どの程度の生き物なら
自らの手で命を奪うことに抵抗を覚えないのだろう
それは仕事であったり害を避けるためであたっり
生き方や文化などの理由によっても様々だろうと思うのだけれど
心の抵抗の強弱もあるであろうし
積み重なるものもあるだろう
当然個人個人でもその程度は違うだろう
ただある枠組みの中では
人が人の命を奪うことが正しいとされることもある
罪人の死刑然り
異端排除も然り
自己防衛も然り
戦争もまた然り
その行為が自分の正義に照らし合わせて許容できるものであれば
人は無限に命を奪うことができる生き物なのだ
恐らくこの世の中で唯一正義のために命を奪う行為ができる存在なのだと思う
そしてその正義は人の数だけ存在している
そのことを忘れてはいけない
しかし正義を振り翳す者はそのことに気づきもしないし
躊躇いもしない
一方的に断定的に容赦無くその鉄槌を下すのだ
どこにでもある正義を騙り
どこにもない正義のために