kodi nexus以降はラズパイosの64bitを使用している。
32bitと比べるとパフォーマンスは良いらしい。
なので多少の事には目を瞑ってでも使うべきなのだろう。
ただ、悲しいかなaarch64ではmame2010が使用できない。
自身はレトロゲーム派なのでmame一択である。
mame2000とmame2010を使い分けてきたのだが、
今はmame2000しか使えない。

動作はするのだが、ジョイスティックの入力反応が変なのである。
あるゲームではレバー入力の度に効果音が、
はたまたプレイヤー前進移動で後ろ向きに、
もう訳判らん。

あとで調べると、mame2010のラズパイ64bitは非サポートとある。
なる程、いくらネットでバイナリーを探しても無いはずだ...

そんな訳で、近頃はmame2000一択となっている。

しかし、先日ある事が。
お気に入りのゲームをプレイ後に気がついた。
ハイスコアがリセットされているのである。

バグかっ?!
そういえば今日、kodiを再起動させたよな。
基本、kodiラズパイは電源を入れたまま放置状態なのだが、
数日ぶりに再起動させたのである。

あれこれと調べた結果。
そもそも、mame2000自体にハイスコアをsaveする機能が無かったと判明。
ガビ〜ン。
いまの今迄気付かんかった。

あれだけ時間を費して積み上げたものがリセットされるなんて。

たかがハイスコア、されどハイスコア...

この機に別の選択肢を探すか。
そういうことで選んだのが、

mame2003

Windowsで使っていたとき、
mameの亜種といえば何故かmame2003だったような。
自分の中ではmameの王様である。

ともかく、これでダメならハイスコアのsaveは諦めよう。

余談だが、ハイスコア繋りでファミコンソフト「ゾンビハンター」を思い出した。
ゲーム起動時に「ゾンビハンター〜」と棒読み音声が入るのだが、
全データ容量の半分が、このPCMに使われている。
せめて、力を入れているのなら声優を使えよ。
頭おかしいだろ。
まぁ、そんな事はどうでもよい。

冒頭で記したように、mameのラズパイaarch64のバイナリーは無い。
なのでビルドは必須である。
しかしながら、上記通りmame2010はラズパイ非サポートである。
mame2003は大丈夫なのか?

そう思っていたのだが、取り越し苦労だった。

Makefileの中をのぞくと、ラズパイ3 64bit向けビルド設定が用意されている。
こうなれば、ライブラリの作成は楽勝である。
インストールは、game.libretro.mame2003から毎度の手順で問題ない。


さて、その動作は...

mame2000、mame2010両方のROMSETに対応している。
また、必要としていたハイスコアも問題なく自動保存されている。
更に言えばゲーム中の状態も自動で保存され、
ゲーム終了時からの再開も可能となっている。


へぇ〜、そんな機能が有ったのか、
初めて知ったわ。

もうこれで決定だな。。。

いやいや、そうは問屋が卸さない;
このmame2003、処理が異常に重い。
念のため32bitでも試してみたが、同様である。

mame2000やmame2010と比べ、CPUの使用率が150%程となっている。
そのため、ゲームを始めても、瞬く間にフリーズする。
あれこれ設定を変えてみたが改善しそうにもない...orz


ラズパイ3では諦めろってか?
まぁ、ラズパイ5が出る時代だものな。

kodiクライアントもラズパイ4以上が必須なのか、
どうなんだい!