●感想
・1問1答形式で雑学を得ることができる。
・知っているものも多いし、知らなくても良いものも多かったが、知っておいてよかったものも一部あったという感触。
・昔の常識は今の非常識 それは歴史研究によって変わったり、時代の変遷によって面積が変わったり年号が変わったりすることがある。
●知って役に立つこと
・一番小さな都道府県は、昔は大阪だったが、埋立事業によって面積が増大して、今は香川県が最も小さな都道府県になった
・創造活動で右脳、計算など理論活動で左脳をつかつというのは間違い。どちらも脳全体を使っている。
・森林浴でリラックス効果を得られるのは、マイナスイオンなどではなくフィトンチッドという香り成分によるものである。これは数百種類以上ある
・肥満の最大の原因は脂質ではなく糖質。米のほうが肉よりも太りやすい
・年をとっても運動することで脳細胞は増えていく運動はウォーキングなどの有酸素運動で良い
・睡眠リズムを整えたいときには、早寝よりも早起きの時間を重視して、太陽の光を浴びて体内時計をリセットするほうが効果的。
・子や孫(30歳未満)に教育資金・育児資金を一括贈与するときに、投資信託銀行に預けることなどの諸条件を満たせば、1500万まで非課税で贈与できる。
・年収103万の配偶者控除の壁は、2018年から150万に壁が引き上げられた。150万から段階的に控除額が減らされ、201.6万円では控除額が0になる。
・CDやDVDの寿命は約10年であり、ポリカが加水分解したりアルミニウムが参加してだめになったりする。伸ばすには不織布ケースはNG。高温・高湿・紫外線がない環境で保存する。
・近年では33回忌ではなく13回忌で弔いあげとすることが多くなってきている。
・オムツはずれは子供の意思を尊重する流れになっている。
・高校の科目で、日本史・世界史の区切りだけでなく、歴史総合という近代の歴史の転換点を学び日本と世界のつながりを学ぶという教科が新設された。地理総合も必修科目として新設された。
●評価
★★✬☆☆
●タイトル
令和の新常識 平成・昭和の旧常識をアップデート
●著者
日本の新常識研究会
●出版日
2019/8/15
●読書日
2023/3/6