいスタートをきれたと思う。
自分的にはベッドのそばに置いてある簡易トイレの介助がけっこう大変だ。
昼、夜中含めて、10~12回トイレをする。
僕をベッドから呼ぶのに僕の部屋に呼び鈴をつけてそれが鳴るとベッドに飛んでいく。
なので、まとまった時間寝れなくて慢性睡眠不足になっているのがちょっと不安だ。
デイケアサービスに行く2日間は都内に出ているが2時間ほどしかいれない。
16:30には妻が車いすに乗ったまま、施設の車で帰宅するのでその時には家にいないといけない。
5段ある階段をヘルパーさんとあげなければならないからだ。
その他の日は、医師、看護師、リハビリ療法士が訪問するし、配達弁当の受け渡しもある。
玄関の鍵の開け閉めをしなければならないのでほぼ外出できない。
ダンスについては・・・
8月27日にパートナーとワルツのデモをやって以来1か月以上まともに踊っていない。
月4回新橋の小学校跡地の体育室を借りて練習会会場の運営をしているので、その時に1時間ほどパートナーと踊るのが唯一だ。
来年の競技は完全にあきらめた。
在宅介護してみて、先生のレッスン受講、週3回の練習、年5回以上の競技参加は無理だと改めてわかった。
それでもほそぼそとパートナーと軽い練習は続けたいと願っている。
しかし、パートナーと呼べる日もなくなりそうだ。
年末の来年度の選手登録更新に向けて「カップルの在り方」が話題になりつつある。
現実は厳しい。
そしてなるようにしかならない。