国際理解講演講師

 

先日、広島市立舟入高等学校で「国際理解講演会」が実施され、にしゃんたが講師をつとめさせて頂きました。広島市立舟入高等学校では、毎年「国際理解講演会」が実施され、生徒さんに世界情勢に目をむける機会や、異文化理解を促す機会を設けておられます。こちらの学校は進学校でもあり、ボランティア活動や国際的な活動に参加する生徒さんも多い。

 

多文化共生の講演講師

 

 教育においても、国外で起きている出来事や多文化共生などについても当事者として学び、成長する若者の育成が求められています。今回は、生徒たちの今後の益々の活躍の一助となればという思いで、にしゃんたの多様なバックグラウンドや経験から、「多文化共生」「異文化理解」「持続可能性」などについてのお話をさせていたくことになりました。

 

人気講演講師
 

 広島市立舟入高等学校の歴史は古い。広島市立第一高等女学校(1921年設立)が、現在の広島市立舟入高等学校のルーツに当たります。ご存知の方も多いと思いますが、広島市立第一高等女学校は1945年の原爆投下によって市内の学校の中で最多の犠牲者数を出したという、痛ましい歴史を経験しているのです。教師・生徒合わせて676名がその尊い命を失いました。学校がある場所と爆心地が離れているが、当時は、先生たちや生徒さんは爆心地近くで建物疎開作業中だったようで、1、2年生の生徒さんはほぼ全員が被爆したと言われています。

 

SDGs講演講師

 

 上記のような歴史もあり、広島市立舟入高等学校とご縁があり、ここで学ばれ、成長される生徒さんにとっては、いわばほかの者以上に、世界の平和の実現を自ずと使命として、それぞれの強みを生かした人生を通して活躍されることをご期待申し上げます。とても原爆被害とは同列で語れるものではないが、にしゃんたなども全く戦争とは無縁ではない。スリランカ内戦が激しくなり、学友が死んでいく中、生き残るために日本に来たということも来日の理由の一つです。今回は、広島市立舟入高等学校に来るご縁をいただけたこと、生徒さんの前でお話をさせて頂けたことが生涯忘れようもないとても大切なご縁となりました。この度のご縁に心より感謝申し上げます。有難うございました。

 

 

講演会人気講師

 

 

*This article is posted by the team “N”, the management crew of Dr. Nishantha.

 

外国人の人権講演講師