テスト用として使っているラズパイ3のkodi v19。
最新にしたら、使える代物になっていた。

現状、唯一「ラズパイ3 + v19」でhwデコードが使えるのfork。(知りうる限り;)

https://github.com/graysky2/xbmc

commitが有るたび最新にしていたのだが、普通に使うには問題が...。
まずは、インターレース解除出来ない。
さらに、TVライブ視聴時にOSD表示で画面が度々ブラックアウト。

まだまだ普通に使えるものではなかったのだが。
v19用のpvrアドオンをテストするには十分。

そんな事から適当なタイミングで更新しながら使用していたのだが...とうとうやりよった。
最新のcommitでインターレース解除を含む諸々の問題は無くなった。


普通に使える!

今回、レンダリング方式は「直接描画」と「EGL」を選択出来る。
しかし、EGLを選択した場合は音しか出なかった。

以前のcommit分ではEGLも使えたはずなのだが...。


気になったのはそれ位か。

また、今回からbuild用のshellスクリプトが用意されている。
以前はビルドする際、cmakeで必要なスイッチをONやらOFFやら設定が必要だった。
しかし、それらは不要になり、buildスクリプトを実行するだけ。
そう、何も考えなくて良い。
更に言えば、スクリプト終了時にdebパッケージが作成される。
ここまで手厚いとは、素晴らしい。

もし、「ラズパイ3 + v18」をメインで使用している方は、これを読んで興味が湧いたに違いない。
大事な事は二回言う...ソースを落した後は、一度shellスクリプトを実行するだけ。
作成されたdebパッケージからインストールすれば終り。

念のため他forkを覗いたが、buildスクリプトを用意しているものはなかった。

そう言えば以前、LibreElecのニュースにラズパイ3対応は年内を目処にと記されていた。
まぁ、ダメだろうと思っていたのだが...。
しかし、これらforkのコードが取り込まれることがあれば、案外早いのかもしれない。