左耳の失聴くらい大したことないと思っていたのだが、聴こえないことの影響はやはりいろいろな所へ現れるもので、QOLとかいうものの低下を感じている。
一番困るのが歩行時のバランス感覚が悪く、眩暈でもないのにふらついてしまうことだ。
周囲の音を聴くことで平衡感覚を保っているとは思いもしなかった。
周囲の状況が認識しづらくなることは、音源の方向が分からないのだから仕方がないのだが、ふらふらと歩く様はあまりいただけない。
酔っ払いかゾンビのような歩行はかなり疲れるし、ガードレールのない一方通行の通勤路で車に轢かれそうな気がするwww
それ以外にもバランス感覚が狂っているようで、何をしても失敗することが多い。
まあそれは老化とも言えるのかもしれないのだけれど、何かが上手くいかなかった時の感情コントロールができなくなっていることが大問題。
直ぐに怒りに火が着いてしまうのが困りもの。
部屋で独り悪態を吐き、物に当たり散らして更に怒りを昂らせるとか、もう尋常じゃないと思う。
夢の中でも怒りにみまわれて、起き抜けに布団を殴りまくっているのだから、これはもうキチガイの類いだ。
今はまだ自分への怒りですんでいるが、これが他人へと向かわないだろうかと心配している。
わたしは自分がおとなしい人間で、他人に感情を見せることもあまりないと思っていたのだが、本性というものはこういう何気ないところから露見するのだろう。
こういうことは人間が一部でも軀の感覚が消失した時に陥ることなのだろうか?
そのうち、これが普通になるとは思うのだが少々気が重いと感じるのは、精神的な脆弱さによるところが大きいのだろうなぁ。
顔と両手を破壊されて全身大火傷でランゲヴェリッツ手術を受けたわけでもないので、なんとかなるだろうとは思うんだけどねwww