nirvana ~ニルヴァーナ~ のアロマクロな生活。 -3ページ目

nirvana ~ニルヴァーナ~ のアロマクロな生活。

メディカルアロマテラピーやマクロビオティックで
自然をもとに美と調和を追及。

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久々の更新です♪

そして、いまだ入院中の私・・・。

でも、お腹のベビちゃんがようやく2000gを超えて、少しホッとしている私です。

あとは、ベビちゃんの大きさが少しずつ大きくなっていくのを、ただただ見守る毎日です。



最初は、上げ膳据え膳でゆっくりと今までの疲れを癒やしていた入院生活も、これほど長期になるとふと心が折れてしまう事があります。

窓から見えるのは同じ景色。
しかも、梅雨時期の今はどんより雲空・・・。


でも私には、心強いよい必殺アイテムがあります。
それは、


般若心経。


以前、精進料理を教えて頂いた西光禅寺の檀上和尚が帰り際、
「胎教に良いから、帰りの車の中で聴いて帰りなさい」
とくださった、檀上和尚が唱える般若心経のCD。


広島では、車の中でいつも聴いていて、お腹のベビちゃんもそのリズムに合わせて良く動いていたので、
「ん~、ベビちゃんのお気に入りは般若心経かぁ。シブいなぁ・・・」
と、胎教のつもりで聴いていました。


でも今は、大切な毎朝の瞑想アイテム。

朝一番に、ベッドの上でコレを聴きながら瞑想することで、なんだかとても気持ちが落ち着き、沈みがちな入院生活も前向きに1日を過ごす事ができます。


私は宗教家ではないけれど、やはり般若心経には不思議なパワーがあるのでは?と痛感する毎日です。

そして、何より檀上和尚のお声がこれまた癒やされるんです!!


もし、西光禅寺の檀上和尚の般若心経CDが欲しい方は、『荘快』という健康雑誌の7月号付録に付いてますので、ぜひ聴いてみて下さい。(けっこうスーパーとかにも売ってます)


仏教の中でも、宗派の垣根をこえて唱えられている般若心経。

最近では、うつ病や不眠症の治療の一環でも注目されているらしい、般若心経。
何でも、般若心経には脳内の鎮静ホルモンのセロトニンを分泌させる働きがあることが、最近わかったそうです。


そういえば、昔は毎朝仏壇の前で般若心経を唱えるのは、よくある風景だったよなぁ。

ご先祖もそして、今を生きる私たちも癒やしてくれる般若心経なのですね。
相変わらず入院中ですが、外出の許可をもらってアロマ講座の第3回目を開催しました。


有り難い事に、前回の開催後、新聞に講座の記事を取り上げて頂いた反響で、今回も6名の方々がご参加下さいました。

今回の参加者は、同い年から、学び心満々のマダムまで、幅広い年齢層の方々。


皆さん、アロマについて持っている知識も、学んで活かしたい理由もバラバラですが、精油の箱を前にどんどん仲良くなっていかれる様子を見て、
「あぁ、今回も開催して良かったなぁ・・・」と思うのです。


いつも講座の冒頭でお話するのですが、同じ講座に興味を持ち、同じ場所に同じ時間集まった方々。コレって偶然でも何でもなく、ご縁あっての事だと思うのです。
なので、こうしてお集まり頂いた皆さんはアロマ仲間として繋がって、新たな出会いになればといつも思います。



講座の翌日、ジェルを作って帰られた方から、嬉しいメールをいただきました。
市販のお薬もイマイチ効かず悩まさせれていた便秘が、解消されたとの事。


講座を聞いて頂き、勉強になりました!と言って頂くのも嬉しいですが、やはりこうして実感した喜びのお声を頂くと、本当に恵まれた仕事をさせていただいてるなぁと感じます。


産前の講座は、これで最後になりますが、素敵な出会いと奇跡に溢れた講座ができて本当に幸せ♪


講座開催につき、ご協力下さった方々、本当にありがとうございました。
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入院していると、いろんな看護師さんと接することになりますし、コミュニケーションの取り方接し方で、とても患者さんの入院生活って左右されるものです。

今朝は、ここ産科病棟の看護師長さんの、心のこもったコミュニケーションの場を垣間見る事ができました。


同室のお向かいさんは、26歳の初産のいつも愉快な明るい女性。
31週で赤ちゃんはまだ1500gですが、早産の兆候があったので、念の為入院していました。

その彼女が昨日、晴れて午後から退院するはずだったのですが、直前に子宮径間を調べてみると数ミリだけ短くなってたせいで、退院はあと3日間おあずけに・・・。

意気揚々と退院準備をしていた彼女は、えぇぇ~っ!のブーイング。
お部屋のメンバーはそれを見て笑いが止まらず、、、、。
あはは、楽しそうに退院準備してたのにねぇ、なんて笑って過ごしていました。

ところが、その夜。

いつも晩に行うお腹の張りを測るモニターで、急に陣痛の予兆がでたのです。


このままでは、1500gの超未熟児のままお産が始まってしまう・・・。

急いで、陣痛を抑制させる点滴をして、何とか早産を免れました。


そして今日の朝。


看護師長さんが彼女のところにきて、こう言いました。

「大変だったわねぇ。でも、あのまま産まれなくて本当に良かった。
ほら、そんな顔しないで。あなたの顔をいつも見てるから分かるわよ。自分を責めないでね。落ち込んでるのも、ちゃんと赤ちゃんに伝わってるんだから。
ほら元気を出して。
あなた達妊娠さんの入院は、お産というゴールのある入院。あと何日ってカウントダウンできる入院は幸せなのよ。病気の入院は先が見えない、日が増えていく入院。可愛い赤ちゃんの為に、あともう少し!頑張りましょうね。」


なんだか、聞いていて私まで涙してしまった看護師長さんのお言葉でした。



生と死が入り混じっている医療の現場。

医療の発展と高度な技術を持った医療従事者の育成も大切だけれど、やはりこうしたちょっとした心のケアは何より大切だと思うのです。


患者さんの傷口だけに注目してたら、決して心のケアは出来ません。

体調の良い日も悪い日も、その患者さんがどんな表情で過ごしているのか?
ちゃんと見て下さっていたからこそ、気分が落ち込んでいたりしたら優しい言葉をかける事ができるのですよね。


長野県諏訪市で、こうしたメンタルケアを重視している
“鎌田實先生”
以前に読んだ、先生の“超ホスピタリティー”を思い出しました。


看護師長さんの、プロのメンタルケアそしてホスピタリティーを学ばせていただいた1日の始まりでした。


それにしても、陣痛抑制作用の点滴は、手が震えたり動悸がしたりと、効き目もピカイチな分だけ副作用が凄い事を知りました。


メディカルアロマで、陣痛ケアができたらいいのにな♪
促進作用の成分って何かなぁ?
抑制は?

また、そんなことをベットの上でつらつらと考えてしまう懲りない私です。