これから何ヵ月も続くであろう 春の闘病日記だったけど……
たった4回で終わってしまうなんて。。。
前回8/3の血液検査で BUN,CRE,IPの全ての数値が悪化してしまい 先生から点滴をソルアセトからソルラクトへ変更し輸液量も150ccから200ccに増やしましょうと言われ
8/14まで 春の腎不全が少しでも良くなると願って続けてきた…
数日前まで k/d缶を1日に1缶食べていたのに8月に入ってからは 全く食べなくなってしまい 他の腎臓サポート食も食べない……
とにかく何でもいいから食べてもらいたくて 本当は腎不全の仔にはよくないけど 腎臓食の上に湯がいたささみを乗せてあげたら ささみの部分だけ食べた
けどそれも一回きりで 夜にはささみも食べなくなってしまった…
これ以上 悪化させなくなかったけど 食べてくれないと衰弱するし……
毎日 葛藤だった
バナナが好きだったので あげてみたら 匂いをかいで プイッ……
こうなったら仕方ないと 強制給餌する事に
k/dのドライをふやかし k/dウエットとdbfのカロリーエースを加え一緒にミキサーにかけあげてみた
もちろん 好んでは食べないよね

でも少しでも口から栄養を捕って欲しくて 嫌がる春には可哀想だったけど 亡くなる前日まで続けてきた……
水を飲む量も減ってしまい 何とか点滴と病院で処方されたハイドロチャージ、ネットで調べ 腎不全発覚からあげていた チューブダイエットキドナ……
春はもちろんだけど 私も必死に毎日頑張った
8/14まで 食欲もなく 元気もなく 相当辛いのは痛いほど解っていた
寝る時以外は最低限の外出で それ以外はいつも春の傍に居た
13日…いつもの様に 寝る前は沢山はなしかけ チビを寝かせるため2階へ……
リビングでは パパさんが いつも

14日もいつもと同じ朝を迎えると思っていたのに 朝起きたら 所々 黒い便(タール便)を拭き取った後があった
パパさんは たまたまお仕事お休みをとっていて 聞いたら 早朝には何も出ない嘔吐もあったと言う………
春を抱っこして撫でてると いつになくぐったりしてる……
四肢もふらふらで倒れこむ…
昨日までは しっかり歩けてたのに…
直ぐに病院へ連れて行った
先生は口腔内を診て おそらく貧血との事で 血液検査をした
その時の数値
PCV(赤血球容積) 23.7
Hb(ヘモグロビン量) 8.6
WBC(白血球数) 21500
PLT(血小板数) 38
BUN 130
CRE 6.1
IP 8.6
どれも基準値より はるかにはずれていて まさに腎不全の悪化と貧血が進んでいた……
先生の口からは 「もう危ない」「末期」という言葉は出てこなかったけど
今後の対処は……半日入院で静脈点滴か今まで通り 自宅皮下点滴……
それに加え 腎性貧血に効果のある ネスプ注射を週に1回射つ…
………えっ?この選択肢って 腎不全が発覚した時にも言われた言葉で 先生はどちらを選んでも間違いではないって言ってたよね?
前回の血液検査でも同じ事を言われたけど お盆休みに入ると 旅行などでペットをホテルへ預ける人が増えるから 人手が足らない状態になり 入院中のペットに看護が行き届かなくなると……
うちの掛かり付けの病院は 病院とペットホテルとペットサロンが一帯となってる
(何処も一緒かな?)
どちらを選んでも構わないと言われ 私は看護を疎かにされてしまうなら 自宅で今まで通り春を看護していこうと家に連れて帰った……
今になって疑問に思うのは この時 既に貧血が始まっていたのに なぜ貧血の処置をしてくれなかったのか?
春のぐったりした状態や様々な数値の異常から 恐らく ここ2、3日が山なんだろうと悟った……
最後の決断をする上で 先生に"春はもう いつ逝ってもおかしくない状態なんですよね?"と聞いたら "まぁ…この数値なんでね………。"と返答
パパさんも 一緒に先生の話しを聞いていて "静脈点滴で数値が下がる可能性はありますか?"と聞いた所……
まあ いくら獣医師先生でも 何とも言えないよね……
こればっかりは やってみないと解らないだろうし……
でも私たち家族は 専門家である先生に断定的な言葉ではなくても…何だろう…信念みたいな
腎不全を患っている この1つのワンコ(春)の命に対して もっと積極的な発言が欲しかった……
そして 先生がパパさんの質問に対して返した言葉は "春の場合 今まで毎日皮下点滴をして 吸着剤、療養食を続けてきた結果 徐々に悪化してしまったので おそらく静脈点滴をしても数値の改善はみられないかもしれないし 静脈点滴は貧血も進んでしまう"……という言葉だった
静脈点滴をするために半日入院すれば 最悪の場合 病院で息を引き取る可能性もある
春の生命力にかけ 数値が下がるか解らない入院をさせるべきか……
身体は辛くても 安心できる家で家族と最期の時まで一緒に居た方が幸せなのか……
悩んだ……本当に悩んだ
私たち家族は 春が今まで入院など一人ぼっちになった事がなく とても甘ったれちゃんな性格だという事
そして本当は そうは思いたくないけど 春の腎臓は限界なのかもしれない…
だとしたら最期の時は 我が家で 大好きな皆の匂いのする所で旅立たせてあげたい…
そう思い 自宅へ連れて帰る事にした
貧血のネスプ注射を射ってもらい これで少しでも春の気持ち悪さやダルさ辛さが軽減される事ばかりを願い 病院をあとにした………
続きは後ほど………