■■評価■■

★★★★☆

 

■■概要・感想■■

○ガネーシャという関西弁で馴れ馴れしい神様が、一日1つの課題を題してそれに取り組んでいくことで人生が好転していく本。自己啓発本だが、読み物としても非常に面白い。さすが水野敬也さんである。

○2007年に出版された本書は、その後続編が出されており、現在まで6冊程度出ている。

○続きが読みたいと思う反面、出された課題に向き合う時間も必要なので、ゆっくり時間を見て読んで生きたい。読み物として非常に面白いので、

●「今まで、自分なりに考えて生きてきて、それで結果出せへんから、こういう状況になっているんちゃうの?」

●「成功しないためのいちばん重要な要素はな、『人の話を聞かないや』。そんなもん、当たり前やろ。成功するような自分に変わりたいと思っとって、でも今までずっと買われへんかったちゅううこうとは、それはうつまり、『自分の考え方にしがみついとる』っちゅうことやんか」

●「自分が成功でけへんのはなぁ・・・今さっき『靴磨きして意味あるの?』と考えた、まさにその考え方にすべて原因があるんやで」

○比較的冒頭で登場する言葉だが、非常に考えさせられる。大体これだよね。素直って今までの自分を否定することに繋がりかねないから、怖いことなんだよね。

○偉人がよく登場しているが、参考文献の数もかなり多い。30以上。それだけのものを調べてファクトチェックして行かないと、良いものがかけないということだろう。

 

 

 

 

■■印象に残ったこと■■

●僕は「ジョン・ロックフェラーという人はなにをした人なんですか」と怒りで震える頭を下げた。

○行動するところが偉い。自分の感情に折り合いをつけるかどうかは自分の問題で、それよりも人に習った聞くということをプライドよりも優先しているところが素晴らしい。

 

●ベーコン欲を完全に見抜けてなかったやん。

○ヘンリーフォードが顧客に聞いたら「もっと速く走れる馬をくれと答えていただろう」というエピソードに重なる。顧客のペルソナとしては必要だが、顧客の具体化されたニーズを実施することは危険だし、競合相手考えても難しい。もっと抽象化してから具体化することで、もっと早く自由に移動したいというニーズがあると信じて大衆車を世に送り出したのは、どこでも使うことができるエピソードだと思う。そのエピソードを卵にベーコンという例えをしているのが面白い。

 

●トイレ掃除という面倒なことを朝一番にやった効果なのもしれない。僕が苦手とする作業も苦にならなかった。

○面倒な子をと朝片付ける。ダンドリをするとか意思決定をするとか。午後の時間は作業の時間や、意味のない?打ち合わせの時間にする。

 

●頑張ろうと思ってもがんられへん本当の理由、それはな、『頑張らなあかん』て考えること自体が楽しないからなんや。人間はやりたいことしかできないようになっているんや。頑張ったり成長することが楽しいことなんやって自分に教えたるんや。

○ワクワクしていればやりたいことになって手が動いている状態になれる。頑張るという言葉は、必要ないんだと思う。Good luckで良いんじゃないかな。自分に対しても。もしくはnice tryで。褒めることはnice tryのほうが、感覚的には合っていそう。

 

 

●なんでも良いらとにかく一日だけでいいからやめてみ。そんで、そのやめた場所になにが入ってきとるか注意深く見てみいや。

○やめてみるというのは小さいリスクを伴うことで、コンフォートゾーンから抜け出すことの一つだと思う。私はスキーをやめたが、きっぱりとやめることで成長できるスペースを得られたと思う。そレに至る原因として不幸―侑美さんに嫌わる―ということがあった。人が成長するきっかけは不幸というのは本当だと思う。

 

●自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか、それによって生まれる結果は全く違ってくるんやで。覚えとき、それが『変わる』ってことやねんで。決めたことを続けるための環境を作る。

○このとおりだと思う。だからマイルストーンとなるような目標を決めることは良いこと。マラソン大会に出るとか、30km走するとか。目標を決めて置くことで逆残する能力も身につく。

○テレビを見れないというのは、とんでもないアドバンテージだと感じている。本当に面白いドラマなどは一気見すればいいと思うが、いまのところ本のほうが面白いと感じているので、そっちに時間を使いたい。

 

●自分が一番得意なことを人に聞く。

○これって、自己肯定感上げることでもいいから、チームで共有するのが良いと思う。step面談だけではなく、フィードバックをするのが良いと思う。なにが得意な人間なのかが分かると、心強いと思う。

 

●『夢を思い描かないといけない』て考え出すやつがおんねんな。それって親や周囲の期待に答えようとして無理やり考えているのと似ているわな。そうやって、『夢を思い描かないとダメだ』いうふうに思う癖が身についてしも取るやつは、夢を想像することに逆にプレッシャーを感じてしまっているんや。でも本来の夢ってちゃうねん。誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてしまうようなんが夢やねん。考え始めたら楽しゅうて止まらんようになるんが夢やねん。そういう想像の仕方を大事にせなあかんねん。

○ワクワクする目標が良いよね。今のところはかっこよく生きる。これがワクワクする目標。そのためにブレークダウンしたマンダラチャートを貼っている。これを微修正していくことで、ワクワクを継続していきたい。

 

●松下の幸ちゃんがな、こんな言葉を残しとる。『すべての責任は自分にある。』 他人が起こす出来事、身の周りの環境で起こる出来事は全部自然の法則通りに発生しとる。だとしたら自分が望む結果を出すには、自分を変えるしかあらへん。だから『全ての責任は自分にある』なんや。自分も聞いたことあるやろ、『変えられるのは自分だけだ』って言葉。これも全部同じことを言っとんのやで。

○松下幸之助だけでなく、稲盛和夫も全く同じことを言っている。スピリチュアルな話でなく、引き寄せの法則は本当なんだろう。スタンド使いは惹かれ合うよりも本質的なのかもしれない。

 

●アームストロングが本当にすごいんは、その準備の周到さや。レースが始まる前にやな、全長3400kmのコースの風向き、天候、気温、もう考えられる限りの組み合わせを完璧に調べんねん。そういう要素が当日の走りにどないな影響を与えるのか。ありとあらゆるシミュレーションをすんねん。けど観客は結果にしか目えいけへんから、アームストロングは化け物や、みたいになるんやけど、実際はちゃうねん。めちゃめちゃ綿密な準備してんねん。その綿密さが他より圧倒的にすごいんや。

○旅行の準備で、叩き台を作るphase、運転・食事・日程による道路状況の考え、駐車場の有無。徒歩での交通手段。ポイントとなる場所は印刷して対応するぐらいでないといけない。そこは父親を見習わないといけない。Google先生に聞くのは最終手段としないといけない。当日でいいと頼ったら、サボっていたから今まで失敗を繰り返して生きたんだと思う。逆に言うと、それを今まで考えてきてくれた侑美さんには感謝の念が強くなる。

 

●身近にいる一番大事な人を喜ばせる

○侑美さん、聡悟、そして私の両親かと思う。辞めてということをやらないというのはマイナスを消すだけなので、ワクワクしない。ワクワクするように、プラスの要素であることをしないと。今できるのは、東幼稚園の状況を調べることか。3歳時クラスは空きがある。△だが、空いていそう。問い合わせをしてみようかなと思う。連絡先

 

●カーネギーくんは鉄鋼のことはよう知らんかったけど、人の自尊心を満たすことを徹底的に知っとったわ。だいたいな、これ当たり前のことやけど、ホンマに当たり前のことなんやけど、成功したいんやったら絶対誰かの助けてもらわんと無理やねん。そのことわかってたら、人のええ所見つけて褒めるなんちゅうのは、大事とかそういうレベル通り越して、呼吸や。呼吸レベルでやれや。二酸化炭素白兎の同じグラナチュラルに褒め言葉を言えや。

○この言葉を使うときに表情も大事な気がする。笑顔って、相手に対してへりくだっていると考えてしまっている自分がいる。でも短文そうじゃないんだろうな。笑顔って、むしろ攻めの姿勢。口角を上げることで相手に対して優位に立てるんだから、実は本当にハイソサエティの人って笑顔だし物腰柔らかいんじゃないかな。したたかさのある笑顔な気がする。したたかでも偽善でも良いから、相手に好印象を与えて世の中良くできるんなら、笑顔でいることってめっちゃ大切で、その状態で褒めれば鬼に金棒ではないか。

●褒めるときのベクトルは、自分でなく相手に向ける。そして相手の長所を盗む。

○対人スキルを盗むために、高級店や高級ホテルにいくことに意義があるのだと思う。自分にベクトルを向けるのではなく、盗むために。こないだアイプリモ銀座店にいったときに、接客スキルの高さを感じた。美人というよりも圧倒的なサービス精神の良さを感じた。そんなサービスを受ける機会を持つことは、自己研鑽になる。接客レベルの高い職種の人と触れ合うことで、自分のスキルを上げていきたい。ではどこが良いか。デパートだろうか。迷惑になりたくない。コストも抑えたい。CAだろうか。飛行機に乗るときに最前列を取るなどして、CAの人の接客スキルをみて学ぶのも良いかもしれない。ただ、定型的な部分もあるから、ホテルの窓口の人や案内所の人が良いかも。羽田とか。総合受付の人に話しかけるのが良いと思う。用事もあるし、向こうも仕事していることであるし。

●口調が一緒になったり同じ仕草をしている僕がいる。ヒトはなにかを真似するときにまず動きや言葉から入るのかもしれない。

○たしかにそう。とくに使う言葉って、その人を引っ張っていいてくれるはずだから、その人が使う言葉を真似ていきたい。最近だと具体化と抽象化、問題をバラせ、キーワードとしてよく使っている。バラしやジョネス。

 

●「なぜ自分はとんこつ味が一番すきてわかるんやろな?」「それは他の味と比べたらとんこつが美味しかったからです。」「せやろつまり『ラーメンの他の味を食べた』からわかんねんつまりは『経験』や」自分の能力が一番発揮される職種を選ぶんや。

○転職の思考法的な考え方だろうか。相対化して自分の市場価値を明らかにすること。大事だとは思う。それもいいが、、、、時間使うところとしてまず本読んで思考法として入れておいて、エージェントと合うなどはその後でいいかなと、、今は思っている。

 

●神様に『いつもいつも良くしていただいて、神様ありがとうございます』というのは、神様からするとグッと来るよね。他の人が『恋人がほしい』とか『幸せになりたい』とかで小銭を差し出している中で来ると。人気店に入り、人気の理由を観察する。                   

○流行りの店ではなく、人気店に行くことが良いんだろう。それもガイドブックに取り上げられてとかではなく、固定ファンがついている人気店。そこにサービスのお手本があるんだと思う。

 

●ヒトを喜ばせるプレゼントをする。

○要望を聞いておいたり、ふとした一言にフックを付けていくことが良いんだと思う。迷惑なプレゼントではなく価値あるもの。職場においては、便利な方法、how toをまとめた手順書を配ることは、私ができる最高のプレゼントではないかと思う。喜んでくれたら嬉しい。

 

●期待は感情の借金である。高揚感は前借り。先に気分良くなってたんだから、その分解してもらいましょとなる。期待している限り、現実を変える力はモテへんのやで。成長した気分になっているだけや。知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が買われるのは『たって、なにかをしたときだけ』や。

 

●サービスとして夢を語る

○旭化成をもっといい会社にして世の中に貢献するため、命と暮らしに貢献するため、個人のアウトプットの質を上げるため、タスク管理という誰しも実施しなければいけないものをやる。そんな夢を語れば人を集めて面白いことができるんだと思う。今私は武器を持っているから、その武器を適切に使っていきたい。行動に動いているから良いと思う。

 

●劇的に変わる方法、それはな・・・不幸やねん。人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり苦しんだり、もう死んでしまおかなって思うぐらいのでっかい不幸や。そういうとき、人はやっと、それまでのやり方を変えんねん。人間なんてほっといたら楽な方、楽な方へ流れてしまう生き物やからな。

○今の自分のこの習慣も、始まりは不幸からだと思う。一回マイナスに入らないと人は買われない。圧倒的な成果を出したいのであれば、一旦凹むことが必要。階段を一歩ずつ進んでいくなんて道、違う。一回落ち込んで、それに対して悩むことが大切。悩まざるを得ない環境に身を置くこと、不幸こそが変わるための方法。

●応募する

○応募すると今までの可能性で生きてきた可能性が潰れることがありうる。夢を見ること自体が目的だったのが、夢やぶれてしまうこともありうる。それでも、応募すると前に進める。大成功することはおそらく殆どなく、可能性がなくなるほうが大きいんだろう。でも、本当に実現したいなら、応募しないといけないんだと思う。

 

●一つだけ、絶対に諦めたらあかんことがある。それは『自分』や。自分にはなにか才能がある。自分にしかできない仕事がある。そのことに関しては諦めたらあかん。見つかるまでそれを探し続けなあかん。自分自身に対しては諦めたらあかん。

○諦めたら試合終了。自分という人生に対してはすべてが途中経過、諦めるのは死んでからでも遅くないんだろうな。いつかは死ぬのだから。

 

●お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部他人がお前に与えてくれるもんなんや。だから感謝せなあかん。

○他人との関係を上手にしている人が、巡り巡って自分のところに舞い込む。具体的なテクニックでも合った。マッチングアプリで一番手っ取り早い方法。まず自分からいいねをつけまくる。とくに始めたばかりのあまりいいねがついていない人に対して。そうするとお返しがもらえる。ステータスができる。そして戦えるようになる。そんな物があった。うろ覚えだけれど。フェルミ漫画大学だろうか。これはちょっと極端な例だが、人に与えることを無償でも良いつもりでノー(ロー)リスクでやっていくこは、成功する方法なんだとおもう。成功することが目的ではないのに、成功してしまうというラッキーな方法であると思う。

 

●いつか行かなあかんねん。ずっと自分のそばにおることはでけへんねん。そばにおったら自分で考えて経験することをやめてしまうやろ。ワシがそれを奪うんは一番やったらあかんことやねん。

○すごい刺さる。見守ることはあっても、離れていかないといけない。独り立ちさせるために、自立するために。

 

■著者

水野敬也

 

■出版年

2007/8/29

 

■読書日

2023/8/25

■■評価■■

★★★☆☆

 

■感想

○A4のメモ書きを利用して、思考を整理していくやり方・効果を具体的に説明している本。

○出版年が2013年ということで、若干古くなっている部分があると感じた。今はsharepointなどではクラウド上で簡単に全文検索できる時代だから、wordなどのデジタル文書で整理することの有用性もあると思った。フローチャートもvisioのようなソフトで書くことで、ストレスフリーかつ、後で修正も容易に進めることができる。

○一方で手書きのほうが絵は圧倒的に早いというのはその通り。ただ、写真のコストも圧倒的に下がったので、取った写真をすぐにクラウドでPCに持って言って、名前をつけて一緒に保存するなどすれば、効果が上がると思う。

○考え方のベースとしては今でも有用するので、取捨選択して取り入れていきたい。本書の型としては尊重しつつも、自分のスタイルを確立していくのが良いと思った。メモの魔力とも、同じ部分もあれば細かい方法論で違う部分もある。どちらかというとメモの魔力の、3分割して思考を整理していく方法のほうが、私は合っていそうだったので、こちらを継続していきたい。

 

■印象に残ったこと・そこから考えたこと

●頭を使わない状況で成長することはない。考えて物事を整理し、問題点を解決していかなければ、気持ちも晴れることがない。

○頭を使うという言葉が、本書では具体的に掘り下げられているのが素晴らしいと思った。堂々巡りをするのではなく、書き出すことでアウトプットする。それを見ることで思考を進めていく。堂々巡りをしない。なので、業務でも堂々巡りをしてしまう思考があったら、wordで文字で書き出して、構造的に整理をしてあげて、その上で上司に相談することで、適切なアドバイスが貰えると思う。あれはどう?の質問についてもそれにつては考えましたと言えることがある。最近感じるが、偉い人たちも脊髄反射で反応だけしていることが多い。当事者ではないから仕方ないけれど。なので、脊髄反射に対して、事前に深く思考していれば、すぐ答えることができる。もしくは思考の過程を探すことができる。証跡を含めることで、一歩一歩確実に進めることができるし、トレースができるから再現性も高くなり、仕事のクオリティも向上する。再利用性をするためにフォーマット化をしているが、あれは良いんじゃないかなと思う。なにか言われたら変えればいいし。変えるまでの種まきとして、how to を色んな人にばらまいて

名前を売りつつ自分の知らないところまで仲間を作る活動をしていく。有益なことを発信できる人というポジションを確保することで、社内の市場価値を上げる。アウトプットの質を上げることで、社外に対しても市場価値を上げ、きたる大ホワイトカラー絶滅時代に対して、備える。そして自分だけでなく、その準備をした人々が、より強い会社にしていき、世の中に貢献していくことを手助けしたい。

 

●頭がいい、仕事ができるというとき、自靴は言葉への感覚が鋭く、そのためにコミュニケーション能力の高さが光って見えることが多いのだ。では、言葉の感覚が鈍い人はどうなのか。そういう人は言葉遣いが微妙でわかりにくいだけでなく、考えそのものがあやふやで曖昧になりがちで、自分で喋っていてもどんどんブレるし、焦って意味のないことを喋り続ける。

○わかっていない人ほど時間を使う。自分もそう。反省しないといけない。テキストで骨子を作らないといけない。そして2割で共有して行かなければならない。まずは自分でもう2ヶ月ほどやってみて、その後にテンプレとして作成させたい。じゃないとわけわからないことを喋り続けるようになる。時間稼ぎをしているだけになってしまう。目標は良いから、分解したタスクと、その進捗状況をまず見えるようにすれば良い。それから進捗が何故遅れたのか、どう挽回するのかなどの話をすれば良い。大体タスクを分解できていないんだから、分解するのをやらせるのが、最も大事で。スケジュールの線を引っ張るというのは、ボトムアップでやらないといけないのに、トップダウン的に適当に適当にひくからいけない。バラせ。問題を。開放の道筋をつけろ。仕事はテストじゃない。ヒトを頼っていいしカニング仕放題。ただスピードと期日と、結果を求められるというだけ。解法手順を作るのが仕事の最も重要なところ。技術はあくまで解法手順が正しい道に沿っているか、順調に流れるかを知るだけでいい。解析は自分でやる必要はない。なにができるかを知っておいて、人にやらせれば良い。

 

●体系化ができると自分の頭が更に整理される。もっとアイデアが湧いてくるし、考えていく上での漏れも減る。

○再利用できるようにするのも大切。特に理系職だとエビデンスはなんですか、ということは必ず必要なので、エビデンスをリンクで紐付ける努力は、必須だと思う。文書呼んでいる人も、気になったらリンク飛んで行けば良いので。リンク先データのアクセス権は注意が必要だと思う。

○実は、整理が得意な人って少ないんだと思う。今まで一緒に仕事をして生きた人たちは、実は整理が下手な人が多いと思う。その中でも、ましというか比較的上手なのは富重さんだと思う。ポイントの抑え方と整理の仕方、身の回りも含めて上手だと思う。上手というか、勉強して鍛えたように見える。もともと上手ではなかったけれど、できるように努力したように見えるから尊敬できる。

 

●情報収集のときには、素早く情報収集し、全体像を考え、代替案を立案し、比較検討し、決定後は強力に推進する のが基本原理。スピード重視という名のもとに専門家に聞きもせず、アンテナも建てず、無防備に動いてしまうことがあるが、NG。逆にダラダラと判断先延ばしで情報収集をし続けてもいけない。取りうる解決策を3つ上げて、それらのメリット・デメリットを3つあげ、当たりをつけてから情報収集をしてくださいというのが良い。

○抽象度を上げたり全体を俯瞰して構造的に整理することが大事なんだと思う。ロジックツリーもいいが、作るときにはワードの段落機能使ってやったほうが早いのでは。というか段落機能からロジックツリーに展開する機能ないのだろうか。調べてみたら、エクセルに飛ばす機能はあった。ただしエクセルに飛ばして図形化しても、逆に保守性が悪くなる。Visioに飛ばしたいが、できなかった。こんな使い方したいけどいいやり方知っている人いる?というように、今ラインコミュニティで質問するほうが良さそう。Microsoftの公式解答はいまいちすぎるので、ユーザーの中で生産性高い活動を行っている人に聞きたい。交流会の手指を、技術ベースではなくhow to テクニックで開催しても良いのではないか。発表ベースと、要望ベースと。対面で開催する必要はないし。フォーマットを作ってあげることで、できるし。情報入れるのも、テキストベースであるべきだと思うんだよね。PPTでサイズを考えるとか、文字のフォント整えるとか、狂気の沙汰だと思う。とにかく文字を入れる。それをいい感じにPPTに持っていくためにcodeinterpriterを使うなど、まずはテキストベースであると考える。抽象化にしても具体化にしても、とにかく思考をするときの70%は文字で24%は画像・ポンチ絵。後の1%がフォントとかだと思う。でも使っている工数はテキスト内容が軽視されている気がする。だからテキストで構造化することを優先するし、構造化をchat-GPTに手助けしてもらってもいいと思う。お金かからないから良いと思うんだけどなぁ。フォーラム作るだけでも良いんだけどなぁ。なんちゃら発表会で投票するよりも、遥かに生産性が短期間で上昇して、その人の価値感やスピード感を伝えることができると思うんだけど。。。。社内で求めるのが厳しければ、社外と取り組みをしたいよね。異業種交流会をするときに、業務で取り入れている習慣や、システム、最近生産性が劇的に向上した事例、逆に失敗した事例などを共有していけないだろうか。 まさに企画のしごとだと思うんだけど。

 

●メモを普段から多数書いていると、意外に大事なことが見えてくる。つい、うっかり、気づいてみたら書き出されている事がある。これが実は非常に大事である。文字にすると区別がつくようになり、

○思うがまま書き出したブログを手直しするときに、chat-GPTのプロンプトでいい感じに手直してくれるものがあると良いんだけれど。これも使い方のうちの一つだと思う。相談できる人いないかなぁ。業務活用もできると思うだよね。思うがまま打ち込んでいる文章をchat-GPTに入れて構造化する手助けをしてもらって、自分で気づきを彫ることで思考スピードを上昇させる。そんな使い方したいんだけどなぁ。

 

●似たようなタイトルで何度でもかく。無意味ではない。昨日どう書いたかを見直す必要はない。改定行く。

○個人的には、前書いたものがあれば、それをスタートにしたほうが良いと思う。その思考を並べ替えて

構造化することからスタートすれば、スタートダッシュを決められるし資料のリンクもついていればそれを見ることができる。絶対そっちのほうが良いよーー

 

●良いメモは文章が十分長く、情報が具体的んで明確 悪いものは抽象的で具体性に欠ける

○タイトルは書いて、その後は本文でブレークダウンして具体化すればいいと思う。あとから見るときや構造化するときにキーワードを拾って行く作業はやりやすくなると思うので。

 

●考えてはいけないと思いつつ、どうしても考えてしまうことに対し、逆にはっきりと嫌な相手の名前も含めて眼の前の紙に書きつけることで、不思議なほど自分の気持ちが収まっていく。

○注意なのは、書きつけた内容をそのまま相手に送らないこと。デジタルデータはその怖さがある。一回そのまま送ってしまい、侑美さんに泣かれた。出すものは絞るべき。相手の事情考えてアウトプットスべき。自分の中の、メモと相手人だすときのファイルは別にすべき。どっちも必要。

 

●毎日新規の課題で悩むことは実は難しい。普段の悩みは堂々巡り、繰り返し、逡巡が大半である。

○そのとおりだと思う。書いていくと、出てくるアイデアの質や多様性が上がっていくことを感じる。

○フォーマット分科会がほしい。守破離の型を作るときにも、フォーマットが大事。守であるから。フォーマットがなければ教育する効率は上がらない。だから、フォーマットを整備することが大事だと思う。フォーマットが決まれば、ある文章をchat-GPTにぶち込んで、それを整理させてださせればいいんだよ。

機械的に実行して、人がチェックすれば良いんだよ。そんな時代が来るはず。

 

●メモは書いた直後に2,3秒推敲する。慣れてくると過不足なくできるようになる。

○寝かせることは大事だと思う。2,3秒だけでなく、半日後、1週間後見ることで良いものあると思う、特に遂行して作る略や検討書などはたたき台として作った後にそれを見返すことが重要なのだと思う。

 

●メモを見ながらパワーポイントで書き上げる

○パワポに入れる情報は、wordでメモと推敲して、レポートとしているもので樹分だと思う。パワポを作業する時間を本当に無くしたい。手順書でスクリーンショットを使って指示するものは、未だパワーポイントのほうがやりやすいので、ここの使い分けをどうするかが悩み。

 

●3ヶ月ごとにフォルダを整理し、ざっと眺める。更に3か月後にもう一度見直す

○書きっぱなしにしない習慣って、難しい。ブログであれば形式を移動したりすることで、文書を読み直したりする良さがある。どのようにしていくか。。。仕事で使用している物は、1ヶ月毎などで、フォルダを整理するタイミングで見直すといいかと思う。なによりsharepointで全文検索がかかるというのは本当に偉大なので、テキストデータでの入力はマストだと思う。

 

■読書日

2023/8/23

 

■出版日

2013/12/19

 

■著書

赤羽雄二

 

■■評価■■

★★★☆☆

 

■■概要・所感■■

○発声方法と、内容についてまとめた本。

○イケボになりたいとおもい、実践可能なhow toとしてはなかなか良かった。

○自分の理想的な話し方をする人をモデルにして、その人のように話すイメージも合って良いのかと思う。

・自分の声を録音する

・似ている人を探すところからか → 圧倒的なサービスはまだない。ボイトレAIは今後登場するはず。 ビジネスチャンス?

(誰にしようかbambaさんとかrikutoさんとかかっこいいよな)

●みんな体型とかファッションには気をつかうのに、声には気を使わないと思わないか

○そのとおりだと思う

 

 

■■ためになった発声技術■■

●あくび10%|口を大きく開けるのではなく、喉の奥に広い空間を持つこと。明瞭に発音するのと喉の奥を意識。50%ぐらいと混ぜて実施

●人前であがるのは、脳が酸欠状態になっているから。こころの状態・声・呼吸はすべて連動している。

●ニャニャニャ発生法|裏声に近いようなできるだけ高い声で口角を上げながらニャニャニャと発音する。声帯トレーニング。

 顎を立てに落とす。

●エア風船トレーニング|鼻から息を吸って握りこぶしの中に力強く吹き込む。

●初対面の①分間いつもより明るく高めの声で話すと好印象

 

 

■■ためになった内容技術■■

●相手にはお願いモードでやってほしいことを伝える

●成功する人の特徴|

①行動レパートリーの広さ(別の手段を探して行動できる)

②動機づけの高さ(失敗を通して学ぶ) 

③自己肯定感(これまでの成功体験に裏打ち)

●面白い話のコツ|

 ①ディティールを伝える 脳はイメージと現実の区別が使いないので、イメージさせて眼の前にあるようにする

 ②台詞を入れる

●飲み会などでの注意点|

 ①平等(発言を全員に回す)

 ②安全(宗教・政治・思想・メンタルヘルス の話はしない)

 ③謙虚(マウントしない 自分の話は他の人の持ち分の2/3とする)

●先に目を合わせて挨拶する 相手の目を3秒ぐらいしっかりと見る(せめの姿勢)

●話を聞くときには、丹田を相手に向け、エネルギーの流れを確認して意識する。

●めんどくさそうな電話がかかってきたら、「営業ですか?」と聞く。相手が嘘をつけば特定商取引法上の違法行為になる。断るときには結構ですはNG。私には不要です。お引取り願います。で対応する。

 *特定商取引法は、事業者に対して、勧誘開始前に事業者名や勧誘目的であることなどを消費者に告げるように義務付けています。

https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/

 

 

■タイトル

99%の人が知らない「話し方」のコツ

 

 

■出版日

2020/4/10

 

■読書日

2023/8/11

 

■■評価■■

★★★☆☆

 

■■概要・所感■■

○マーク・ザッカーバーグのことは2/5ぐらい、残り半分は他の事例を取り上げているビジネス本。

○起業家・創業者が金儲けのためというよりも、情熱を持って始めたことは、本書でも他所でも共通している。

○本人の言葉は多くなく、おそらく自伝などから抽象化してエッセンスを抽出してあるので、そこが好き嫌いのポイント感とおもう。

○facebookはサービスを一番初めにやったのではない。先行して100万人ユーザーがいた似たようなソーシャルアプリがあったが、その失敗を糧にして、今や巨大帝国と言われるまでになった。オリジナルである必要はない。

 

 

■本書からの引用■

●どのような偉大な業績も、最初は「情熱」から始まる。情熱はすべての原動力だ。毎朝目を覚ますと、とにかく夢中に慣れるものを作り出したいと思いに駆られるようになれば本物だ。そうすれば自ずと目的も生まれる。方向性が決まる。それに従って企業文化を築いていけば良い。

○創業の理念ってなんだったか、それを見返して心の底から共感して行くことは、夢の原動力ももらえるんだろと思った。はじめの熱くて尖った思いが、色々な人に磨かれて自分の目的とも一緒になっていると思う。だから今の会社にいるんだと思う。

 

●適材ない人材を確保することと、適切なパートナーと手を結ぶことがベンチャーの鍵。

○つてよりも思いを持って伝えることが大事かなと思う。多分裏切られることもあるんだろうけど。

 

●会社はお互いのミスを採点し合う場になってしまっている。だがフェイスブックは違う。価値を創造するための場だ。

○価値創造を具体的に描いて、カラーで見ないと。やはり私はバックキャスト好きじゃないんだよね。技術調査なら良いけど。フォアキャストでカラーで絵を描かないと。で、あっとなるアイデアは普通に暮らしていても思いつかないから、いろんな経験をする必要があるんだと思う。

●ひらめきのきっかけは何でも良い。思いついたアイデアは100%オリジナルにならないとしても、最初の目的を忘れず、本物を追求する姿勢で作品を作り上げよ。

○facebookもiphoneもオリジナルじゃない。UIと思いと、先行者の失敗を糧にしたから成功したように読める。

 

●会社を経営したいわけではなく、会社を経営したほうが物事を進めるのに都合が良いからだ。

○この考え方にたどり着かないと、多分やっていけないんだろうな。承認欲求ベースで社長になりたい、は、それまでとそれからのプロセスに耐えきれないんじゃないかな。

 

 

●255人(17%)はすぐに夢を追い、お金のことは後で考えると答えた。255人中100人は大富豪になった。1245人(83%)の経済的な安定を確保してから夢を追いかけるとした人のうち、大富豪になったのはたった1人だけである。

出典|スラリー・ブロトニック *Think like Zuck の中で、ビジネススクールの卒業生1500人対象に、卒業後の進路を21年間(1960~1980年)卒業時点での質問「今すぐ夢を追いかけるか、それとも、まず先に経済的な安定に役立つ職業をえらぶか」の質問をした

●情熱がなければ気力が生まれない、気力がなければなにも得られない。

○このデータは非常に面白い。私も使おうと思った。が、20年間だと当たり前な気がしないでもない。内一人はおそらく途中で夢を追いかけるのに変えたんだろうし。

 

●パーティの馬鹿騒ぎよりもビデオゲームよりも、腰を据えてなにかを作り上げるほうが充足感を得られることに気づいた。

○人が作った遊びよりもなにかを作り上げるもののほうが良いんだろうな。なにかピラミッドグラフが作れそう。ラーニングピラミッドの亜種版のような。割りと響きそうだし。

 

●「そもそも自分が言いたかったことはなにか、やりたかったことはなにか、売りたかったものはなにか」 という基本に立ち返り、人々にもっと理解を深めてもらうことが先だという。

○人に認められていない状態って、実はチャンスなのかもしれないなぁ。実は宝の目なのかも。こことは離れるけれど。

 

●ノウハウを知っていても仕事への情熱がない人は効率が悪く、貢献度も低くなりがちです。それなら素人でも情熱のある人のほうがマシと入れるのでは。

○注意しなければならない。ノウハウコレクターではなく、それを如何に使いこなせるかが大事。

 

●ザッポスは成功要因として社員の自己啓発・キャリアアップ支援を上げている。

○うちの会社もやっているけれど、制度だけになっている気がする。もっとコミュニケーションとして使えないだろうか。What’s newで頑張る人が小さなクラスターを作れるように。もともと能動的な人は一歩踏み出してみるけれど、その人達の割合を広げるための工夫って、どんなやり方があるだろうか。例えばGood&newを隣の部署とシャッフルして5min間やるだけで全く変わるのではないか。

 

●チーム内部での知識共有を重視する。二度手間は避けたいし、成功事例やプラスと思われる事柄は共有したい。

○PMOが必要だよね。“戦略を練る”なんてことを言って、具体的になにをどうするのだろうか?方向性を決めるのに時間を書けているだけで、結局見直し進められていないだろう。

○技術士総監だったり、独立だったり考えたときに、PMOとしての経験を積んでいくことは、今一番成長につながることではないか。ここにAKにはプロフェッショナルがいないので、このプロフェッショナルになるために、本を読んで勉強することは大事で目標にするべきだと感じた。

 

 

●ザッポスでは選考で、自分の幸福度は10段階評価でどれくらいだと思うかという質問で、7未満の人間は問答無用で落とす。

○松下電工でも自分は運がいい如何という質問で、いいえと答えた人は問答無用で落としたという。楽観的で明るく、前向きな人材が、社風にあっていたり成果を上げやすいから良いとしているようだ。

 

●大企業がベンチャー企業を買収するのは、優秀な人材(主に創業者)を獲得するのに最も効率がいいからと言う側面がある。技術や製品は二の次という考え方すらある。

◯この視点持っていなかった。出資したりするのは、儲かるのもそうだし、優秀な人材の貴重性を理解しているからそうしているんだな。

 

●20ドル分の画素論プリペ―とカードのような褒美を用意しても、私の部下はあまり効き目がない。むしろ私に馬鹿な格好をさせるほうが、よほどやる気を出してくれる。だから、常識外れかもしれないが、部下が好きな方法でやる気を引き出すんだ。

○前向きな人の自己研鑽は、インセンティブがあってはいけないんだと思う。ボランティアみたいなもの。得られるリターンがインセンティブだと仕事になってしまったら、それは単価が低い仕事になってしまう。だからユーモアある、例えばクラレで広報活動手伝うと高梨沙羅と会えるとか|ちょっとニンジン感が強めかもしれない、休日上司を自分の趣味に突き合わせる、例えば一緒にハーフマラソンにぶち込んでやらせる、とか、ある意味win-winな関係を気付けるような物がいいのではないか。

 

●世の中を変えたければ、まず自分が変わることだ|ガンジー

○響くなぁ。逆に名言集というものは意味がないということも言えるのでは?その発言に至るバックグラウンドストーリーを語らないと、なにも意味がない。文字しか伝わらない。だから、名言はその背景をしっかり知って、それが凝縮された言葉として考えないと行けないのではないかと思った。 これはブログに使えそう。使う名言として、リストアップして3選 をブログにアウトプットしたい。

 

●3Mのように15%ルールを実施するのは容易ではない。創造性を発揮してもらう自由を与えようとした企業はことごとく暗礁に乗り上げている。費用がかかりすぎるのだ。3Mのように実施するためには、ずば抜けた独創性を良しとする社風が必要なのだがそれがないために迷走してしまう。

○迂闊に言えないよね。自分たちのカルチャー含めて見ていかないといけないんだろう。

 

●子供の頃から正しく行動しろと教え込まれる。でも、人が見つけられなかった答えを探そうと思えば、間違った行動を取る必要がある。バカバカしいこと、常識外れなこと、不当適当とされること、危険なこと、、こういう行動をとって失敗してみるのです。なぜ失敗するのかを見届ける。すると全く違う方法が見えてくる。飛び上がるような気分になりますよ。

○回り道は悪いことじゃなくて、違う正解を見つけるために必要なことなんだと思う。たとえで、行き止まりには宝箱があるってRPGで学んだ みたいなことが結構好き。

 

●机上の空論を戦わせるぐらいなら、試作品を作れ

○試作品はやりたいことの最小限の機能で、素早く出せるものを出して、それの効果を見せることができれば、すごい良いよなぁ

 

 

■タイトル

Think like Zuck

 

■著者

エカテリーナ・ウォルター

 

■読書日

2023/8/5

 

■出版日

2014/5/12

 

■■評価■■

 

★★★✬☆

 

■■概要・感想■■

○主人公は未婚で子供を産もうとする女性という属性であり、既婚男性という私の属性に対して、最も遠い存在である。

○そんな主人公がどんな気持ちで過ごしているのかというのは、とても新鮮であった。

○それだけでなく風景の描写が抜群にうまい。心情を風景描写にかさね、その変化を独自の視点でテンポよく進めているところに魅力を感じた。

○口語体・手紙の挿入など、読み進めるための工夫がいたるところに見えて、読者への気遣いがすごいと感じた。

○従兄弟からの紹介の通り、全く違う世界を見ることができる作品であり、読んでみてよかった。

○恩田という男の描写で、ネトっとした気持ち悪さの表現もうますぎて、読んでいて気持ち悪くなった。男の私でも気持ち悪いので、女性だったら吐いてもおかしくないぐらいの描写だと思う。直接的な行為の酷さ気持ち悪さではなく、語り口調の説明のなかでこれだけ気持ち悪さを表現できる表現力は凄まじい。どこが気持ち悪いって、その男が自分の気持ち悪さを理解していないで、いかに素晴らしいかを語っているところである。気持ち悪いしワンチャンの助平心もあって、言っていることが矛盾しているのに自分で気づいていない。自分は正しいことをやっていると酔っている人間ほど怖いものはないと感じた。今まで読んだ本の中で気持ち悪さはNo1である。

 

■出版日

2021/8/10

 

■読書日

2023/8/1

 

■著者

川上未映子

 

■タイトル

夏物語

 

 

 

■印象に残った部分■

●そんなふうに緑子の後ろ姿を眺め、風呂場から漏れてくるシャワーの音を聞くともなしに聞いていると、なにも変わらないはずのこの部屋の雰囲気がいつもと少しだけ違って感じられるような気がした。それはまるで、昔からある写真立てのなかの写真だけがいつのまにか変えられているのに、そのことになかなか気がつけないでいるような違和感だった。わたしは麦茶を飲みながら、しばらくの間その違和感について考えてみた。けれどそこがどこからやってくるものかは、わからないままだった。

○流れるような描写で引き込まれるし、たとえがうまい。そしてきれい。ちょっとおしゃれでもある。こんな文が書けるようになりたいな。

○分析すると、日常で考えているときにシチュエーションの描写を、すっ飛ばしていないんだと思う。1次情報の音から発生した考え、自分の行為と思考というような描写がされている。丁寧でかつ、よみやすい。一文は長くても、わざとそうしている良さがある。

 

●(楽しみにしていた幼稚園の葡萄狩りに参加できなかったときにおねえちゃんが家で、やってくれたシーン)

●それで目を開けたらな、タンスのひきだしとか、棚の取ってのとことか、伝記のかさんとことか、洗濯もんのロープとかな、いろんなところにー靴下とかタオルとか、ティッシュとかおかんのパンツとか、もうそのへんにあるもんなんでもかんでも、ありったけのもんを挟んだりひっかけたりして、いまからふたりで葡萄狩りやでって言うねん。夏子、これぜんぶ葡萄やから、ふたりで葡萄狩りしようって。

○ユーモアある優しさは心温まる。でも一番印象的なのは“ブドウ”でも“ぶどう”でもなく、「葡萄」としているところ。馴染みのない漢字を使うことで、よくわからないけど楽しそうなものという感情を、表現しているところに筆者のうまさを感じる。この家でやったのは葡萄狩りであって、ぶどう狩りではない。でも幼稚園でやるものは葡萄狩りと呼んでいるから、主人公がどれだけ特別な体験をしたか、ということを表しているように感じた。

 

●いま、ふたりは、ふたりが世界なんやろなーー私は言葉にしてそう思った。それは例えばわかさゆえに二人以外のことがなにも目に入らないくらいに夢中になっている、というのとは少し違って、なんというか、相手を思う強さがそのまま世界への信頼の強さになるというようなそんな世界、そのものなんじゃないだろうか。ふたりが見つめ合えば見つめ合うだけ、強くて柔らかい約束で満ちてゆく世界。そしてその約束は叶えられるために存在していて、決して破られることがないと一点の曇もなく信じることができるような、そんな世界。

○これも一文が長いが、とても読みやすくて好きな部分。思考の飛ばし方が素敵。

 

●「まんこつき労働力」だった紺野さんの母親は、自分ら子供よりも暴力を振るう父親の方が大事といった。子供はまた産めるけど、お父ちゃんは一人しかいないからと、ちょっと照れたような顔をして言った。

○すごい価値観。この小説を読まないと決して知らなかった価値観を提示されたような気がする。

 

●自分にとって最高の存在で、それで最大の弱点。それが日に日に自分の外で大きくなって、事故とか病気で死ぬかもしれないことを一瞬でも考えると、息もできないくらいに怖い。子供って恐ろしい存在だよね。

○母親って、ここまで考えるんだ。親ってそんな事を考える。私は。。。最悪のケースを考えたことがあるだろうか。だから価値観が合わないと言われるんじゃないか。

 

●男ってさ、冷蔵庫とかドアとかレンジとかスイッチ切るのとかなんでも良いけど、ものすごい音立てるでしょ、あほみたいに。手際も悪いし、基本、生活のことはろくにできないし。自分の生活が変わらない範囲でしか家のことも子供のこともやらないくせに、外では理解のある夫だとか父親だかって、でかい顔してうっとりしてやんの。あほかと。んで、突っ込まれるのに慣れていないから、なにか一言言うだけで期限が悪くなって、そして自分の悪くなった機嫌は誰かが直すもんだと思っている。それでこっちも苛々する。それである日、なんでわたしは貴重な人生の時間をこんなどうでもいい男のために苛々して過ごしているんだろうと思って、やめることにしたの。

○心当たりがありすぎて、縮こまってしまう。そとでダメな父親ということで謙虚になって、自分の機嫌ぐらいは自分で取れるように努力しないと。ちょっと時間頂戴。文字にして整理して自分の機嫌を自分で取るからというようにアクションプラン出したほうが、具体的でいいだろうな。とにかく文字にすることが良いのかなと思った。わたし、タイピングはそこそこ得意だと思うから、思考を文字にして客観視するようにさせてと言って、行ければ。出先ならメモを取ろう。

 

●夜会はどっち向いても女の裸ばかりでちんこをもてなすシステムでガンガンに回ってて、それで、それ全部やらされてるの女じゃないか。こんなんで一体何がわかり会えんの。構造的に考えてありえないだろう。それでもっとたちが悪いのは、俺はそういう他の男とは違うからって自意識持っているやつ。能書きは良いから、お前が先月やった洗濯と買い出しと掃除と料理の回数だせっつうんだよ。

○辛辣すぎる。が、本音か。たしかにそうだよね。恵まれた立場を自覚して、相手に寄り添うというよりもアクションプランか。

 

●産むことは、寝ている子供を叩き起こすこと。帰り道のないサプライズパーティをすること。親の賭けにつきあわされていること。生まれてきたことを公開する子供は、あなたではない。もう誰も、起こすべきではない。

○善百合子という人物が独白のように主人公に言う場面。重い。非常に重い。反論の余地がない絶望を見ている。

 

●僕がずっと思っていたのは、ずっと悔やんでいたのは、父にーー僕を育ててくれた父に、僕の父はあなたなんだとそう言えなかったことが、 本当のことを知って、そのうえで、それでも僕は父に、僕の父はあなたなんだとーー僕は父にそう言いたかったんです。

○主張だ。著者なりの答えのひとつなんだと思う。

 

●私がやろうとしていることは、取り返しのつかないことなのかもしれません。こんなことは最初から、全部間違っているのかもしれません。でもいまは、忘れるよりも、間違うことを選ぼうと思います。

○希望なんだとおもう。覚悟なんだと思う。

■■評価■■

★★✬☆☆

 

■■概要・感想■■

○タイトルの通り、多数決的に頻出テクニックをランキングしている。特に重要と思われる上位7つ、それ意外23個を上げている。

○この本を読んだからといって強み二を身につけることは難しいが、情報を俯瞰してみることはできる。

○本書を作った著者のまとめノートのようなもの印象を受ける。情報の余白がなかったり、独自色が出にくくなっているのが、残念なところである。

 

■タイトル

「文書術のベストセラー100冊の」ポイントを1冊にまとめてみた。

 

■著者

藤吉豊

小川真理子

 

■出版日

2021/1/12

 

■読書日

2023/8/3

 

 

 

 

■役立ちそうなこと

●無駄のない文章は読みやすい。具体的には、主語と述語の位置が近い、1センテンス1メッセージが徹底されている 等がある。

●削っても文章の意味が変わらない言葉は省略する

○これはとても大事。私の頭には、神野sのPPTが目に浮かぶ。本人に持ってくる前にchatGPTに添削してもらうのは、結構有効だと思う。

 

 

●使いやすい型

◎PREP法(point reason example point)

○色々なところで言われている。技術士の論文でも指導推奨されていた。この文書を元に人に読ませる文書を書くときには、使いこなしたい。

 

◎ブログ型(好きなものの特徴 好きになったきっかけ それをひとにおすすめできる3つの理由 始めてみたい人へのアドバイス)

○なかなか面白い、たしかに書きやすそうである。人に読ませる分と個人の思い、一般化・抽象化した理由、読む人へのメリットと、バランスよく配置することができると思う。

 

●文章は必ず推敲する。具体的には時間を置いたり、プリントアウトしたりして読み直す

○すでにやっているから、特に目新しくないけれど、やっぱり大事だなという感じ。

 

●例えや比喩を積極的に使う。特により強い印象を与えたいときには「隠喩」を使う。隠喩は断定口調になるので、鋭い印象になる。

○これは取り入れたい。確かに言われればそうだけれど、実際に使ってみないとわからない。このあたりに、文章を書くことと読むことの隔たりがありそう。

 

●例え話をするときに、知名度が高くないものであれば例え話の補足もする。

○小難しい本題の説明をするよりも、たとえで置き換えられた平易な例のほうが、説明としても受け取りやすい。

 

●接続詞の使い方として、逆説の接続詞は必ず必要。順接はなくても構わない。

○確かに。

 

●会話は、「」でくくる。

○これは会話を特定するというだけでなく、長文となってしまうときの抑揚をつけるときにも有効だと思う。例えば100文字以上の長文でも、引用が2つ、40文字の会話文であれば、読みやすいと思う。長くならざるを得ないときには、文章は「」や、セリフにしてしまって、ひとかたまりにすると良いと思った。

 

●テン(、)の打ち方8つのルール

・分の切れ目に打つ

・修飾する文章が長いとき、そのあとに打つ

・対等に語句をならべるとき

・接続詞、逆説の助詞のあとに打つ

・挿入された語句の前後や文節を区切るときにうつ

  ◯挿入すると文章が分かりにくくなるので、そもそも極力しないほうが良さそう。

・引用を示す「と」の前に打つ

・感動詞や呼び掛けの句のあとに打つ

・修飾語と被修飾語の関係を明確にするために打つ

 

●短い修飾語は、被修飾の近くに。長いものはすこし遠くても良い

○なるほど、参考になる。

 

●文章の書き出しに使える6つのパターン

・会話や音から始める

・タイトルの逆を書く

・疑問を投げかける

・格言・名言を使う

・短文で言い切る(10文字程度)

○私は疑問形とタイトルの逆、もしくは一般常識の逆で、フックポイントを作るやり方が性に合っていると思う。

 

●「は」と「が」の使い分け

・「は」は既知のこと、既出のこと

・「が」は未出のことにつかう

○何気なく使い分けているけれど、結構意識しないと使いこなせないと思う。

 

●体験談で説得力を高める。自慢話はしない。読みては失敗体験に共感を覚える

○以前から自分が思っていたことと完全に一致する。体験を文字に、言葉に落とし込むためには技術が必要。この技術はテクノロジーではない。アウトプット習慣によって磨かれた人間力である。

●文章がうまくなるには、人生観6割、情報とテクニックで4割 とある。

○これ、実際に文章を書いている人にしか多分わからないんだと思う。一貫した文章を書くのって、実は難しい。話が乱雑にとっちらかってしまうことはよくある。やってみないとわからないことだな。

 

●考えが整理されているから書くのではなく、書くことで考えが整理される

○自分が考えていることを文字にする。絵は図形説明のときのみで良いとおもう。時間がかかるので。文字にするときに構造化して、どこをもっと考えていかないといけないのか、と見えるようにしていくと良さそう。具体的には

■大項目

◎中項目

・小項目

として、■と◎はwordのアウトラインの機能で構造化する。番号を書くとわけわからなくなるし、おせっかい機能で死ぬほど面倒だから、極力1)などの数字は使わない。Wordの機能をショートカットキーで操作できて、目次を出力すると、書いている内容のアウトラインができるから、俯瞰することができる。勝手にリンクまで張ってくれるから、便利である。

○これまでエクセルとPPTのショートカットや、使い倒しを考えていたが、wordをしっかり使い倒すことで業務遂行能力が向上すると感じている。基礎体力としてのタイピング能力(寿司打 10,000円程度)の上に、ロジカルシンキングのためのword。 “考える”ということは、内なる活動ではなく、言葉として表現して推敲することで深めることができるのだと思う。

文字にすることで行動や習慣につなげることができる。スケジュールの線を自分で引っ張るようにってよく指導されるけど、結構難しいよね。長さ含めて。だから、仕事の課題を実行するために課題をバラさないといけないと思うのだけれど、それは矢印に寄ってではなくて、文字でまずやるべきなんだと悟った。

○まったく関係話になるけれど、仕事の進め方で相手をやる気にさせるプレゼンをバチットした後に、どうすればいいかで「寿司打一万円です」というのは、「シュート2万本です」といった安西先生っぽい。前のめりにさせるために、桜木花道にさせたように、己の下手さを実感させてからしないと効果が薄いと思うから。なにかをさせる必要があるんだろうな。例えば会議案内のメールを打つときの速度を競わせるとか。テンプレ用意させてタイピングを競わせるようにしたり、そもそもテンプレ化することを正義としたり、辞書登録をさせたりとか、自分で工夫する余地がたくさんあるので教育に非常に有効だと思う。

○更に脱線して、スラムダンクのナレーションって名文多いなと。「牧の体に押された訳ではなかった。だが木暮はその場に尻もちをつきそうになるのをやっとのことでこらえた。牧は圧倒的に本物だった。木暮は今反応できない。牧はフェイクをひとつ入れた。反応できないのに? その相手は木暮ではなく——赤木だった。これとか名言だよね。

 

●面白い文章の特徴は3つ

・謎解きと発見がある

・人と異なる意見が書かれている

・構成が工夫されている

 

●文章の良し悪しは、なにを書くかで大きく左右される。

・読み手の役に立つこと(メリットを与えられること)

・独自の視点があること 自分の身の回りに起きたことや、体験したこと

とある。

○いい文章を書くためには、体験が大事。実は、名文を欠けるようになるとか、本を出版できるようになるというのは、新しい体験をした先にあるのではないか。新しい体験をして、それを文章として消化させる作業があって、はじめて名文が生まれるんだと思う。体験はそれほどまでに大事なんだと思う。そうすると、人生の目標として、『面白い本を出版する』という目標は、なかなかいまの行動にあっているのかと思う。

 

●過去形と現在形を混ぜると文章がいきいきとする

○テクニックだけれど、そこそこおもしろい。

■■評価■■

★★✬☆☆

 

■■概要・感想■■

○タイトルと内容があまり一致していない本であった。語られている部分はあるが、ごく一部であり、現代はこんな厳しいことがあるよ という具体例を述べている。

○パーツパーツでなるほどということもあるので、そこはふーんというように頭の片隅にでもあればいいかなと思った。

 

○コダックが潰れた理由は、デジカメやイノベーションのジレンマということもあるけれど、現状の高収益構造を自ら壊すようなことは、短期的な利益を求める株主の以降にそぐわなかったという側面もあるという。投資に見合った配当をしてくれるのが有能な経営者の証であるとされている。

○新規で事業を起こすにはスピンアウトするしかないんだろうな。多少資本が入っていたとしても、独立するしかないんだろう。じゃないと既存のビジネスモデルを壊すようなことはできない。自分で壊さないと他の人からある日突然壊されて、倒産することすらあるんだろう。

 

 

■■へぇーとおもったところ■■

●現状の出版業界は部数は減って、刊行点数が増加している。当座の資金を回そうとしている。戻ってくるよりも多くの本を出せば、当座のお金は周り、自転車操業をしている。

○知らなかった。

 

●プロの目からすれば、価格相応。明らかに酷い仕上がりなのに、クレーム一つつきません。なぜか。便利だからです。経済的だからです。たとえ欠点があったとしても、メリットと比較して許容しうるものであれば良しとする・それが消費者だからです。

○プロが陥りがちな、こだわりとニーズの乖離があるという例かと思う。プロの意見も大事だが、

 

●キンドル・ダイレクト・パブリッシングを使えば、出版できるし売れば利益を手にすることもできる。

○知らなかった。ゲラというか、校正をするのはchatGPT使って面白い文書にして、書いていけば、編集者いなくても個人で出版するには十分な本を書けるようになるのでは?と思ってしまう。

 

●最小の人数で最大の効率を上げるには、業務を可能な限り単純化し、かつ標準化すること。

○ここに関しては完全に同意する。標準化で意見をもらえる体制にして改善を続けていることができないと、(どっかの会社みたいに?)中途半端で改善されないテンプレがデフォルトになってしまう。完成度80%で出してもいいから、個々人で95%している例を集めて更新すればいいのにね。

 

●雇用を排除すれば物は安くなる

○これ、怖い心理だよね。逆に言えば人を排除できるような仕事、省人化だったり効率化だったりを進めていく人は需要が高いということか。1人で2人の業務量を減らすことができれば、その人の市場価値って2人分以上と言えるよね。

 

●ニーズのすべてをシステムに組み込むのはまず不可能。というよりも、意味がない場合の方が多い。

○これも同意。システムに仕事のやり方を合わせてく必要もある。もういいかげん捺印文化辞めて、承認システムで回すようにしようよ。すでに全社運用されているんだから、できるだろうに。やらないのは怠慢というよりも、勉強、能力、情熱、現状把握、そんな全てが不足しているんだと思う。

 

●ポロボノに参加する方々の多くが、「自分のスキルが恐々のために役立てば」という純粋な思いから無償の労働に加わっている。

○他者貢献をするときのポイントは、感謝をもらうことはあっても、対価を貰わないことであると考える。対価をもらって有償の労働としたら、それが適切かどうかという目が入ってしまう。そうすると不満の種になるので、あくまで無償であり、せいぜい人間関係や経験を積むことが重要という考えでいないと難しいんだと思う。

 

●経営危機に陥った会社にとどまり続けるのはリスク。ギリギリまで残るのは美徳ではなく、そこに至るまで会社をやめる判断がつけられなかった、判断力に欠ける証。管理職としての資質を疑われることにつながる。

○厳しい言い方だが、そうみなされる人がいるのも事実だと思う。もう余生短い人は良いが、油の乗っている40代は注意が必要であると思う。

 

 

■タイトル

「いいね!」が社会を破壊する

 

■出版日

2013/10/20

 

■読書日

2023/8/2

■■評価■■

★★★★☆

 

■■概要■■

○著者はユダヤ人として輸送列車でアウシュビッツに連れていかれ、その後別の強制収容所で数年過ごしていた。その中にも過酷状況の中で過ごした実体験に基づく体験録。

○分量は多くない。読みやすい。翻訳本であるが、非常に自然な訳である。おそらく新装改訂版だからだと思う。

○人生に意味を見出したのではなく、人生から意味を問われているとコペルニクス的転換をしている。それが実体験に基づく内容であるから感動的でもある。

○眼前に広がる過酷な労働と、移動などでふと見える自然の神秘的な描写の対比が、単なる1人の体験談から、読者を世界に引きずり込んでいく。

 

■■感想■■

○体験は自分のものであるが、その状況を表す言葉は先人のものである。それはリルケであり、ニーチェであり、ドストエフスキーである。

○抽象度の高い言葉と、自身の体験が、深い納得感で結びくことが、最も人に訴えかけることができるんだと感じた。そう考えると、よく引用される名言を、文脈含め知っておくことは、教養としてとても大事だと思う。

 

○名言ノートは、作った人はすべてわかっているんだろうけど、少なくともその名言が生まれる前後の文脈を知らないとうまく使えず、役に立たない。

 

○アバタローさんの要約があまりにも感動的だった。本書を読むとの同じかそれ以上の感動、まさに心動かされる語りをしていたのは、本当にすごいと思った。

 

■タイトル■

夜と霧

 

■著者■

ヴィクトール・E・フランクル

 

 

●精神医学では、いわゆる恩赦妄想という病像が知られている。死刑を宣告されたものが処刑の時直前に、土壇場で自分は恩赦されるのだ、と空想し始めるのだ。それと同じで、わたしたちも希望にしがみつき、最後の瞬間まで、自体はそんなに悪くないのだろうと信じた。

○私の中であったものだと、岩岳のスタートに間に合わなくて、DSしたときが思い出される。本当に悪いことをした。恩赦されるのだ、ということを何処かで考えたりもしていたなぁ。本当にどうしようもない失敗だった。あれよりもどうしようもない失敗は他にないと思う。恩赦志向もあったけれど、あの失敗を本当に正面から向かい合っていただろうか。悩み誤り反省し尽くしただろうか。逃げて恩赦されたつもりで、誰かが私のかわりに損をしただけでなかっただろうか。そんな事も思った。

 

●被収容者はショックの第1段階から、第二段階である感動の消滅段階へと移行した。内面がじわじわと死んでいったのだ。(中略)感情の消滅は、精神にとって必要不可欠な自己保存メカニズムだった。現実はすっかり遮断された。すべての努力、そしてそれに伴うすべての感情生活は、たった一つの課題に集中した。つまり、ただひたすら生命を、自分の生命を、そして仲間の生命を維持するということに。

○映像として想像できるが、正直相当だ。中高生の頃たまたま映像の世紀を2時間ぼーっと見ていたことがある。殴られることや飢餓に苦しむことがなくても、少しは同じような感情になったと思う。圧倒的な暴力や抑圧の前では何も感じなくなってしまうんだろう。

 

○食事に関する凄まじさは想像を超えている。ハングリー精神なんて言葉では表せないし、想像の10個ぐらい壁の向う側にあるように感じる。

 

●もともと精神的な生活をいとなんでいた感受性の高い人びとが、その漢字やすさとはうらはらに、収容生活という困難な外敵状況に苦しみながらも、精神にそれほどダメージを受けていないことがまま合ったのだ。そうした人々には、おぞましい世界から遠ざかり、精神の自由の国、豊かな内面へと立ち戻る道がひらけていた。繊細な収容者のほうが、粗野な人々よりも収容生活によく耐えたという逆説は、ここからしか説明できない。

○ここからのフランクル先生の妻との精神的な邂逅は涙なしには読み進められない。

 

●もはやなにも残されていなくても

雪に足を取られ、氷に滑り、しょっちゅう支え支えられながら、何キロもの道のりをこけつまろびつ、やっとの思いで進んでいくあいだ、もはや言葉はひとことも交わされなかった。だがこのとき、わたしたちにはわかっていた。 ひとりひとりが伴侶に思いを馳せているのだということが。わたしはときおり空を仰いだ。 星の輝きが薄れ、分厚い黒雲の向こうに朝焼けが始まっていた。 今この瞬間、わたしの心はある人の面影に占められていた。 精神がこれほどいきいきと面影を想像するとは、以前のごくまっとうな生活では思いもよらなかった。わたしは妻と語っているような気がした。 妻が答えるのが聞こえ、微笑むのが見えた。 まなざしでうながし、励ますのが見えた。 妻がここにいようがいまいが、その微笑みは、たった今昇ってきた太陽よりも明るくわたしを照らした。そのとき、ある思いがわたしを貫いた。 何人もの思想家がその生涯の果てにたどり着いた真実 何人もの人がうたいあげた真実が、生まれてはじめて骨身にしみたのだ。 愛は人が人として到達できる究極にして最高のものだ、という真実。 今わたしは、人間が時や思想や信仰をつうじて表明すべきこととしてきた、究極にして最高のことの意味を会得した。 愛により、 愛のなかへと救われること! 人は、この世にもはやなにも残されていなくても、心の奥底で愛する人の面影に思いをこらせば、ほんのいっときにせよ至福の境地になれるということを、わたしは理解したのだ。収容所に入れられ、なにかをして自己実現する道を断たれるという、思いつくかぎりでもっとも悲惨な状況できるのはただこの耐えがたい苦痛に耐えることしかない状況にあっても、人は内に秘めた愛する人のまなざしや愛する人の面影を精神力で呼び出すことにより、満たされることができるのだ。 わたしは生まれてはじめて、たちどころに理解した。 天使は永久の栄光をかぎりない愛のまなざしにとらえているがゆえに至福である、という言葉の意味を....。目の前の仲間が倒れ、あとに続く者たちもつられて転んだ。監視兵がさっそくとんできてりかかった。 数秒間、わたしの想像の生活は中断された。だが、魂は瞬時に立ち直り、ふたたび被収容者であるここからあらぬかたへと逃れて、 また愛する妻との会話を再開した。 わたしが問いかけると、妻は答えた。 妻が問えば、 わたしが答えた。「止まれ!」工事現場に着いた。「全員、道具を持て! つるはしとシャベルだ!」みんなは、使いやすいシャベルやしっかりしたつるはしを手に入れようと、まっ暗な小屋に殺到した。「早くしろ、この豚犬野郎!」ほどなく わたしたちの中にいた。 きのうもそこにいた。 凍てついた地面につるはしの先から火花が散った。 頭はまだぼうっとしており、仲間は押し黙ったままだ。 わたしの魂はまだ愛する妻のおもかげに面影にすがっていた。まだ妻との語らいを続けていた。 まだ妻はわたしと語らいつづけていた。そのとき、あることに思い至った。 妻がまだ生きているかどうか、まったくわからないではないか!そしてわたしは知り、学んだのだ。 愛は生身の人間の存在とはほとんど関係なく、愛する妻の精神的、つまり (哲学者のいう) 「本質」に深くかかわっている、ということを愛する妻の「現存」、わたしとともにあること、肉体が存在すること、生きてあることは、まったく問題の外なのだ。 愛する妻がまだ生きているのか、あるいはもう生きてはいないのか、 まるでわからなかった。 知るすべがなかった (収容生活をとおして、手紙は書くことも受け取ることもできなかった)。だが、そんなことはこの瞬間、なぜかどうでもよかった。 愛する妻が生きているのか死んでいるのかは、わからなくてもまったくどうでもいい。 それはいっこうに、わたしの愛の愛する妻への思いの、愛する妻の姿を心のなかに見つめることの妨げにはならなかった。 もしもあのとき、 妻はとっくに死んでいると知っていたとしても、かまわず心のなかでひたすら愛する妻を見つめていただろう。 心のなかで会話することに、同じように熱心だったろうし、それにより同じように満たされたことだろう。 あの瞬間、 わたしは真実を知ったのだ。

○本書で最も心動かされるシーン。本当に目頭が熱くなる。

 

○ユーモアはいわばまやかしだが、生きるためのまやかしといっている。苦悩の大きさなんてどうてもよく、小さなことも大きな喜びになるとしている。

○事実を含め、ほとんどの出来事は、それを受け取るヒトの解釈によることのとおりなんだろう。こんな極限の状況でもそう思える人は、頭がさがる思いしかない。

 

●かつてドフトエフスキーはこういった。「私が恐れるのはただひとつ、わたしがわたしの苦悩に値しない人間になることだ」(中略)彼らは、真っ当に苦しむことは、それだけでもう精神的になにごとかをなしとげることだ、ということを証していた。最期の瞬間まで、誰も奪うことのできない人間の精神的自由は、彼が最期の息を引き取るまで、その生を意味深いものにした。なぜなら、仕事に真価を発揮できる行動的な生や、安逸な生や、美や芸術や自然をたっぷりと味わう機会に恵まれた生だけに意味があるのではないからだ。そうではなく、強制収容所での(略)生にも意味はあるのだ。そこに唯一残された、生きることを意味あるものにする可能性は、自分のありようががんじがらめに制限されるなかでどのような覚悟をするかという、まさにその一点にかかっていた。

○はい、ここで止めます。フランクルは、生の状況がいかに過酷であっても、残りの時間が短かったとしても、どんな生には意味はあるとしています。そこには覚悟も必要ということで、日常生活を送っているヒトからはなかなか想像できない状態です。それでも大病を患って人生の残り時間を強烈に意識する事があったときに、この本、このフレーズ、と再度出会うことで、人生が好転していくように思えるのではないでしょうか。

 

●「なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きることにも耐える」

●ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。わたしたちが生きることから何を期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちから何をなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。(略)生きることはけっして漠然としたなにかではなく、つねに具体的ななにかであって、したがって生きることがわたしたちに向けてくる要請も、とことん具体的である。(略)具体的な運命が人間を苦しめるなら、人はこの苦しみと向き合い、この苦しみに満ちた運命とともに全宇宙にたった一度だけ課される責務としなければならないだろう。

○本書の最も主張する部分だと思う。生きる意味がわからない、希望が見いだせない、今の状況がつらいと感じることは誰しもある。仕方ない。それすらも乗り越えるべき壁、自分が意味を見いだすように問われている、人生のスパイスなどと、反対側から見る姿勢を進めている。結構厳しい考え方だが、この状況にある人がいうからの説得力がすごい。私が言っても正直1/100000も伝えられないと思う。読者の私に対して、これだけ響いて、70年以上の風月を耐えた作品を世に送り出したということに意味があったと確信できる。この作品から学ばなければいけないことが凝縮されている。

 

●「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」

○詩人の言葉らしい。昔、詩は面白くないと思っていた。国語の問題でも詩は出題されることが殆どなかったから興味がなかった。それは、詩は、私的な内面に向けて発せられたものであり、自身の中の問いをふくらませるものだからだと思う。答えは一意ではないから問題にできない。抽象度が高い。だからこそ、逆説的に、理解するためには自分の中で具体にしていく作業が必要だから、感動があるのだと思う。物語も良いが、なぞっていることでもある。詩は、自分が考える余地が大きい。ポエムを書くのは痛い、中2と言われるが、それは具体によりすぎているからだと思う。もっと抽象度が高いところまで消化させることができれば、沢山の人に感動を与えることができるんだと思う。上辺を撫でるんじゃなく、具体と抽象の距離を考えること。

○頭に浮かぶのは、荒井由実のひこうき雲。実体験を元に、高校生であの歌詞とあのコードを作ったのは、紛れもない天才。もう少し分解してみると、実体験と抽象的な歌詞のバランスが絶妙。そしてコードは個性があって具体的である。だから口ずさみたくなる曲なんだろうと思う。

 

 

●(開放されて自由になっても)、すぐには腑に落ちない。自由という言葉は何年ものあいだ、憧れの夢の中ですっかり手垢がつき、概念として色あせてしまった。そして現実に目の当たりにしたとき、霧散してしまったのだ。現実が意識の中に押し寄せるには、まだ時間がかかった。私達は現実をまだそう簡単にはつかめなかった。

○精神科医としての本領が遺憾なく発揮されている。開放されてやったーという状態ではない。そんな状態等の昔に過ぎたことで、地獄が長く続くとそうなるという例。時間がかかるということ、考えないといけない。トラウマは存在しないというアドラーの考え方も正しいと思うが、一方でこのようにすぐに立ち直ることができない状態であるのも、不可避な行動だと思う。時間をかけて、現実に向かっていければ、良いのかなと思う。

 

■出版日

2002/11/5

原著 1945年

 

■読書日

2023/8/1

■■評価■■

★★★☆☆

 

■■概要・感想■■

○骨格とパーソナルカラーによって、似合う服・色の具体例を解説した本。

○基本は白、グレー、ネイビー などの、どれとでも合わせやすい色を使う。ネイビーと言っても黄色系が入ったものを似合う場合も良ければそうでない人もいる。

○私は体型ストレート、カラーはサマーだったので、黄色系が似合わないとのことなので、ネイビーを選ぶときにも黄色みがないものを選んでいきたい。

 

■ワンポイントのコツ等■

○Tシャツもたたまないでそのままクローゼットに入れる

○ニットは畳んでしまう 伸びてしまうので

○買うときには 色柄 → 素地 → 形(デザイン) の順でチェック。

○トップス|ピチピチして見えない 袖の丈が腰骨に掛かる程度か 首が窮屈に見えない

○ボトムス|ストンとして見える

○ファストファッションブランド|ユニクロ ZARA グローバルワーク

 

 

■今後購入したい衣服■

◎セレクトショップ

○ネクタイ|無地 シルクで高級感あるもの

○胸ポケットのハンカチ

○スタンダードなトレンチコート ネイビー系 光沢ないもの

 

◎ファストファッション

○ハイゲージ(網目の細かい)ニット、 ウール 色はネイビーからブルー

○ワンポイントロゴポロシャツ

○私服用きれいめパンツ すっきりシルエット センタープレス

○ネイビー系のマフラー

○Uチップ型で艶のない革靴

 

■タイトル

骨格診断×パーソナルカラー

賢い服選び

時間とお金を無駄にしない

 

■著者

二神弓子

 

■出版年

2018/6/20

 

■読書日

2023/8/4

■■評価■■

★★★☆☆

 

■■概要・感想■■

○そのタイトルの通り、図鑑のように掘り下げるというよりかは一覧で見る本。

 

○キーワードが散りばめられているので、それをとっかかりに別のものを見るのも良いのかも。

 

○内容はかなり古典的な物が多いので、適宜個人でアップデートは必要だと思った。

 

 

■タイトル

ビジネススキル図鑑

すべての会社であらゆる仕事で一生使える!

 

■著者

堀公俊

 

■出版年

2021/7/14

 

■読書日

2023/7/28

 

■■印象に残ったこと■■

●バイアスについて

・確証バイアス|自分の仮説を肯定する情報ばかり集めてしまう

・代表性バイアス|めったに怒らない珍しい事例を一般化してしまう

・原因帰属バイアス|自分にとって都合の良い原因を見つけ出そうとする

・利用可能性ヒューリスティック|思い出しやすいことを課題に評価してしまう ・・・あまり知らなかった

・後知恵バイアス|物事が起こった後で理屈をつけて正当化する  ・・・よくやってしまう。。。

・多数派同調バイアス|多数の人が支持する意見を正しいと思ってしまう

・偶然性バイアス|偶然に起こったことに法則性や因果関係を見出す 

・過剰評価バイアス|起こる確率が低いことを過剰に評価して恐れる ・・・ 実績という名の呪い

・一貫性バイアス|一貫性のあるストーリーを聞くと信じてしまう ・・・ これはそうでは。。

・損失回避傾向|損することよりも損しないことを重要視する ・・・有名な感情-損失のグラフがある

・アンカリング|前に指示された情報に後の判断が引きづられる ・・・これも悪用よくされるから注意

 

●情報収集するには、一次情報を、現場で同じ大家のをしたりして収集することが大事。深く共感することがその後の発想の鍵を握っている。

○現場実習が最も理解するのに向いているということ。何なら短期労働者として1月休職して期間労働者やってみるのもいい経験になるのかもしれない。

 

●意思決定の中で重要なのは、選択肢を複数考える習慣と、基準を決めて評価するという習慣。ジャストアイデアに飛びつこうとするのは、どちらも満たしていないので、NG.

○基準はビジョンミションに沿って考えるべきなんだろう。立ち返るところはそこだよね。真面目に、誠実であるがしたたかに、やることが責任を果たすことにつながるのかと思う。

 

●仕事を定量化する努力を諦めてはいけない。

○能力を判断する指標として、やっぱりタイピング能力は簡単に評価できると思うから、やってもいいと思うんだよね。だって、仕事の中で必要となるベーシックなスキルであることは、誰もがわかっているよね。他に大事な能力がたくさんあることは分かるけれど、定量化する事のできるものをしないのは良くないよね、ということで寿司打10,000¥食えるのを目標として設定させればいいと思う。

 

●定量化が難しいなら、はじめは2択、そのあと定性化、そして数値化と、断を踏んでいけば良い。大事なのは数値で考える習慣を作るために、スモールステップでもいいから継続すること。

 

●仮説思考|「なぜ? Why so?」と「だから? So what?」を繰り返し、問題の本誌を付きながらも斬新な切り口を持つ仮説を探してく。

○具体と抽象の往復、そしてその振れ幅が大きいほど良いアウトプットが生まれるということかなと思う。イメージはマコナリ社長うまいんだよね。これ。そこは非常に尊敬する。これができると言語化能力も上がるし、シンプルに物事を伝えられるようになるら、トレーニングする価値があることかと思う。

 

●自己の振る舞いを観察する、

○我見と離見 の考え方かと思う。ジョハリの窓は区分しているだけなので、いかに我見と離見を一致させるように振る舞うかが、重要ではないか。プレゼンテーターは演者であるから、どう見られるかを考えるのも大事なことだと思う。

 

●アサーション|自分も相手も大切にして、自己主張すること。誠実であることが大事。誤魔化したり繕ったりすることは良くない。率直にかつ対等に伝えるようにする。言うも言わないもすべての結果は自己責任になる。自分で引き受ける覚悟と勇気があるか。

●事実・感情・要求をしっかり区別して伝える。 交じると何を伝えたいのかわからなくなる。

○これ、仕事での報告事項でも大事だよね。これがぐちゃぐちゃになるとわけわからなくなるから、そのための構造化が必要なんだと思う。

 

●クレーム対応で必要なことは、問題や損害ではなく、不具合や不快感に対してまず謝るべきである。

○一緒に解決しましょうという土壌に立つために、まず相手が感じていることを受け止めて一緒に歩いていくための地ならしをすることが大事ということか。

 

●雲雨傘で伝える。事実と解釈、結論である。人に伝える前に、だから何?なぜそうなのか?を考えて、行き来する。

○自己研鑽としてやるべきことはこれなんじゃないかな。レバレッジの効く

 

●文章はなるべく短く。1文には基本的に1義とする。

○言いたいことがまとまらないと、文字数が増えてしまうんだよな。一回書いた後に、見返して、何を伝え如何見ないと。そうするときに、下書きの文書と本番は分けたほうが良いんだろうな。これからもそうしようと思う。自分の生理のために文字を書くことと人に伝える文章を書くのって、差があるから。はじめから人に伝わる文章を書くのって難しいと思うんだよね。

 

●アウトラインをまず作ること。全体を荒く仕上げてから解像度を上げていく。はじめから仕上げようとしない。伝えるべきことを絞る。

○当たり前だけどできていないことが多い。というか、これからの時代アウトラインを作ってデータを整理したら、後は今後来るであろうmicrosoft Co-pilotに仕事ぶん投げて終了になるのではないか。だから、身につけるべきは伝えるべき内容の構成力、現状把握と抽象化、具体化のトレーニングではないかと思う。テクニカルスキルを身につけるのは、あんまりかもしれない。技術士の資格は、ある意味良さそう。

○あと、違和感をしっかり感じられる人が大事になりそう。

 

●逆残思考で進めないと、最適な資源配分ができない。ゴールをまず決めること。

○加えて必要だと思われるのが、そこに至る道筋を分解すること。分解を細かくしていくこと。そこで出てきうるリスクを上げること。そのうえで作業や工数、お金の見積もりを実施すること。見積もりができないのは仕事ができない事と同義というのがしみる。

 

●リーダーシップを発揮するには、リーダーが率先垂範すること。損得考えずに馬鹿になってやり続けていると、フォローしてくれる仲間が現れたりする。それがチーム力になる。まずは自分自身に対してセルフリーダーシップを発揮するのもおすすめ。

○これは参考になる。決めたことをしっかり守る人は、信頼されるよね。進捗管理をしっかりするのも大事か。早めに相談するのも大事だから、それを他の人もやっていいというか、やるべきだよという感じでいい影響を与えていくのが良い仕事の仕方かもしれない。

 

●キャリアデザインは、自分で計画していく。偶然の力を使ってキャリアドラフトをしていくのもよい。

○副業が良いのかもしれない。副業をするときには、発信力とセルフブランディングが絶対必要だから、それができるようになる自己研鑽をしていくのが良いかと思う。これもそうだし、なにか作った経験、youtubeで少しバズった経験、何かを作り上げた経験等、実績があると信用されるかも。多分人が決めた価値、資格試験みたいなものよりも、自分で決めて自分で結果を得たようなもののほうが、価値が高くなるんだとおもう。

 

●軽い声かけの回数を増やす。

○とくに新しく入ってきた人には声をかけて励ました利するようにしたほうが良いだろうな。相手といい関係を気づくには単純接触