にしゃんた ☆ ぶろぐ 




今日の朝日新聞の文化面に先日の講演に関する記事が掲載されておりました。


ありがとうございますm(__)m。


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是非よかったら読んでください。


よろしくお願いいたしますm(__)m






にしゃんた ☆ ぶろぐ 





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テキストは下記のような内容です(asahi.com
より転載させて頂きました。)


言葉の壁、軽妙に語る スリランカ出身・にしゃんたさん                                           


 文化庁の日本語教育大会がこのほど東京都内であり、羽衣(はごろも)国際大准教授のJ・A・T・D・にしゃんたさん(41)が「違いを楽しみ力にかえる ことばの壁を越えて」と題して講演した。スリランカ出身で現在は日本国籍。国籍条項などの「制度の壁」、偏見などの「心の壁」とともに乗り越えてきた「言葉の壁」について、なめらかな関西弁で落語風に語った。




 在日生活約23年。昨年、社会人落語日本一決定戦で準優勝した話術の持ち主だが、言葉の失敗談は数多い。




 留学生会館の館長宅に電話したとき、「館長いますか」と言えずに「浣腸(かんちょう)しますか」。酒場で意気投合した男性に「抱(だ)いたるから大丈夫」と言われ、「そんな下心が?」と心配したら、金は出してやるからという意味だった。




 痛烈な日本人批判もある。「日本語という素晴らしい言葉を共有しているのに読めない人が増えました。携帯電話はオフと書いてある電車で、平気で操作してますから」




 言葉にこだわる背景には母国の過酷な歴史がある。




 「スリランカでは昨年まで25年間も内戦が続き、学校の同級生は半分死にました。きっかけは言葉なんです。多数派の言語を公用語にしたので少数派が反発しました。言葉は非情でもあります」




 にしゃんたさんの民族は獅子と人の間に生まれたという伝説がある。日本人の妻との間に生まれた長男は○君。




 「ハーフではなくダブルと呼びたい。日本人の血が半分だけという発想は捨てて、違いをどれだけ豊かに束ねられるかが大切なんです」(白石明彦)






参照:asahi.com