少し前のはなし。
まだ夏の盛り、kodi on ラズパイ3でTVを見ていると再生がカクつくときがあった。
カクつくと言っても、フルHDのみで違和感程度のもの、
だが気付いてしまうととても気持悪い。
ノイズ等ではなく、レンダリングが旨くできていないような感じ。
一度、録画してみて再生しても同じ。
ん?...と少しばかり思いを巡らす。
そういえば以前にもこんな事があったような...いや、確かにあった。
そのときもkodiの設定をあれこれ弄ったが、よく解らんままスルー。
今回も放置していると、いつのまにか症状が消えている。

で、話は変るが、
kodiを入れているクライアント側のラズパイ3はマイコンの上にヒートシンクを上に乗っけているだけ。
温度は上るが問題ないだろうとたかをくくっていた。
TVサーバーで使用しているラズパイ4と温度を比べた際、5度以上温度が高い。
当然といえば当然...サーバー側はラズパイ4なので冷却ファンを設置...これが効いている。

日本橋に出た際、それを思いだし小さな冷却ファンを買ってきた。
スウィッチサイエンスのもの「pi fan」と記されている。
値段は160円なので、万が一問題があっても懐は痛まない。
で、早速ケースの改造を...いや、そんなたいそうなものではない。
プラスティック板に穴を空けてその上から冷却ファンを固定。
ラズパイケースの上から、それで蓋をする...ファン付きケースのできあがり。
ちなみに、冷却ファンの音は耳を近づけないと聞こえない程度。
ただし、ファンによって当たり外れはあるのだと思う。

で、冒頭のはなしに戻す。
真夏に40度を越す部屋でライブ視聴や動画再生...ラズパイを冷却ファンなし。
モニターに温度計マークが常に表示されていようがお構いなし。
いま考えると、この使い方でこの環境じゃラズパイのパフォーマンス明らかに低下しとるやろ。
ハードの事はよく解らんがGPUにも影響するに違いない。
今考えるとカクカク再生は、これが問題ではなかったかと考える。
確かに無茶な使いかたをしとる。
現状、CPUの冷却とトレードオフするものは消費電力のみ。
数百円けちって何の得があるものか!
来年の夏、再度検証。