熱海 起雲閣 | 西池ぶろぐ

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西池袋の住人が街のこと、馬や旅のことをつづります。

 熱海旅行2日目。外が暑いので、チェックアウトぎりぎりまでホテルでゴロゴロ。1箇所くらい観光しようということになり、起雲閣へ行きました。

 

 
 入場料を払って、まずはうちわを借ります。これ大事。
 
 最初に麒麟の間に通され、ガイドさんの解説を受けます。大正時代に政治家の内田信也の別荘として建てられ、その後東武鉄道の根津嘉一郎先生に譲渡。戦後は旅館として使われていたそうです。ちなみに根津先生は私の高校の創始者なので、「先生」なしには呼べません。
 
 廊下の窓ガラスが歪んでいるのが、レトロでいい。
 
 次はいきなり洋間の玉姫・玉渓の間。起雲閣は和館と洋館が混合していて、洋館は根津先生が建てたもの。
 
 起雲閣ゆかりの文豪の間。昭和の旅館時代に、たくさんの文豪が泊まったそうです。
 
 起雲閣の庭で撮影した、谷崎潤一郎・志賀直哉・山本有三の記念写真。平成になってから、ネガが見つかったそうです。
 
 これも根津先生が作った、ローマ風呂金剛。
 
 離れの孔雀の間。
 
 ここで第五期竜王戦が戦われたそうです。対局者は谷川竜王と羽生善治。封じ手が残されているのですが、戦法が相矢倉というところに時代を感じます。
 
 最後は喫茶やすらぎで休憩。
 
 お庭が一望できます。
 
 期間限定の熱海だいだい花火スカッシュ。スパイが効いた手作りのダイダイマーマレードが使われています。
 
 冷やし抹茶と水羊羹。
 
 のんびり過ごすことができました。