陽の光を浴びるには僕は汚れ過ぎたようだ
夜の闇の中に自分の居場所を求めて
とうとう僕は闇に呑み込まれてしまった
そこは僕にとっての約束された安寧の地であるはずだった
そこでは苦しみや悲しみや虚しさも
全部真っ黒に塗り潰してくれると思っていた
しかしそんな深い闇の中でさえ僕の心はドス黒く
よりその濃さを増し溢れかえった
もう僕は闇そのものだ
闇は僕の中にその居場所を見つけたのだ
相思相愛
闇と僕はお互いを塗り潰し合い真実を隠す共同正犯
ありとあらゆる不都合から目を逸らし偽りの平穏を貪る
だがそれはただの遅延行為に過ぎない
いずれ陽光によって全てが暴き出されるだろう
だとしてもただ今一時だけでも安堵させて欲しい
願わくば…
向き合う怖さ