一月程前にLibreElecの10.0.0がリリースされた。
いよいよラズパイ3、動くのか!?
期待したものの、ラズパイ4が正式対応したに留まった。
けっ、ラズパイ4かよ!...と、口汚なく罵しってはいけない。
コードを書き直すのは大変な作業に違いない。
基になるコードが有るのと無いのとでは雲泥の差がある。
なので、ここは拍手で迎えたい。
ただ、リリースのコメントを読む限り、急いでリリースした事が読みとれる。
「リリースはしたものの新たなコードなので、何かあってもご容赦下さいね;」っと、予防線を張っているところが怪しい。
きっと、時間的な遅れに焦ってたに違いない。

と言うことで、普通ならラズパイ4で試してみるか!
そうなるのだが、ラズパイ4が無い;

いや、正確に言えばTVチューナーサーバーとして運用している一台のみ。
自宅にインターネットを引けない程に貧乏しているので、ラズパイ4を買う余裕など当然無い。
最後の手段として、サーバーを数日止めてLibreElecを入れるか?
いやいや、手間を考えると重い腰が上らない。

ところでラズパイ3はどうなっているんだ。

上記リリースのコメントを読む限りでは、まだまだ先になりそうか。
「とりあえずラズパイ4の対応に注力してましたので...」と記されている。
残り作業はまだ手付かずな様に受けとれるが、まさかそんなことはないだろう。
いずれにしても、近々に対応できるような物言いではない。

ならばと、余っているラズパイ3で再度graysky2に挑む。
誤解のないように言っておくが、上記リリースとは全く関係ない。
ただの気紛れである。

そういう事で、xbmcのforkであるgraysky2の進捗具合はどんなものか覗いてみた。
このfork、先日にブログで紹介したもの。

    https://github.com/graysky2/xbmc

自分が知っている限り、ラズパイ3 + Matrix で唯一HWデコーダが使えるもの。

かと言って、Leiaに代る程使えるものでもない。
問題点としては、インターレース解除が出来ない。
OSDが出るタイミングでブラックアウトする時がある。
又、アナログオーディオの音量出力が異常に小さい。
まぁ、普通に使えないのは確かである。

数日前に依存するffmpegのpatchがcommitされていた。
多少の事で進展するとは思えんが、ビルドしてみた。

ffmpegのpatchは数週間前にもcommitされている。
その時にミスったであろうpatchファイルの問題がまだ修正されていないようだ。
rtsp.cファイルに対するpatchの一部が間違っているためエラーでビルドが停止する。
単純なミスで、書き換えるための一文に含まれる命令が別のものになっている。
手を加えたものからパッチを作ったのかもしれん。

とにもかくにも、修正した上でビルドする。

さぁ、出来栄えはどんなものか...。

まぁ、想像通りであった。

上記の問題は全てそのままである。

立ち上がって背を伸ばす。

そして、そっとパソコンを閉じた...。