今日は 春の闘病生活について書こうと思う。
我が家の次男犬 春(9歳 ♂)が 4月半ば 元気がなくなった。
丁度その頃 げんチャンが肺炎を患い 入院していた時だ。
どういうわけか 家のワンコは♂同士が仲が良く 春はげんチャンの事が大好きだった。
げんチャンの入院中 春は食欲はそれなりにあったものの 元気が無く いつも寝てた。
食欲はあったので 病院には連れて行かず 暫く様子を見てた。
げんチャンが退院し 半日入院、通院と忙しくしてる中 春の様子が変わった。
見てると 水をよく飲んでいる…
お水を変える度にゴクゴクと飲む。
酷い時は キッチンの水が置いてある所から離れない…
どうしたんだろう?
水を大量に飲む分 オシッコの回数も増え シート以外の所で粗相をする事も多々あった。
そこでまた ふと気が付くと オシッコに色がない…
無色透明と言ってもいいくらい…
これは絶対におかしいと思い ネット検索をしてみた。
春の症状を調べてみると 一つの病名が……
腎不全だ。。。
えっ?腎不全?…嘘だ
とにかく明日 病院へ連れて行こう。
5/3…掛かり付けの病院へ春を連れて行った。
血液検査の結果…やっぱり腎不全だった。
脱水も起きてるとの事。
この時の数値
BUN/68
CRE/3.0
IP/ 6.8
それから 肝機能のGGTが34と とても高い数値を示していた。
先生が言うには 春の場合【慢性腎不全】で腎臓の75%が機能してない状態…
ネットで調べて もう一つ気になる恐ろしい病気があった。
尿毒症だ
その事も気になったので 先生に聞いてみると 尿毒症にはなっていないとの事だった。
少しだけ安心した。
とは言うものの 腎不全は完治しない病気…
人間なら腎臓移植で また健康な腎臓を取り戻す事も出来るけど 犬の場合 ドナーが居ない為 移植は現実的ではないとの事…
完治は望めないが 今の数値を少しでも正常値に近付ける為に 毎日の皮下点滴、食事による腎臓への負担を軽減するための療法食を始める事になった。
この日は 皮下点滴と食欲も少し落ちてたので 食欲増進剤の処置をしてもらった。
幸い 春は初期段階だったらしい。
肝機能GGTの数値は 今回の腎不全とは関係はないけど 薬を処方してもらい帰宅した。
そして 翌日から毎日 点滴をしに通院する事になった。
5/3から今日まで 約2ヶ月 自宅で点滴できる様に 先生に指導してもらい 療法食を毎日あげて 吸着剤のネフガードとレンジアレンを続けてきた…
2ヶ月間の数値は……
5/8…BUN/96 CRE/6.5
5/15 BUN/70 CRE/5.0 IP/8.1
5/24 BUN/49 CRE/3.3 IP/6.1
6/2…BUN/45 CRE/3.0 IP/6.0
6/12 BUN/60 CRE/3.9 IP/7.2 体重5.2kg
6/2まで 徐々に数値も下がっていたのに 6/12…また 全ての数値が上がってしまった
そして 今日の数値は
BUN/64 CRE/4.5 IP/7.4 体重5.5kg
更に6/12より上がってしまった…
何故だろう……
点滴も 毎日150cc入れて ご飯も腎臓サポート食にしてる。
サプリだって 頑張って飲んでる…
なのに何故?
もしかしたら 大好きなげんチャンが居ないから?
げんチャンが亡くなったのは 6/5…
下がってた数値が上がったのが 6/12…
そう…げんチャンが まだ一緒に居た 6/2までは順調に下がってたんだ…
数値に精神的な事が関係するかは解らないけど
大好きなげんチャンが旅立ってしまって 多少なりとも春の心に変化があったのは間違いないと思う。
数値は上がってしまったけど 食欲はあるし それなりに元気もある。
腎臓療法食は 色々あげてみた。
ロイカの腎臓サポート、ヒルズのk/d、アニモンダ、スペシフィック………
その中で 春が好きなのは どうやら ヒルズのk/dみたい
その次が アニモンダかな……
この2つを順番にあげてるけど いつか飽きてしまう日がくるのかな……
春……毎日 点滴頑張ってるのにね
ご飯も 同じ物しか食べれないのに……
頑張ってる分 結果として表れないのがもどかしいね。
春……大丈夫だよ
げんチャン 姿は見えないけど ちゃんとこのお家に居るし いつも春の傍に居て 見守ってくれてるよ
だから 頑張ろうね。
お母さんも頑張るからね
今 日記を見てみると……
げんチャンが咳をし出して 病院へ連れてったのが4/3
春を病院へ連れてったのが 5/3……
丁度 1ヶ月後の同じ日にちに病院へ行ったんだ。
ただの偶然かもしれないけど …
やっぱりげんチャンと春は何か深い所で繋がっている様な気がする