豆腐の角で死にゆく男 -10ページ目

豆腐の角で死にゆく男

幸福は幸福以外を求める者に後からついてくる…らしい笑

noteもやってます。こちらもどうぞ https://note.com/nirvana215

あなたは、ユダヤ系経営学者ピーター・ドラッカーが提唱した、効率と効果性に関する言葉について、本当の意味を理解しているだろうか?

効率とは、物事を正しく行うこと。

そして、効果性とは、正しいことを行うことを言う。

非常に効率よく機能しながらも、成功を収められない場合もあるだろう。

あるいは、物事を非常に上手くやっていたとしても、そのやっていることが正しくない場合は、成功からは遠ざかってゆくであろう。

あなたが現在行っている行動の中で、最大の見返りがあるものは何だろう…。



そもそもなぜピーター・ドラッカーの言葉を引き合いに出したのか。

それは、これから解説すること。

つまり、最大のメリットについての話をよりわかりやすくするためである。




セールスパーソン時代。

私にとって、最大のメリットがあるもの。

それはLEDの電光掲示板を売ること。

それが私の仕事だった。

私がどのように、LEDの電光掲示板を売っていたのかというと、掲示板を個人経営のお店に持ち込み、実際にお店の宣伝を文字入力して、デモンストレーションをしてあげることだった。

そして翌日、そのデモをしたお店を再び訪問するのである。

私の朝イチの訪問は、午前9時に始まる。

なぜなら、個人経営者というのは帳簿をつけるやら何やらで、午前1時や1時半ごろまで起きていて、寝不足な店主が少なくないからだ。

というわけで、私は毎朝9時にお店のドアをノックしていた。

「こんな朝から来るのはやめてくれ」ということがあっても気にしない。

営業車のタイヤがパンクした、などというのも、私にとっては言い訳にはならなかった。

とにかく毎朝9時には見込み客を訪問したのだ。

そして、毎日少しずつ実績を積み上げたのである。





余談だが、あなたは象の食事方法をご存じだろうか?

象は1回に一口ずつ食べる。

では、牛の持ち上げ方はどうだろう?

答えは、生まれたばかりの牛の赤ちゃんを、毎日持ち上げ続ければいいのだ。


それでは想像してほしい。

あなたは明日、あるいは来週、あるいは来月、あるいは来年、あるいは今から2年後には、どこにいるだろうか?

そして、その場所に近づいていくために、あなたは今日、何をするべきだろうか?


先日、私の友人がこんなことを言っていた。

「自分の未来について、考えておいた方がいいよ。なぜかというと、いつか必ず、そこで過ごすことになるから」

さらに友人は続けた。

「自分の未来について、自分の力で計画を立てないと、だれかほかの人が代わりに計画を立ててしまう。しかも、その人が私のことを1番に考えてくれているという保証は何もないんだよ」


私たちは勇気をもって、自分はどこへ行きたいのかを明らかにしなければならない。

そう。今日あなたがいる場所と、あなたが将来行きたいと思っている場所とを見極め、定めてほしい。

そして、その2つの場所の距離を、小さな小さな赤ちゃんの1歩のように細分化してみてほしい。

同時に、『どんなことでも耐えてみせる』という勇気さえ持てば、あなたは将来、あなたの人生において、どこへ行き、何をし、何を手に入れるのか、決めることができるだろう。



そのための決定的な要素は、まぎれもなく、あなた自身なのである。

あなたが今いる場所、そしてこれから行こうとしている場所を、自分で決定し、自分自身の最高記録を塗りかえる挑戦を始めればいいのだ。

それは世界記録ではなく、あくまでもあなた個人の記録。

最終的にあなたの個人記録を塗りかえたとき、今度はあなた自身がその新記録を脅かす存在となることができるのである。





プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))