京都の伝統文化どう発信 観光テーマにフォーラム

出所: [京都より転載 http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110113000188/1 ]


まいどおおきに,☆〝にしゃんた〟♪です (ぶろぐ) 
※ 生活文化を生かした京都観光について議論するパネリスト

(京都市中京区・立命館大)


嵐電開業100周年を記念したフォーラム「どうする日本・京都の観光振興」が13日、京都市中京区の立命館大朱雀キャンパスで開かれた。識者や行政関係者、文化人が景観や食文化など京都の伝統文化を生かし、どう発信していくかについて語り合った。


フォーラムは、政府が日本を観光立国に育てようとする中、寺社巡りだけではない京都観光の魅力を考えるため、京福電気鉄道などが催した。


東京工業大の中村良夫名誉教授(景観工学)は講演で「観光を産業政策とみるのではなく、服飾や食文化など京都人の生活スタイルや美学を含む文化政策とすべきだ」と述べた。


続くシンポジウムには服飾研究家の市田ひろみさんやスリランカ出身のタレントにしゃんたさんら7人が登壇した。京都の暮らしを味わえる中期滞在型観光などに応じた体制作りや、京都を起点・終点にした滋賀や大阪への観光ルート構築の必要性について議論した。