入院していると、いろんな看護師さんと接することになりますし、コミュニケーションの取り方接し方で、とても患者さんの入院生活って左右されるものです。
今朝は、ここ産科病棟の看護師長さんの、心のこもったコミュニケーションの場を垣間見る事ができました。
同室のお向かいさんは、26歳の初産のいつも愉快な明るい女性。
31週で赤ちゃんはまだ1500gですが、早産の兆候があったので、念の為入院していました。
その彼女が昨日、晴れて午後から退院するはずだったのですが、直前に子宮径間を調べてみると数ミリだけ短くなってたせいで、退院はあと3日間おあずけに・・・。
意気揚々と退院準備をしていた彼女は、えぇぇ~っ!のブーイング。
お部屋のメンバーはそれを見て笑いが止まらず、、、、。
あはは、楽しそうに退院準備してたのにねぇ、なんて笑って過ごしていました。
ところが、その夜。
いつも晩に行うお腹の張りを測るモニターで、急に陣痛の予兆がでたのです。
このままでは、1500gの超未熟児のままお産が始まってしまう・・・。
急いで、陣痛を抑制させる点滴をして、何とか早産を免れました。
そして今日の朝。
看護師長さんが彼女のところにきて、こう言いました。
「大変だったわねぇ。でも、あのまま産まれなくて本当に良かった。
ほら、そんな顔しないで。あなたの顔をいつも見てるから分かるわよ。自分を責めないでね。落ち込んでるのも、ちゃんと赤ちゃんに伝わってるんだから。
ほら元気を出して。
あなた達妊娠さんの入院は、お産というゴールのある入院。あと何日ってカウントダウンできる入院は幸せなのよ。病気の入院は先が見えない、日が増えていく入院。可愛い赤ちゃんの為に、あともう少し!頑張りましょうね。」
なんだか、聞いていて私まで涙してしまった看護師長さんのお言葉でした。
生と死が入り混じっている医療の現場。
医療の発展と高度な技術を持った医療従事者の育成も大切だけれど、やはりこうしたちょっとした心のケアは何より大切だと思うのです。
患者さんの傷口だけに注目してたら、決して心のケアは出来ません。
体調の良い日も悪い日も、その患者さんがどんな表情で過ごしているのか?
ちゃんと見て下さっていたからこそ、気分が落ち込んでいたりしたら優しい言葉をかける事ができるのですよね。
長野県諏訪市で、こうしたメンタルケアを重視している
“鎌田實先生”
以前に読んだ、先生の“超ホスピタリティー”を思い出しました。
看護師長さんの、プロのメンタルケアそしてホスピタリティーを学ばせていただいた1日の始まりでした。
それにしても、陣痛抑制作用の点滴は、手が震えたり動悸がしたりと、効き目もピカイチな分だけ副作用が凄い事を知りました。
メディカルアロマで、陣痛ケアができたらいいのにな♪
促進作用の成分って何かなぁ?
抑制は?
また、そんなことをベットの上でつらつらと考えてしまう懲りない私です。
