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私が担当している科目の一つにボランティア論があります。冒頭の6回は私が話をしましたが、今日からゲストスピーカに来て頂いてお話を聞きます。

今日のゲストは、ニュージーランド地震に派遣され、また東日本大震災でもボランティア活動を勢力的に行っている、救急救命の専門家でもあるKさんです。

Kさんは現場での生々しい、ご自身の経験を語られた後、学生たちに、自分が被害者になったと仮定して被災直後から半年までのスパンでどう生きるかを考えるグループワークを出された。人間は、飲酒に走るなどの悲嘆反応、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になっても、たいへん残念ではあるが自殺するのは2-3%で、ほとんどが前向きに生きようとしているとこを体感させた。

被災に遭っても「日本では、1日半あればボランティアが助けにやって来る。とりあえずそれまで自力で生活出来きるようにしよう。」とアドバイス。昨日も大津波の避難訓練をしたところだが、タイムリーで、人生にとっての貴重な時間でした。

被害者の立場に思いを馳せた後、今度、支援する側としての心構えについてです。相手を1人にせず、親身になり話を聞き、被災者の方が「何しに来たんや!」仮に怒鳴られようとも、それらの悲嘆反応も含め、相手を受け入れることの大切さを語った。

お忙しいところ来てくださったKさんに心より感謝!