■■評価■■
★★★★☆
■■概要・感想■■
○ガネーシャという関西弁で馴れ馴れしい神様が、一日1つの課題を題してそれに取り組んでいくことで人生が好転していく本。自己啓発本だが、読み物としても非常に面白い。さすが水野敬也さんである。
○2007年に出版された本書は、その後続編が出されており、現在まで6冊程度出ている。
○続きが読みたいと思う反面、出された課題に向き合う時間も必要なので、ゆっくり時間を見て読んで生きたい。読み物として非常に面白いので、
●「今まで、自分なりに考えて生きてきて、それで結果出せへんから、こういう状況になっているんちゃうの?」
●「成功しないためのいちばん重要な要素はな、『人の話を聞かないや』。そんなもん、当たり前やろ。成功するような自分に変わりたいと思っとって、でも今までずっと買われへんかったちゅううこうとは、それはうつまり、『自分の考え方にしがみついとる』っちゅうことやんか」
●「自分が成功でけへんのはなぁ・・・今さっき『靴磨きして意味あるの?』と考えた、まさにその考え方にすべて原因があるんやで」
○比較的冒頭で登場する言葉だが、非常に考えさせられる。大体これだよね。素直って今までの自分を否定することに繋がりかねないから、怖いことなんだよね。
○偉人がよく登場しているが、参考文献の数もかなり多い。30以上。それだけのものを調べてファクトチェックして行かないと、良いものがかけないということだろう。
■■印象に残ったこと■■
●僕は「ジョン・ロックフェラーという人はなにをした人なんですか」と怒りで震える頭を下げた。
○行動するところが偉い。自分の感情に折り合いをつけるかどうかは自分の問題で、それよりも人に習った聞くということをプライドよりも優先しているところが素晴らしい。
●ベーコン欲を完全に見抜けてなかったやん。
○ヘンリーフォードが顧客に聞いたら「もっと速く走れる馬をくれと答えていただろう」というエピソードに重なる。顧客のペルソナとしては必要だが、顧客の具体化されたニーズを実施することは危険だし、競合相手考えても難しい。もっと抽象化してから具体化することで、もっと早く自由に移動したいというニーズがあると信じて大衆車を世に送り出したのは、どこでも使うことができるエピソードだと思う。そのエピソードを卵にベーコンという例えをしているのが面白い。
●トイレ掃除という面倒なことを朝一番にやった効果なのもしれない。僕が苦手とする作業も苦にならなかった。
○面倒な子をと朝片付ける。ダンドリをするとか意思決定をするとか。午後の時間は作業の時間や、意味のない?打ち合わせの時間にする。
●頑張ろうと思ってもがんられへん本当の理由、それはな、『頑張らなあかん』て考えること自体が楽しないからなんや。人間はやりたいことしかできないようになっているんや。頑張ったり成長することが楽しいことなんやって自分に教えたるんや。
○ワクワクしていればやりたいことになって手が動いている状態になれる。頑張るという言葉は、必要ないんだと思う。Good luckで良いんじゃないかな。自分に対しても。もしくはnice tryで。褒めることはnice tryのほうが、感覚的には合っていそう。
●なんでも良いらとにかく一日だけでいいからやめてみ。そんで、そのやめた場所になにが入ってきとるか注意深く見てみいや。
○やめてみるというのは小さいリスクを伴うことで、コンフォートゾーンから抜け出すことの一つだと思う。私はスキーをやめたが、きっぱりとやめることで成長できるスペースを得られたと思う。そレに至る原因として不幸―侑美さんに嫌わる―ということがあった。人が成長するきっかけは不幸というのは本当だと思う。
●自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか、それによって生まれる結果は全く違ってくるんやで。覚えとき、それが『変わる』ってことやねんで。決めたことを続けるための環境を作る。
○このとおりだと思う。だからマイルストーンとなるような目標を決めることは良いこと。マラソン大会に出るとか、30km走するとか。目標を決めて置くことで逆残する能力も身につく。
○テレビを見れないというのは、とんでもないアドバンテージだと感じている。本当に面白いドラマなどは一気見すればいいと思うが、いまのところ本のほうが面白いと感じているので、そっちに時間を使いたい。
●自分が一番得意なことを人に聞く。
○これって、自己肯定感上げることでもいいから、チームで共有するのが良いと思う。step面談だけではなく、フィードバックをするのが良いと思う。なにが得意な人間なのかが分かると、心強いと思う。
●『夢を思い描かないといけない』て考え出すやつがおんねんな。それって親や周囲の期待に答えようとして無理やり考えているのと似ているわな。そうやって、『夢を思い描かないとダメだ』いうふうに思う癖が身についてしも取るやつは、夢を想像することに逆にプレッシャーを感じてしまっているんや。でも本来の夢ってちゃうねん。誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてしまうようなんが夢やねん。考え始めたら楽しゅうて止まらんようになるんが夢やねん。そういう想像の仕方を大事にせなあかんねん。
○ワクワクする目標が良いよね。今のところはかっこよく生きる。これがワクワクする目標。そのためにブレークダウンしたマンダラチャートを貼っている。これを微修正していくことで、ワクワクを継続していきたい。
●松下の幸ちゃんがな、こんな言葉を残しとる。『すべての責任は自分にある。』 他人が起こす出来事、身の周りの環境で起こる出来事は全部自然の法則通りに発生しとる。だとしたら自分が望む結果を出すには、自分を変えるしかあらへん。だから『全ての責任は自分にある』なんや。自分も聞いたことあるやろ、『変えられるのは自分だけだ』って言葉。これも全部同じことを言っとんのやで。
○松下幸之助だけでなく、稲盛和夫も全く同じことを言っている。スピリチュアルな話でなく、引き寄せの法則は本当なんだろう。スタンド使いは惹かれ合うよりも本質的なのかもしれない。
●アームストロングが本当にすごいんは、その準備の周到さや。レースが始まる前にやな、全長3400kmのコースの風向き、天候、気温、もう考えられる限りの組み合わせを完璧に調べんねん。そういう要素が当日の走りにどないな影響を与えるのか。ありとあらゆるシミュレーションをすんねん。けど観客は結果にしか目えいけへんから、アームストロングは化け物や、みたいになるんやけど、実際はちゃうねん。めちゃめちゃ綿密な準備してんねん。その綿密さが他より圧倒的にすごいんや。
○旅行の準備で、叩き台を作るphase、運転・食事・日程による道路状況の考え、駐車場の有無。徒歩での交通手段。ポイントとなる場所は印刷して対応するぐらいでないといけない。そこは父親を見習わないといけない。Google先生に聞くのは最終手段としないといけない。当日でいいと頼ったら、サボっていたから今まで失敗を繰り返して生きたんだと思う。逆に言うと、それを今まで考えてきてくれた侑美さんには感謝の念が強くなる。
●身近にいる一番大事な人を喜ばせる
○侑美さん、聡悟、そして私の両親かと思う。辞めてということをやらないというのはマイナスを消すだけなので、ワクワクしない。ワクワクするように、プラスの要素であることをしないと。今できるのは、東幼稚園の状況を調べることか。3歳時クラスは空きがある。△だが、空いていそう。問い合わせをしてみようかなと思う。連絡先
●カーネギーくんは鉄鋼のことはよう知らんかったけど、人の自尊心を満たすことを徹底的に知っとったわ。だいたいな、これ当たり前のことやけど、ホンマに当たり前のことなんやけど、成功したいんやったら絶対誰かの助けてもらわんと無理やねん。そのことわかってたら、人のええ所見つけて褒めるなんちゅうのは、大事とかそういうレベル通り越して、呼吸や。呼吸レベルでやれや。二酸化炭素白兎の同じグラナチュラルに褒め言葉を言えや。
○この言葉を使うときに表情も大事な気がする。笑顔って、相手に対してへりくだっていると考えてしまっている自分がいる。でも短文そうじゃないんだろうな。笑顔って、むしろ攻めの姿勢。口角を上げることで相手に対して優位に立てるんだから、実は本当にハイソサエティの人って笑顔だし物腰柔らかいんじゃないかな。したたかさのある笑顔な気がする。したたかでも偽善でも良いから、相手に好印象を与えて世の中良くできるんなら、笑顔でいることってめっちゃ大切で、その状態で褒めれば鬼に金棒ではないか。
●褒めるときのベクトルは、自分でなく相手に向ける。そして相手の長所を盗む。
○対人スキルを盗むために、高級店や高級ホテルにいくことに意義があるのだと思う。自分にベクトルを向けるのではなく、盗むために。こないだアイプリモ銀座店にいったときに、接客スキルの高さを感じた。美人というよりも圧倒的なサービス精神の良さを感じた。そんなサービスを受ける機会を持つことは、自己研鑽になる。接客レベルの高い職種の人と触れ合うことで、自分のスキルを上げていきたい。ではどこが良いか。デパートだろうか。迷惑になりたくない。コストも抑えたい。CAだろうか。飛行機に乗るときに最前列を取るなどして、CAの人の接客スキルをみて学ぶのも良いかもしれない。ただ、定型的な部分もあるから、ホテルの窓口の人や案内所の人が良いかも。羽田とか。総合受付の人に話しかけるのが良いと思う。用事もあるし、向こうも仕事していることであるし。
●口調が一緒になったり同じ仕草をしている僕がいる。ヒトはなにかを真似するときにまず動きや言葉から入るのかもしれない。
○たしかにそう。とくに使う言葉って、その人を引っ張っていいてくれるはずだから、その人が使う言葉を真似ていきたい。最近だと具体化と抽象化、問題をバラせ、キーワードとしてよく使っている。バラしやジョネス。
●「なぜ自分はとんこつ味が一番すきてわかるんやろな?」「それは他の味と比べたらとんこつが美味しかったからです。」「せやろつまり『ラーメンの他の味を食べた』からわかんねんつまりは『経験』や」自分の能力が一番発揮される職種を選ぶんや。
○転職の思考法的な考え方だろうか。相対化して自分の市場価値を明らかにすること。大事だとは思う。それもいいが、、、、時間使うところとしてまず本読んで思考法として入れておいて、エージェントと合うなどはその後でいいかなと、、今は思っている。
●神様に『いつもいつも良くしていただいて、神様ありがとうございます』というのは、神様からするとグッと来るよね。他の人が『恋人がほしい』とか『幸せになりたい』とかで小銭を差し出している中で来ると。人気店に入り、人気の理由を観察する。
○流行りの店ではなく、人気店に行くことが良いんだろう。それもガイドブックに取り上げられてとかではなく、固定ファンがついている人気店。そこにサービスのお手本があるんだと思う。
●ヒトを喜ばせるプレゼントをする。
○要望を聞いておいたり、ふとした一言にフックを付けていくことが良いんだと思う。迷惑なプレゼントではなく価値あるもの。職場においては、便利な方法、how toをまとめた手順書を配ることは、私ができる最高のプレゼントではないかと思う。喜んでくれたら嬉しい。
●期待は感情の借金である。高揚感は前借り。先に気分良くなってたんだから、その分解してもらいましょとなる。期待している限り、現実を変える力はモテへんのやで。成長した気分になっているだけや。知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が買われるのは『たって、なにかをしたときだけ』や。
●サービスとして夢を語る
○旭化成をもっといい会社にして世の中に貢献するため、命と暮らしに貢献するため、個人のアウトプットの質を上げるため、タスク管理という誰しも実施しなければいけないものをやる。そんな夢を語れば人を集めて面白いことができるんだと思う。今私は武器を持っているから、その武器を適切に使っていきたい。行動に動いているから良いと思う。
●劇的に変わる方法、それはな・・・不幸やねん。人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり苦しんだり、もう死んでしまおかなって思うぐらいのでっかい不幸や。そういうとき、人はやっと、それまでのやり方を変えんねん。人間なんてほっといたら楽な方、楽な方へ流れてしまう生き物やからな。
○今の自分のこの習慣も、始まりは不幸からだと思う。一回マイナスに入らないと人は買われない。圧倒的な成果を出したいのであれば、一旦凹むことが必要。階段を一歩ずつ進んでいくなんて道、違う。一回落ち込んで、それに対して悩むことが大切。悩まざるを得ない環境に身を置くこと、不幸こそが変わるための方法。
●応募する
○応募すると今までの可能性で生きてきた可能性が潰れることがありうる。夢を見ること自体が目的だったのが、夢やぶれてしまうこともありうる。それでも、応募すると前に進める。大成功することはおそらく殆どなく、可能性がなくなるほうが大きいんだろう。でも、本当に実現したいなら、応募しないといけないんだと思う。
●一つだけ、絶対に諦めたらあかんことがある。それは『自分』や。自分にはなにか才能がある。自分にしかできない仕事がある。そのことに関しては諦めたらあかん。見つかるまでそれを探し続けなあかん。自分自身に対しては諦めたらあかん。
○諦めたら試合終了。自分という人生に対してはすべてが途中経過、諦めるのは死んでからでも遅くないんだろうな。いつかは死ぬのだから。
●お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部他人がお前に与えてくれるもんなんや。だから感謝せなあかん。
○他人との関係を上手にしている人が、巡り巡って自分のところに舞い込む。具体的なテクニックでも合った。マッチングアプリで一番手っ取り早い方法。まず自分からいいねをつけまくる。とくに始めたばかりのあまりいいねがついていない人に対して。そうするとお返しがもらえる。ステータスができる。そして戦えるようになる。そんな物があった。うろ覚えだけれど。フェルミ漫画大学だろうか。これはちょっと極端な例だが、人に与えることを無償でも良いつもりでノー(ロー)リスクでやっていくこは、成功する方法なんだとおもう。成功することが目的ではないのに、成功してしまうというラッキーな方法であると思う。
●いつか行かなあかんねん。ずっと自分のそばにおることはでけへんねん。そばにおったら自分で考えて経験することをやめてしまうやろ。ワシがそれを奪うんは一番やったらあかんことやねん。
○すごい刺さる。見守ることはあっても、離れていかないといけない。独り立ちさせるために、自立するために。
■著者
水野敬也
■出版年
2007/8/29
■読書日
2023/8/25









