昨日 、息子が遊んでいた時に知らない子に殴られ、警察が来て救急車で病院に運ばれる 、ということがありました。

息子は広場で自転車に乗って遊んでいました。
役所前の広い広場、目の前にバス停がや大きな交差点があり、人通りも人の目もある広場、すぐそこの角では常時パトカーが停まっていて警察官が待機している広場。

コロナのせいでずっと家に籠らせていたのですが、精神衛生上ちょっと限界がきて、先日誕生日プレゼントに自転車を買ったこともあり、外で遊び始めて数回目のことでした。

義母や友達は子どもを一人で外に出すな
遊んでいる時もそばについていろ
と言うのですが、子どもがさらわれる、とか色々

自尊心や自己肯定感を育てたく
ただでさえトルコに慣れず、トルコ語に拒否感を持ち自信を失くしているので、一人でやる!と決心してくれたことはやらせていました。
敢えて一人で遊びに行かせました。

広場で自転車に乗っていると、後から来た見知らぬ子息子は友達がいないし、誰もが見知らぬ子が、自転車に向かって石を投げ始めたそうです。
息子は逃げたそうですが、やめないので石を投げ返したら、しばらくおとなしくなったとのこと。

しかし、今度は息子の進路をふさぐ形で邪魔をし、止まると息子の腹や頭を殴り始めたそうです。
頭は2、3発。腹は30発くらい、とのこと。
息子も身を守るために少しやり返したらしいのですが、息子より大きい子だったそうで力及ばず。
通りがかりの大人が間に入って助けてくれたそうで、警察を呼んでいる間にその子どもは逃げてしまったそう。

息子が泣きながら私に電話してきたので事件を知って飛んでいったのですが、息子は
腰が痛くて立てない!と。
息子は二分脊椎という持病があり、腰が常に痛いのですが二分脊椎をわかる医者が我が街にはいない、とのことでこの病気の権威であるイスタンブルの教授に藁をもすがる想いで受診、手術するかしないか経過観察中。腰に何か起きたのか、ショックで取り乱しているのかとにかくわからない。

最悪の事態を恐れた私は
警察に救急車を呼ぶか確認されると、要請依頼して病院に運ばれる次第となったわけです。

病院では色々検査してくれて、結果大事には至らなかったのでホッとしました。

帰り道に警察署に寄り、相手を探しだして訴えるかどうかの確認をされ、相手も子どもだし、訴えません、と書類にサインして帰宅しました。探しだしてもらった方がよかったかな。

こういうことがあると色々考えますね。。。
とりあえず、身を守る術を身につけさせるのに、ボクシングを始める予定です。

なんでこんなことになったのか理由を考えますが、多分自転車を羨ましく思ったせいでは。まあまあいい自転車を買ったので。トルコの経済からいうとかなり高級品かも。かといって適当なものを買うと、トルコクオリティーすぐ壊れる。

やられたらやり返せ
なんて
日本にいた時と真逆のことを教えることになりそうです。

ここはトルコ
全てが貴重な経験です

しばらくは
私も広場に待機して
遊びを見張ることになりそうです。
不本意ながら。
もしその子どもを見つけたら、私がビビらせてやろうかと思ってます。
子どもの喧嘩に親が、、、って日本ではなりますが、トルコと日本のハーフであるウチの子達は、この小さな街では願わずともかなり目立っていて、学校でもからかわれたり中国人!とかコロナ!とか。
その度に、私が出て行くんです。黙ってるとエスカレートするから。バックがいないと思われるとナメられます、ここトルコ。

トルコ人の夫がいたらもっと状況が変わるのでしょうが、夫は仕事の為日本にいて、トルコには私と子ども達だけなんです。近くに義母や義姉は住んでいますがだから私が強くなって子ども達を守らないといけない

子どもに強くなってほしい
自分で乗り越えてほしい

その狭間で
外国で暮らす本当は母国なんですが、願わずとも外国になってしまう日本の常識が通用しない中、子どもを守る為にはある程度は親が私が出ていかないといけない、、、加減が難しいです。

昨日あんなことがあったのにめげずに今日もまた広場に行く、と言っている息子エライ!!しばらくしたら遅れて私も行ってみます。









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