前回ブログより続き(「ラズパイ3にkodi v19をインストール その2」)。

とりあえず動いた;

ERROR:Unable to create GUI.

原因が特定出来ない。
このエラーが出た時点で9割ダメやろ...。
そう諦めたために、原因の切り分けをせず適当に弄っているうちに動いた。
もう何をどうしたのやら憶えていない。
ただ、config.txtに設定した描画用定義の順番を入れ替えたりはしたと思う。
後はroot権限で実行したりとか...それ位だと思う。
一体、何をしたんだろう...。
ここから元に戻して原因を特定するには面倒過ぎる。
まぁ、結果良ければ全て良し。
原因を特定出来てないが、前へ進むことにする。

まず起動したならば、真っ先に確認したいのはhwデコードの効きである。
ここを乗り越えれば微かながら光がみえる。

tvライブ視聴(使用したpvr.addon)、そしてmp4動画を再生してみた。
いずれも効いている。
しかし、それぞれLeiaのCPU使用率に比べると10%程度重くなっている。
ただアイドル状態においてもCPUの負荷は少し増えている。
なので、CPU使用率だけでLeiaと比較するのは少し乱暴かもしれない。

これ以外にも、いろいろと引っ掛かる事がある。
すぐに気がついたのは音声出力。
自身の環境ではアナログスピーカーを接続しているのだが、音の出力が低く聞き難い。
ネットを見ると既知の問題らしいが、何れの情報も解決には至らなかった。

又、tvライブ視聴において、動きのある場面の表示に若干の違和感を感じた。
確認のためインタレース解除の設定項目みたが「オフ」のままグレー表示で変更できない。
調べた限りでは、v19で使用されているデコーダには、まだ実装されていないようである。
流石にこれはどうしようもない。

そしてv19といえばpvrアドオンのtimeshift機能。
とりあえず、sdカード内にバッファを設けて試してみた。
まずは普通に視聴してみる。
開始から数秒後に一瞬固まるが直ぐに戻るので、個人的にはそれ程は気にならない。
同様の症状が、ポーズ解除、また遅れ分をキャッチアップした時に発生する。
いずれも画面は若干乱れるがキチンと機能している。

timeshiftは、このままでも概ね使えそう。
ただwindows版では何の症状も無くスムーズだったので、ラズパイ3でもリリース版では改善を願う。

残るは、kodi起動直後にTVライブ視聴等の場面でOSD表示すると、たまにブラックアウトする事。

現状、評価版ですらない時点で、多少の問題はご愛嬌だろう。
いや、それどころかmmalを切った上で、ここまでラズパイ3対応しているのだから期待できる。

当然だが、このまま直ぐにLeiaからMatrixとはならない。
しかしながら、正式リリースする時点ではLeiaから置き換えるべきものが出来るに違いない。

最近では開発が日々更新されているようである。
まめにcheckoutしていると良い事があるかも。