日々犠牲者の数が増え続けているトルコ大地震

助かった人のmucize (奇跡)な知らせもありますが

勝負の72時間まであとわずかです

6万人以上の方が総力をあげて救助にあたっていらっしゃいますが、広範囲(10県にまたがる地域)の被害と、全壊した建物は6千近くあり、それぞれの現場に多くの人手が必要でまだまだ足りないくらいとのこと。初日には助けを求める声が聞こえていた所も、氷点下の気温のもと翌日は声が聞こえなくなったというニュースも多く胸がしめつけられます。





そんな中、昨夜

夫に来たSOSの連絡

ウチの隣のエリアのマラティアに住む友達が

アドゥヤマンで被災したお母さんを助けに行った道中、雪のすごい山道で進めなくなり、立ち往生しているそこで二度目の地震が起きて、恐怖から精神的に参ってしまって、今はAFADの用意した被災者用テントに避難しているとのこと

今すぐ誰か助けに来てくれ、という別の友達から聞いたSOS連絡



マラティアもアドゥヤマンも大きな被害があった地域

マラティアの友達宅は無事だったようで

アドゥヤマンの被災者テントに避難しているお母さんを自宅に迎え入れるために迎えに行って

自分も助けが必要になってしまったようです


トルコ人に多いと思いますが困っている人をみたら

黙っていられない

ウチの夫もすぐに「助けに行く」と決めました

ただ、車を引っ張って戻らないといけなくなるので四駆の車でないとダメでウチの車では行けない


今、ウチのエリアは車が半分埋まるほどの積雪があり、まず市内をどうやって出るのかというのがありますが、道中もたぶんすごい雪で助けに行ったところで自分も助けを求める立場になりかねない


四駆を持っている友達に連絡するとその人は

家族の事情で行けないとのこと

(先天性の病気の子がいて、地震がまたいつ起こるかわからない中置いていけない)


助けに行きたい気持ちでいてもたってもいられない夫は、車貸してくれ、俺が一人で行く!とかなんとかやってましたが

結局、別の友達の一人が今、救援物資を届けるのに現地にいるのがわかり、そのトラックに乗せてもらえるように手配することにして夫が助けに行く話はなくなりました


このような時は被害を増やさないようにすることも大切だと思いました


家族や親戚の結びつきが強いトルコ

こんな緊急事態では助けるのが当たり前

そう考える人が多く、もちろんその通りなのですが

冷静な判断も大事だな、と思った出来事でした


被害が被害を呼ばないように。。。







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