先日、kodi Omegaのbeta1がリリースされた。
このバージョンからFFmpeg6.0が採用されている。
これにより動画再生時トラブルの多くが解消された。
メジャーバージョン更新時、
ラズパイだと多くの不具合が付きものだったのだが、
今回はその限りではない。
Matrixリリース時のようなサプライズは無いが、
より安定しているのが良い。
また、beta版においてだがNexusのアドオンが使えている。
普段使いのラズパイkodiとしても、安心して移行出来そうだ。
ただ、バージョンを追う毎にcpuの負荷が多くなっているように思う。
しかし、Matrix以降に追加された省電力設定を旨く使えば、
それ程気にならないはず。
まぁ、ラズパイでなければスルーされる程度の問題なのだが。
自身、kodiで日常使う機能はTVとゲームにsdrラジオ。
TV環境はもとよりゲームにおいても、
先日、mame2003を使用することで諸々あった問題は解消された。
唯一、気掛りなのはsdrラジオ。
たかがラジオのくせに、べらぼうにcpuパワーを消費しやがる。
どげんかせんといかん!
使用するのはpvr.rtlradioで、kodiのリポジトリからも取得出来るはず。
このアドオン、実質は90%程度で動作するのだが、
kodiの表示画面によっては100%越えとなる。
どんな状況でも、100パーセント越えは回避したい。
そんな訳でラズパイ3でも余裕をもって使えるように、
sdrラジオの軽量化を試みることにした。
このアドオンの特徴としては、
細かな設定が可能なところである。
現状、出来る限り軽量設定にしているのだが、
頑張っても上記程度の負荷は掛ってしまう。
また、出力はステレオのみとなっている。
ただ、使用するスピーカーは、得体の知れないワゴンセールのUSBスピーカー。
しかるに、音質のこだわりは無用の長物である。
そんな事で、今回はモノラルにすることで軽量化を図る。
このアドオンはFM、HDとウェザーラジオに対応している。
FMはステレオなのだが、ウェザーラジオはモノラルとなっている。
中身は理解せずとも、両者を比較することで容易に変更できそうだ。
実際に比較してみると、定義の違いだけ。
チャンネル数の変更を忘れていたので多少時間は掛ったが、
手間なく変更出来た。
pvr.rtlradio(モノラル版)
結果、30パーセント程度の軽量化に成功した。
SDRラジオのデバイスは安価なものである。
ぜひ、オフラインでのラジオを楽しんでほしい。
しかしながら、kodiでもradikoのアドオンがある今、
わざわざコストを掛けてまで使わないかぁ〜
ちなみに自宅はインターネット非接続の原始環境故に、
SDRラジオ一択である。