山種美術館 川合玉堂展 | 西池ぶろぐ

西池ぶろぐ

西池袋の住人が街のこと、馬や旅のことをつづります。

 山種美術館の川合玉堂展に行ってきました。

 

 山崎種二は玉堂と交流があって、初期の頃から晩年まで多彩なコレクションを所有しています。

 

 2枚だけ撮影可だった作品。玉堂の山水画・風景画はどれも素晴らしいんだけど、こういう絵ばかりなので、ちょっと飽きちゃうかな。

 

 だから、ちょっと力のぬけた「釣り帰り」「猿」といった作品の方が、面白かったですね。

 

 一番素晴らしかったのは、大観(松)玉堂(竹)栖鳳(梅)の松竹梅という掛け軸。各々の個性がでているんだけど調和している見事な作品。これを見るだけでも価値があります。

 

 この後に、山崎種二が「松竹梅展」という企画で、大観、玉堂、龍子が書いた松竹梅もあるのですが、ぜひ見比べてみてください。

 

 第二展示室には、玉堂の孫弟子にあたる、奥田元宋の「山澗雨趣」がとても素晴らしい。山種美術館に通って、すっかり奥田元宋のファンになりました。

 

 今回の展覧会でも、作品にちなんだ和菓子がカフェで食べられます。私も食べたかったけど、おやじ一人じゃ、ちょっとね。

 

フォローしてね