前回はラズパイのCPUファンとしてPimoroniのfanshimを設定した話。
fanshimはファン、LED、ボタンSWを載っけたモジュール。
用意されたソフトはCPUファンとしてON-OFFをCPU温度で管理するものが用意されている。

ラズパイの上に設置するものでケースを選ばないを気に入り使用することに。
また、モジュールの準備からサービスの設定まで手間なくできるのも良い。

で、作業が快調に進んだ前回の続き...。
準備終了、運用を開始しようとした段階で問題が発生。

準備設定後に起動させるとブート中に画面がちらついて進まなくなった。
ん...fanshim用に設定されたサービスが悪さするのか?

現象がおきた環境は、Raspbian Stretch liteの入ったラズパイ3B。
そして、Pimoroniから落してきたfanshim-pythonでサービスを起動させているもの。
ネットで調べると直ぐに答を発見。
「plymouthをpurgeしろ。desktop guiを使用しないなら必要ない!」との事。

これで、あっさりと解決。
もう大丈夫だろう。

実のところ、この環境はテスト用で、ある程度汚しても良いように用意してあるもの。
問題なく動作することが確認できたのでいざ本番。

普段は、kodiクライアントとしてRaspbian Buster liteを入れたラズパイ3B+を使用。
で、その環境へfanshimを設定すれば作業は終るはず...だった。
が、そんなに甘くなかった...まだ続くのか!?

モジュール上のファン、LEDが想定通りに動いていない。
ん...。
しかしながら、テスト済みのことなので直ぐに答は見つかるはずと、たかをくくっていた...。
が、何をしようがウンともスンとも言わん。

先の環境との違いは、

・ラズパイ3B - ラズパイ3B+
・Stretch - Buster

何が雲行きが怪しくなってきた。

慌ててネットをあれこれ調べるが、これというものが見つからん。
さらに追い討ちをかけるかのように、スマホの通信量が上限を越えて通信制限がかかってしまった。
マズい!
というのも、うちはインターネット回線をひいていない...漢は黙ってテザリング。

通信速度の低下にもめげずにググりまくる。
もうダメかっ...と思ったときにハッと閃く。

検索上位にきているのだがスルーしていた内容。
それは「ラズパイのピンを少し曲げろ」...まさか。

で、ピン幅よりも若干広いものを楔のように差しこみ若干広げてみる。
ほんの少しだけ。

モジュールを差し込んで電源ON。
エッ...動いた!
おいおい、それはないだろ。
ラズパイ3Bでは問題無かったのに?
ラズパイのロットや種類によりピン幅が異なるのか、はたまた固体差があったのか。

ともかく問題は解決した。

さて、使い勝手はどんなものか。
ようやく運用開始。

ちなみに、通信制限されているのでブログをアップするにも時間が...orz