●感想

◇英語と対人関係と学べて一挙両得!と思って手にとって読んでみたが、内容はいいのだが普段英語と触れていないせいで読む時間が日本語に比べて3倍はかかった。ただ、少し難し目な単語はすぐ後ろに単語リストがあったり、内容としては重要なことを繰り返すので同じような単語が何度も出てくるので、英語力の向上にも寄与した気がする。

◇この本だけではなく、人に対して興味を持ち、尊敬の念を持ち、受けるサービス(掃除であったりガードマンであったり、、接する人は色々いる)や、接する人に対して「挨拶」をしたり、「感謝」をしたり、できることはいろいろあって、それをされるとみんな嬉しそうである。

◇やはりエグゼクティブな人ほど、相手のことを軽く見ないで相手に重要な人だ、という感情を抱かせる真摯な姿勢があるのだと思う。

◇初対面の人の名前を覚えるときに、漢字を聞いてメモすることで、相手は自分に興味を持ってもらえるし、名前を忘れても思い出せるしいい事だらけ。

 

 

●印象に残ったこと

◆Make the other person feel important - and do it sincerly.(相手に、重要であると感じてもらう。そして心を込めてする) 

◇些細な事だから褒めるに値しない のではなく、どんな小さな進歩であっても褒めてあげることで、その人に重要感を持ってもらうことができる。柔軟でポジティブな目線を持っていれば、褒められる。それは結果ではなく、挑戦したこと、努力して乗り越えたこと、そんなことを褒めてあげられるようになりたい。

◆自分の価値観で人を責めない。相手の価値観を受け入れ、共感することで、自分も豊かになることができる。

◆相手が間違っているときに、真っ向から批判否定をするのではなく、それとなく気づかせることが良好な関係には重要。Call attention to people's mistakes indirectly. 相手のプライドや立場、メンツも尊重しよう。

◆自分の失敗や弱みを打ち明けることで、相手の共感を呼びより親近感を感じてもらえる。

◆相手への期待を示すこと、君ならできると信じているということを表現することで、仕事が怠惰になっている人に対して前向きに仕事をしてもらう。 In short, if you want to improve a person in a certain respect, act as though that particular trait were already one of his outstanding characteristics. (簡潔に言うと、人にある麺を直してもらいたければ、そうなってほしいことがもうすでに枯れの優れた特徴の一部になっているかのように振る舞うことだ。)

◆Throw down a challenge.(課題を投げかける)「僕は負けず嫌いだから、おむつ交換でも時間短縮に挑戦し、20秒でできるようになった」ザッカーバーグの負けず嫌いエピソード。

◆時々、「最近の若い人は挨拶をしませんね」という年配の方の愚痴を聞くことがありますが、もしかしたら、その方たちは自分から先に挨拶をしていないのかもしれません。「自分のほうが年配だから」「目上だから」と言って、「部下や年下から先にあいさつするべき」などというこだわりは捨てて、挨拶も笑顔も自分から率先しましょう。そうするとあなたを慕う人は増えて、いつの間にかその輪も広がり、人生が楽しくなるはずです。

◇「話しているとき、笑顔でうなずいてくださっている姿を見て、嬉しかったです。自分の主張が皆さんにどう受け止められるか少し不安な点もあったので、とても勇気づけられ、自身を持って公演を続けられました」 → そう言われるとこちらも嬉しくなる。感謝や他人を思う気持ちは、使って減るものではなく、使えば使うほど増えるもの。

◆Success in marriage is much more than a matter of finding the right person; it is also a matter of being the right person. (うまくいく結婚というのは、湯澤しい人を見つけるかどうかよりも、自分がふさわしい相手になるかどうかと言うことだ。)

◆If a woman is to find happiness at all in her husband, she is to find it in his apperciation and devotion. If that appreciation and devotion is actual, there is the answer to his happiness also. (女性がもし少しでも自分の幸せを夫に求めるなら、夫に感謝され尽くされることに幸せを感じるものだ。そして実際に夫がそうすれば、夫もまた幸せになれる。)

 

●評価

★★★★☆

 

●著者

木村和美

 

●読書日

2023/2/7