先日、EDCBがLinux対応していたことを発見。
commitしてから、まだ日が浅いようだ。
ただ、このタイミングでは手を出してもろくなことがないはず。

そんな簡単に動くわけがなく、トラブルが山積みに違いない。
ついでにいえば、それを解決するための情報がない。

これって、手を出せば間違いなくドツボに嵌るパターンである。
時間と労力を無駄に消費したあげくに得るものはゼロ。
後悔は決して先に立たない。

しかし、少しくらいなら良いか?
いや、ダメなら直ぐに止めればダメージは少ない。
まぁ、チョットだけ試してみよう。

われながら優柔不断にも程がある;

ともかく、xtne6f版の最新を落して、ラズパイ + plex社製のusb接続TVチューナーで試すことに。
インストールといっても「make install」とタイプするだけの簡単なお仕事。
訳の分からんエラーでmakeが止まったらヤメにする。
そう、思っていたのだが足りないライブラリのリンク設定を追加するだけで問題無く終了。

またまた、冗談でしょう?
予想では、えげつない数のエラーが出て心が折れるはずだったのに。

もう、ここまでくれば好奇心の引力に抗うことは出来ない。

ついでにBonDriverを追加することに。
最初、READMEに記されていたu-n-k-n-o-w-n版BonDriverを使ってみたがチャンネルスキャンでエラーが発生。
そもそも、PT3ドライバー以外では動作確認されていないようだ。
やはりデバイスに合せたものが必要なのか。
あらためて、Unofficialのpx4ドライバー作者さんが用意されてるものを使うことに。
今度は無事チャンネルスキャンが終了した。
webuiでは当該作業を終えることでBonDriverが認識された。


次はEPG情報の取得である。
開始ボタンをクリックだけ。
しかし、いくら待っても開始されない。
プロセスをみるとEpgDataCap_Bon起動後、数秒で終了しているようだ。

よくよく確認すると、EPGデータが保存されるはずのディレクトリが無い。
試しに手動で追加すると問題なくEPG取得できた。

もう、ここまでくれば使えるも同然。
予約、録画も動作も完璧である。

ただ、EpgTimerSrvを再起動すると予約、録画情報が消えていた。
察するにEPGデータの件と同様の問題だろう。
当該データが保存されるディレクトリの権限を緩くすることで正常に動作した。

さぁ、どうですか?
EPGStation + Mirakurunの環境を整える事を考えれば、赤子の手をひねるより簡単でしょう。
webuiを使って設定した後は使うだけ。

単純なのはインストールだけではない。
稼動状況などの情報はひとつのディレクトリに格納されている。
また、情報の殆んどがテキスト形式で確認や変更も容易である。
扱いはWindwos版と変らず、EDCBユーザーなら何の心配もいらない。

これからはLinuxでもEDCB!

もう、どこにも欠点は見あたらないのか?

いや、有った。
b25のデコードがまだ解決していない。

EDCB対応であるB25DecoderのLinux版が無いのだ。
適当なソースでbuildを試みるのだが、上手くかない。
再生プレイヤー側で対応すれば良いのだが、元となるEDCB側で処理したいものだ。

後、一歩手が届かず...。