EPGStationが久しぶりに更新された。
ver2.8.0がリリースされたのである。

作者さんのXでは、プルリクエスト取り込みとの事。
commit履歴をみると不具合解消もあり、使わないという選択はない。

さっそく更新することに。
ただ、その前に気になっていた点を少しおさらいしておきたい。
まず、webapiから情報を取得する際に発生する「server error 500」。
自宅ではラズパイkodiを24時間稼動させているためログで発生を確認できる。
一週間程稼動させていれば、数回発生しているようだ。
もしかして、アクセスが集中した際に無視される通信があるのだろうか?
所詮、自宅のローカルネットワーク内、寂れた通信が行き交うだけなのに。
まぁ、動作に支障はまったく無いのだが...。

次にルールからの予約をキャンセルして復帰させた場合の挙動について。
当然、この操作によりEPGStation上で録画予約は有効であることが確認できる。
同様に、開始時間になると録画状態であることも確認できる。
しかし、結果は録画に失敗しているのである。

さて、これら問題が解消されているのか。

ちなにみ、アップデートするEPGStationはラズパイ4で稼動させている。
また、チューナーサーバーには、mirakurunの代りにMirakcを使用。
そのため、EPGStationは直にインストールしている。

Mirakc(Docker版) + EPGStation

あえてmirakurunを避けているのは、一部番組で詳細情報が全表示されないためである。
よく利用するチャンネルでこの現象が多発するために讓れない選択となっている。

さて、アップデート作業自体はREADMEの通り。
Docker版と変りなく簡単な作業である。

さっそく、pullで取り込んだものをビルドしてみるが、出力されるセキュリティの警告が強弱含め5個。
前バージョンのそれ比べ格段に減っている。
よい兆候だ。
このまま更新作業は楽勝に終った。

あとは実行するだけ。
もう余裕である。
鼻歌まじりに実行コマンドを入力、Enterをポチッ。

ブラウザからEPGstationを確認するが、情報を読み込めない...んっ?

少し焦ってログを確認するとデータベース接続に失敗しているようだ。
半日かけて調べたが、結局その作業は徒労に終った。

手は尽した。

こうなれば、禁断の手!
原因究明を放棄して、データベースを変更することにした。
sqliteを使用していたのだが、MySQLに変更する。

さて何如に。

ログを確認しながら起動させてみると、問題なくデータベースに接続している。
怖々ブラウザからEPGStationにアクセスすると、情報が確認できた!

さて、sqlite使えなくなったのか?
なにせ更新して間も無いバージョンである。
ネットにも情報はみあたらない。
はてさて、おま環なのか不具合なのか...。

兎にも角にも動いたのだ。
もう、すべきことはない。
が、念のため情報を見にいくとver2.9.0に更新されていた;

タイミング悪すぎだろ!
もう、知らん。

そうはいえ、更新内容を確認してみると。
「Mirakcの/eventsによる番組情報更新の...」

エッ;
実は少し前に、kodiのpvrアドオンを改造したばかりなのだ。
Mirakcの番組更新イベントのタイミングでEPG情報を取得するように...
もう、そっ閉じするしかないな。

いずれにしても、EPGStation使用時のチューナーサーバーはMirakc一択になりそうだ。

こうなれば、あと足りないものはなにか...
Mirakcを含めたEPGStationのDocker版よ、Come on!