ながらくお世話になったmirakurunとお別れした。

とうとう、mirakc移行に踏み切ったのだ。
これまで、幾度も試そうとしたのだが、初Dockerの扱いやmirakc設定の手間を考えると重い腰が上らなかった。

ただ、そんな考えも「できるmirakc」を読んでガラリと変った。
とくにかく簡単なのだ。

触れたことのないDockerを用いても、アッという間にインストールは完了。
使い初めこそDockerの理解にドタバタしたのだが、それ以外ではまったく問題がない。

当初は直ぐ元環境に戻す予定だったのだが、そうする理由が無くなった。
mirakurunでは、一部の番組で内容詳細が表示されない。
おま環かと思っていたのだが、mirakcでは正しく表示されることを発見。
よく調べると、mirakc作者が番組スケジュールの抽出に問題あり
「EITのバージョンとsub-table」参照)と指摘している。
映画番組でこれが参照できずに困っていたのだが、無事に解決した。

また、mirakcの方が通信レスポンスも若干速いように思う。
まぁ、問題なければ、わざわざ後戻りする必要はないだろう。

ただ、Dockerの使用によりEPGStationと併せた容量が8Gbyteを少しばかり越えてしまった。
サーバーはラズパイで8Gbyteのsdカードを用いていたのだが、変更する必要が生じてしまった。
8Gbyteに収まると、sdカードのリストアを考慮したバックアップに都合が良いのだが仕方ない。

ところで、mirakcには録画機能がある。
録画の開始や停止は、簡単に制御できる。
しかし、予約となると番組毎でしか出来ないようだ。
ただ、代りに各イベントのトリガーを取れるよう設計されている。
そこに上手くスクリプトを嵌め込めば何とかなるかもしれない。
少なくとも、ルール設定に関しては、その手法が「できるmirakc」に記されている。
ただ、残念なことにEPGStationに依存しているのはそれだけではない。

手動録画の時間指定、録画のエンコードやそのファイル管理、録画のドロップ情報etc

mirakc単独での運用を妄想したのだが、どう足掻いても無理そうだ。

そのうちに誰かが...なんて淡い期待を抱くのだが。
TVerやradikoを利用するのが当たり前の時代に、そんな奇特な奴はおらんよな。

困った。
自宅はガチのオフライン環境なんだよなぁ...