不変の法則 間違いを刻み続ける腕時計 逆には巻けぬゼンマイ 針をあらぬ時に動かそうと 最早何事も元には戻らず 時知らずの神を崇めども時遡らぬこと違わず 過去から連綿と続く理は変わらず 決っして戻らぬ時を眺め 現実を浪費する日々 短針の緩やかさにため息を吐き 長針の速さに眩暈を感じ 秒針の瞬きに絶望を覚え 嘗て犯した過ちを正せぬままに流れゆく その背に刻み込まれた罪は変わることなく 時の矢