複数人でソフト開発のプログラムをした事がある方なら理解頂けると思う。
共同作業するプログラマーに、

「これ、あなたのバグですよね」

こんな事をストレートに伝えようものなら、
その場が険悪になること間違いない。

基本、小心者でなめられ顔の自分ならば、
「すいません」と、意味不明の謝罪を入れつつ、
「ここ、問題無いですよね」と、
否定せず、疑問であることを匂わせながら当該箇所を指摘するはず。
万一の誤認を考慮して、防御線を張り巡らせるのである。

と、本題を語る前に少しばかり保険を掛けておく。

EPGStationを長く使わせてもらっているのだが、
以前より、認識していた不具合が二つある。

まず、
ルールで予約されたタイマーが録画されない事がある。

再現手順としては、
ルール予約のタイマーを、
一旦disable(skip)にしてからenable(skip解除)に戻す。
これにより、GUI上では録画時間に従ってタイマーが開始終了するのだが、
実際には録画されない。

二つ目は、
番組を識別する番号が重複すること。

日々追加される番組の識別番号を割り当てる際、
録画済みとして残る識別番号も対象となる様である。

kodiのpvrアドオンを使用していると、重複している番組を容易に発見できる。
録画した憶えがない番組情報に、再生可能のマークが表示されるのである。
同じイベント番号のために誤表示されるようだ。
ただ、これといった実害は無さそうだ。

最初のルール予約の不具合に関しては、
その挙動さえ理解していれば回避できる。

また、識別番号の重複も稀な事象であり、
気にするまでもない。

そんな理由で、これら不具合をスルーしていたのだが...

先日、久しぶりにEPGStationが更新されていたので、
アップデートしてみた。
もしや、上記不具合も解決しているかと淡い期待をしたのだが、
流石にそれは無かった。

まぁ、ここまではある意味想像通り。
しかしながら、インストール中の脆弱性を示すメッセージには、
Criticalとの文字が、前回よりも増えたような気がする。

依存モジュールは日々更新されるのに、
mirakurun、EPGStationにおけるメンテナスの頻度は減るばかり。
大丈夫なのだろうか。

今はTVサーバーとして、ラズパイ4にmirakurun + EPGStationqを入れている。
EPGStaionに関しては、TVサーバーとして替えが効かないのだが、
しかし、mirakurunに関してはその限りでない。
同じマシン内に共存させるならnodeベースのメリットもなく、
mirakurunよりもmirakcが適当ではないのか?

そんな事でmirakcの事を少しばかり調べてみた。
良い事尽くしである。

・開発はRustを使用
・mirakurun互換のインターフェース
・ラズパイ等のsbcに優しい
・更新が頻繁

申し分ない。
ただ、インストールはDockerありきらしい。

Dockerか...
初心者どころかバージンなんだよなぁ〜