1月15日、日本赤十字の協力の下、私が教員をしている羽衣国際大学の学生有志が「はたちの献血」を実施しました。
10代、20代による献血が減少している現状を踏まえて、自らも問題意識をもち、同年代に呼びかけようと若者の聖地でもある大阪のアメリカ村に程近い御堂筋献血ルームに総勢62名の学生が集まりました。
羽衣国際大学では、私が担当している「ボランティア論」などの授業において、多数のベストスピーカにご来校頂き、東日本大震災や国際舞台におけるボランティア活動について、また日本赤十字大阪の献血課長には、献血の必要性についてお話を御伺いいたしました。そこで、若人による献血の減少、寒い時期の献血希望者の減少や東日本の被災地での血液不足が起こっており、大阪などからも血液をお送りしている現状などを知ることになりました。
成人式の時期に合わせて「はたちの献血」と名を打って開催された今回のイベントですが、当日も改めて御堂筋献血ルームにて「人間を救うのは、人間だ」ということを学ぶ小さな勉強会に参加致しました。勉強会ではこちらの辻センター長やスタッフの方によりご教授を頂きました。勉強会の後に、学生が4つのグループに分かれて1時間程、路上で献血の呼びかけを致しました。最後に多くの学生が自ら献血を致しました。