にしゃんた ☆ ぶろぐ -2010051922170000.jpg



私は日本に来た当初、日本語解らずずいぶん苦労をしました。言葉で記憶が刻まれるのか、2年間程の空白がある。日本語学校の先生やたくさんの優しい日本人に日本語を教えていただきました。そんな私もおかげさまで今では、国籍的にも日本人になりました。
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最近、大学の出勤で週数回京都と大阪を往復します。阪急電鉄を使う事が多いが、その時、比較的空いている先頭車両の「携帯電話電源オフ車両」を利用します。

そんななか、今日帰宅中に一つ驚く発見をしました。日本人が日本語が読めなくなっている!というのもこの車両で携帯電話を手にメール打ったり、電話したり、携帯電話でテレビ見たりと少なくても1/3がそうである。


先週末福井で、やおき亭貞九郎さんの友人で外見的には元気そうだが、内部障害・内臓疾患の方にお会いしたばかりです。
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日本語を覚えて、日本人に近づいた私だが、当の日本人の方々は日本語が読めなくなっている。

今日の車両は、ほとんど男性だったが、これは推測の域ではあるが、皆さんは年齢的にも雰囲気的にも子育ての真っ最中の親であり、会社では中間管理職の立場だろうか。教育者としての立場の皆さんである以上、このままでは、日本語の読めない日本人が再生産されることが避けられない。


…1つだけはっきり言えるのは、今の日本はこのままでは危ない。


農業は土作りからという。


私は、人権などの講演もさせて頂きますが、電車の車両の中は、日本の縮図であるならば、日本社会は、人権感覚を身に着ける段階に至っておらず、だいぶ手間にいるのかもしれない。土台作りから取り組まないといけないのだろうか。

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せめてのこと、日本の諸先輩方々には、皆さんがお持ちの悪しき感覚を次世代に伝染させない責任を担っていただきたい。