もう一度もう二度と | Apologies

Apologies

このブログはフィクションであり、実在する事件、団体、人物との
いかなる類似も必然の一致です。

どれくらい そこに立ってたの 暗闇の淵で

 

絶え間なく撃ちつける絶望の礫

 

あなたは身動ぎもせず 遠くを見てた

 

誰にも赦されない時間が過ぎる

 

責められても詰られても 帰らぬあの日

 

それでも ただ抱きしめて

 

気持ちはいらないから

 

ゆっくりとふくんでくれた あなたの中へ

 

もう一度戻れたなら 何もいらない

 

 

 

いつまでも ただ待ってたよ 断崖の縁で

 

凍えつく魂を投げ棄てようとして

 

あなたが消えてしまった あの日を見てた

 

わたしは赦されない時間を過ごす

 

生きていても生きながらも 忘れぬあの日

 

いつまでも ただ憶えてて 心はいらないから

 

激しく刻んでくれた 全てのことを

 

もう二度と会えなくても 忘れないで

 

 

 

すれ違いも言えなかったことも必要だった?

 

何もかもが うまくゆくと信じてたんだよね?

 

とりこぼしてしまったものは どこかに消えて

 

あなたとわたしの中に痛みを残す

 

 

 

ゆっくりとふくんでくれた あなたの中へ

 

もう一度戻れたなら 何もいらない

 

激しく刻んでくれた 全てのことを

 

もう二度と会えなくても 忘れないで

 

 

 

時がふるえる 時がふるえる 時がふるえる