以前から気になっていたがスルーしていたこと。
リモコンの押下げ時のリピート挙動。

以前にwindows7でTVTestを使っていたとき、px-s3u2をリモコン受光機として代用。
キー押し下げからリピート開始までのタイミングは気にならず、受け入れていた...。
が、windows10のある時期からタイミングが少し速くなった...と思う。
いつも使っているからこそ分る微妙な感覚のズレがある。
もはや人が使いこなせない領域に足を突っ込んでいる。
しかし、これに触れている記事や某かの投稿を目にしたことがない。
やっぱり気のせいかと思って、ずっと目をつむってきた。

で、今はライズパイにBitTradeOneの赤外線受光機を使用。
しかし、これが輪をかけて速い。
...そろそろ直さんといかんやろ。

いやいや、正直これまでも調べてきたが解決策が見あたらないまま半ば諦めていた。
そもそもOSに依存しているもので直しようがない。
でも、ラズパイなら何とかなるはず...あるにはあったが旨くいかん。
kodiなら何とかなるはず...投稿は見つけたが無いと明言されていた。

で、運が良いことに今ではBitTradeOne赤外線(改)を利用。
ちなみに、この赤外線(改)に関しては以前にブログで少しばかり触れています。
このファームウェアに押下げ時のリピートタイミングを都合良く修正するれば良いだけでは?
で、修正したみた。

タイミングとしては初回押し下げ時に400msウェイト。
後は120ms毎にリピート。

ほどよい塩梅になった。
しかし、何でこれだけのことを数年も放置したのか、我ながら呆れてしまう。

少々、前振りが長くなってしまった。
で、ここからが本題。

これを機にkodiのキーマップを整理しようと見てみる。
基本はTVTestと共用できるようにするため、配置を若干変更している。
それ以外には...ん?

よくよくみるとlongpress設定をことごとく無効にしている。
そう言えば何が問題があったので無効にしたことは憶えている。
が、その詳細はすっかりと忘れてる。

キーマップに配置されている「longpress」属性とはなんぞや。
読んで字のごとく「長押し」、ボタンの長押し設定のこと。
通常のボタン押下げと長押しを区別して機能を振り分けるもの。

薄い記憶では挙動が変になったので無効にしたような、しなかったような。

とにかく使い様によっては便利そうに思う...。
が、このlongparess、大した機能には割り振られていない。

一般的にはコンテキストメニューの表示。
動画では再生時のポーズ。
ライブ視聴中では番組のサブ画面表示。

あれば便利だが、無くて気にならん...もったいない。

無効にした意味を思い出せないので有効にしてみる。
が、最初に記したリピート処理追加により長押しできない;
そりゃそうか。

で、鉄は熱いうちにたたけ!ということでカーソルキー押下げ以外はリピート処理を外す。
これで動作可能。
しばらく使ってみる。

まったく問題ない...いや、まったくとは言えん。

唯一の違いといえば、ボタン押下げ時の反応が若干遅い。
当然といえばとうぜん...長押し判定に数ミリ要するのだろう。
しかし、慣れれば苦もなく使えそう。

その他の違いとして、不要な箇所でのボタン押下げに反応しなくなっている。
例えば意味ない箇所でボタン押下げしてカッ、カッとリピートした音が繰り返されない。
ただし必要な箇所では長押しで、きちんとリピートされる。
例えば音声ボリュームや画像の拡大縮小...画像の拡縮は余計かもしれん。
なかなか頭が良い。

基本、ほとんどの longparess は ENTERキーの属性として利用されている。

しばらく使っていると、程良く馴染んでくる。
先に「大した機能ではない」と記した...。
が、ボディブローのようにじわじわとくる感じ...もしかして良いかも。

例えば、動画再生中のポーズ。
日頃はポーズキーを使わずに下から操作バーを出してポースさせる。
この場合、ENTER、カーソル、ENTERと数アクション必要になる。
が、ENTER長押しの一発で可能。
コンテキストメニューも同様。

まぁ、無効にする理由もない。
しばらくは使ってみて、その感触を確認する。