kodi v20 の alpha 2 が出た。
そう言っても、ラズパイ3を使っている限りあまり興味が湧かないのだが...。
そもそも、Matrixを使うかどうかで悩んでいる位である。
もっと言えば、その為にラズパイ4を使う事すら躊躇しているのに、
v20なんてもっての他である。

ただ、どの様なものかは気になる。
既にv20対応済みのpvrアドオンは用意している。

ならば四の五の言わず、試してみよう。
そういう事で、v20でpvrを使えるように環境を整える。

プラットフォームは手軽に準備できそうなwindowsでインストーラ版を用いる。
まず起動早々、目に入るのはスプラッシュウィンドウ。


 

元ネタはあるのだろうか?
まぁ、個人的には前回、前々回程にインパクトは感じられない。
あくまでも個人の趣味であるが...。

次にpvrアドオンだが。
これに関しても、問題なくインストール完了。
ここまでは上々である。

さて本題はここから。

v19へのバージョン移行に関しては、大きなアップデートが有っため何かと賑やかだった。
それに比べ、v20のおとなしいこと。
そう言っても変化が無いわけではない。

pvrのメイン画面を見ると最上行に表示されていた「次の録画」が無くなっている。
その代りに、直近日付けのタイマーが視聴チャンネルの下に並ぶ。
慣れてない事もあるのか、ピンとこない。
正直、情報が増えるよりは、これまで通り直近予約の表示だけで十分だと思うのだが。
ちなみに、画面のレイアウトに関しては、使用するスキンに依存するのであしからず。

次にプロバイダーサポートの追加。
これに関しては、pvrアドオンのv20対応で、唯一実装が必要なものだった。
ただし、普段使いのEPGStationをバックエンドとするのにメリットが不明なので実装していない。
詳しくは、pvr.iptvsimpleにデフォルトのプロバイダ定義ファイルが用意されている。
中身はプロバイダー毎の簡単な情報が定義されているだけなのだが。
役割としては、m3uファイルに定義されたチャンネルに対してプロバイダ情報を付与するためのものだと想像する。

pvrの動作を一通り確認していて気付いたのだが、読込み専用の録画サポート設定が追加されている。
新たに用意されている設定をtrueにしないと、コンテキストメニューに録画削除の項目が表示されない。
これにより、録画削除の可否を任意に設定できるようだ。

そんな事で、改めて録画削除サポートを有効にしたうえ、適当なものを削除して確認してみる。
しかし、今度は何れの録画を削除しようが、当該録画のサムネイルが表示されない。
v19で用意したpvrアドオンでは録画削除の際、無駄にサムネイル表示させたのだが...。

それに関するヒントがないか、v20の紹介記事で確認する。
すると、pvrで使用された画像のキャッシュデータは不要になった時点で自動削除されるらしい。
なる程、納得した。
表示するタイミングで既に削除されているのだろう。

また、その他の幾つかの追加された機能としては、

番組検索の設定を保存。


 

チャンネルロゴのリフレッシュ機能。



上記通り、v19のような派手な変化はない。
目立たないが、内部的にも様々な点が改良されているに違いない。

ただ、個人的には飛び付いてまで使うようなメリットは無いと感じている。

また、pvr.iptvsimpleのv20対応版はプロバイダ設定が実装サポートされている。
どんなものか、今一つピンと来ていなので触ってみたいとは思う。

例えば、地デジ、bs、csののプロバイダー定義を用意する。
それぞれに適当なロゴを用意して...って。

チョット待て。
それって何の意味が...?