8/15… お盆………
げんチャンが我が家に帰って来てくれた

そして 春が命を終えた日……
きっとげんチャンは 甘えん坊だった春を 一人ぼっちで旅立たせたら可哀想と思い 春を迎えに来てくれた……
と 私は思っている
優しいげんチャンだったから

春の火葬は 8/17の 夜8時に予約を取っていた
この時期は 亡骸の安置はしっかりやってあげないと可哀想だから 小まめに氷やアイスノンで春の身体を守ってあげた
亡くなった日 15日の夜は リビングでパパさんと夏っちゃんと一緒にねんねして……
そして16日は 2階で 私とオチビと一緒にねんねした
は~タン…一緒にねんねするのも 今日が最後なんだね……
すっごく可愛いお顔してる
とても愛しいは~タン

最期の瞬間 目や口は開いたまま亡くなったけど 春の身体を拭いてお清めをしてる時 気が付いたら口は綺麗に閉じていた……
お目目は 何度閉じてあげても開いてしまう
げんチャンの時もそうだったな………
とっても安らかなお顔をしてるねは~タン

17日…動物病院から お悔やみのお花が届いた
は~タン…良かったね。嬉しいね

こうしては~タンと一緒に過ごすのも あと数時間なんだね…
夕方 パパさんが帰宅して 火葬の仕度
火葬をお願いしたのは げんチャンの火葬でお世話になり とても良くして下さった"動物の園"さん…
げんチャンの火葬の時 春は動物の園のスタッフさんに甘えて抱っこしてもらった事もあり
是非 春の火葬を その方にお願いしたかったけど 残念ながら その方は移動があり 他の地域の担当になってしまったとの事……
仕方ない…ごめんね は~タン

夜8時より かなり前に動物の園さんがみえて 繰り上げて お別れ式と火葬を行う事になった…
今回は女性スタッフの方で とても丁寧に式を遂行して下さり…
そしてげんチャンに お線香を手向けて下さった

ありがとうございました

げんチャンの時と同様 読経して頂き 一人ずつ お焼香をし 最後にスタッフの方も……
火葬は自宅前なので げんチャンの時は 棺には納めず 私が抱っこをして火葬炉まで行ったけど
今回は しっかり棺も用意され 可愛い小さな棺に春の亡骸を納め 白いお布団を掛けて頂いた……
お花や手紙…家族の写真とご飯やおやつを 一緒に入れてあげた
最後に 守り刀と六門銭を納め 春が迷わず天国に逝ける様にと願った……
棺の蓋が閉められる前に 最後のお別れ…
は~タン…お別れだね
小さい身体で 本当にいっぱい頑張ったね
お利口さんだよ……
は~タンは お顔を舐めたりしない仔だったけど 亡くなる何日か前 お母さんのお顔 舐めてくれたね……
"ありがとう"って 言ってくれてたのかな?

お母さんこそ "ありがとう"

末っ子で やんちゃで
少し気が強いけど甘ったれなは~タン

は~タンと過ごした9年2ヶ月は お母さんの 大切な 大切な宝です……
そしてこれからも お母さんの心の中で は~タンは生き続けるからね……
春…ありがとう…大好きだよ

虹の橋

最後に春のお顔にキスをし……
棺の蓋が閉められた。。。
スタッフさんとパパが 火葬車まで棺を運び…
棺から春の亡骸と 一緒に納めた物を火葬炉へと移し…
火葬炉の扉が閉められ………
午後8時40分……点火
春…げんチャンの居るお空に しっかり昇っていくんだよ

この日は 生憎の雨模様で 火葬中は 何度かポツポツと雨が落ちてきたけど 最後まで降られる事もなく 無事に火葬が終わった…
春のお骨は 一旦スタッフの方がトレーに拾い上げて下さり 家の中で 家族が骨壺に拾骨した
こんなに小さくなっちゃって…
腎臓の部分だけ変色していて スタッフの方が "やはり腎臓が悪かったのですね"と……
春のお骨は とても脆かった……
頭蓋骨も綺麗に残らなかった……
けど
もう 苦しくないよね春?
これからは 痛みも苦しみもない身体で げんチャンと一緒に 虹の橋


スタッフさんが 骨袋に骨壺を入れて下さり
そして返骨………
お別れ式、火葬は滞りなく終わり 動物の園の方が帰られ………
春のお骨をげんチャンのお骨の横に置こうとした瞬間………
突然 大きな"バンッ" という雷

このタイミングでの雷…偶然?だよね………
でも私は これはきっと春が私たちに最後のお別れをしてくれたんだ……
"ありがとう…お空へいくね

そう言ってくれたんだ

春……いつでも帰って来てね

春のお家はココだからね

