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サバンナとバレエと

ブラジルからの便り

FBで長女が訊ねてた。

「すでに懐かしく感じることを体験するって言葉ある?」


昔の記事を思い出しました。
アマゾニアに住んでいた頃
2010年11月24日の記事です。
こちら(リンク)

記事をコピーしますが
よかったら画像は前の記事でご覧になって下さい。
サバンナの空の画像です。





サバンナの空

ロライマは巨大な平地の中にあるので、360度の地平線を見ることができます。

しかもサバンナの空は非常に青いのです。

大きな青い空は日常生活に入り込んでいます。

常に共存している巨大な空、

上を見上げなくても、いつも視界に入ってきます。




こちらでは、スペースがありあまっているので、町のプロジェクトも広々としています。

ビルがないので空が見れるスペースも広いのです。

建物もほとんど一階建てか二階建てで、五階建て以上の建物はまだ二つだけです。

ここにはまだエレベータに乗った事がない人たちも多いのです。

この前、新しく近代化されたエアポートではロライマ州、初のエスカレータがあります。

しばらくの間、エスカレータに生まれて初めて乗りたいという人たちでごったがえしていました。



360度の地平線にかかる虹はこれまでも見たことがないものです。

ほとんど180度の弧を描き

子供のころ、絵に描いた虹と似ています。


夕焼けも見事なものです。

とても大きな夕日です。


夕日は視界が低くなるほど大きく見えるそうです。

サバンナでは夕日がとても低くなるまで見れるのです。

より多くの大気を通って通過してくる赤いスペクトル光線の曲がりが多くなり、
太陽の外縁を大きく映し出させらからだそうです。

また大気にほこりが多いので (とくに乾季には)、それも関係しているらしのです。

(もし間違っていたら、教えてください!)

時々仕事の帰りに、あまりに巨大な夕日に驚き、車を止めて見惚れることもあります。


同じように月も大きく見えます。

特に満月、

地平線から出てくるときは

赤っぽくて、少しぼやけた巨大な月です。


三日月も違います。赤道近くのみ見られる、小船のように上をむいた三日月です。


夜に見れる星の数は月の光と人工照明に関係しているそうですが、

ロライマの都市ボアヴィスタはアマゾンの中でまったく孤立しています。


ロライマ州にはボアヴィスタの他には3万人以上の人口の市はなく、

ブラジルの中でもっとも近い都市は800キロ離れています。

国境を越した都市でもベネズエラでもっとも近いのはプエルトオズロまでも800キロ、

ギアナのジョールジェタウンまで600キロ以上ありあます。



したがって、 ボアヴィスタの照明がなくなると私たちは巨大な暗闇の中にいることになります。

もちろん星空はまったくすばらしいものになります。

ボアヴィスタか停電になると、皆、椅子を外にだして星を観ます。

信じられないほどの星の数、こちらに来て初めて見ました。




アマゾンにいつまでも住むつもりは、まったくありません。

将来には住み慣れた南の方に帰るつもりです。

ここはなんとなく、人間はいるべきではないような気がします。

常に邪魔者のような気がします。


未だに体力がついていくので、若いようなふりをしていますが

正直言って、50近くになって、長い間この過酷な環境に幸せに生き抜いていけるかどうか、

あまり自信もないのです。


それだけに、この様な空を見るたびに

将来の懐かしさに感動します。

可笑しいでしょうか。

儚いと知っている現在を懐かしく感じることは。

 
去年まで通っていたコンテンポラリーダンスレッスン。
週3回だけどダウンタウンまでバスで行って
1時間半のレッスンにはおよそ4時間かかる。。。

今年はちょっと無理なので
近くのフィットネスジムに入会。
ズンバは毎日あるし
マシンも豊富。

特にランニングマシンは沢山あって
何時行ってもまつ必要はないしガラス張りの壁から見える景色は
めちゃめちゃいいんだなー。
今度画像載せます。

ズンバのクラスはね
音楽のタイプがあまり好きではないジャングルなんだなー
ファンクとかアシェーとかセルタネージョとか。。。
オリジラルなファンクとかアシェーは割合といけるけれど
耳を塞ぎたくなるような歌詞の曲は苦手。。。

まあ、贅沢言っていられないからね。

ズンバ始めました。

私ね
夢中になってのらないで踊る事はまったくできない。
どんなゼスチャーもチョウ大袈裟になるし
せっかく汗をかくためなら一生懸命踊りたいんです。
ちょっと目立ちすぎかー。。。
まあ、いいか。

この前
ズンバのクラスに間に合わなくって
ランニングマシンで走っていたら
隣に歩いていた婦人が
「アナタ、今日は踊らなかったの?」
「はい、時間が無くって」
ハアハア走りながら答える。
彼女は歩いているから余裕がある。

「なんて上手って感心しながらみていたの、
若い子達より上手じゃない?
先生かなって他の人達と話していたんよ」

上手って言っても
ごく簡単なものなんですけれど。。。
確かにジェスチャーが大袈裟かな?

はにかみながら
「オーブリガーダ。」


本格的に踊り始めたころ
動きが狭いといつも言われていた。
一歩一歩動く幅。
ジャンプをするときの高さ。
腕や足がどれだけ広い面積を満たすことが出来るか。。。
舞台に置いて動作が広いほど
観客に伝えたい事が明瞭になる。


ズンバのクラスでは
一所懸命汗をかくのに集中していて
あまり鏡なんかみない
時々みると
私の踊りは遥かに浮いていて
ちょっと恥ずかしい。

クラスの後、一人でするストレッチも
見せつけるような高い足は恥ずかしいので
密かにやっている。


昨日
クラスからでて
ルームの前のベンチを通ったら
ベンチに座っていた婦人たちが手をふった。
その一人はあの婦人。

「今日も素敵!!!」

えっ?私?と自分を指さすと
婦人たちパチパチと拍手。

ガラスばりのルームは外から丸見えだし
ひかえて後ろにいる私は
外からは一番見える位置らしい。


有り難うと笑ったが
正直言って小っ恥ずかしかった。



あの婦人達は私の年齢位だろうと思う。
彼女達は
若い子より踊れる私をみて心地良いかもしれない。
話しかけてきた婦人は一人
ベンチに座っていたのは4人。
もしかしてファンが増えてきているのかなー。。。
アハハー


はい、大袈裟おばさんです。
目立ちたいわけではないんだけど
一生懸命しか踊れません。

ジムで気違いオバさんと呼ばれるようになるのは怖い。。。。。













今日
日曜日。
朝起きたら7時ちょっと
割合を早く起きたなーと思ったら
サマータイムが終わったと気がついた。
7時じゃなく8時かー。。。



コーヒーを入れ畑に水をやっているとDちゃんから電話。
「ごめんね、早いけれど起きている? 話したいことがあるんだけど。。。」
「大丈夫だよ、おいでよー、一緒にコーヒー飲もう」



一体何が起きたのかな?って心配だったけれど。。。

そしてDちゃんが
一週間悩んだことは
なにかを言うと。。。。


先週の日曜日
共通の友達のRさんが子供のための誕生日パーティを催した。

Dちゃんは前のダンナさんと別れてやく8年。
大学生時代から仲間であるグループだから
前の旦那さんと新しいお嫁さんも一緒。
しかもそのカップルはDちゃんがまだ結婚していた頃の不倫関係だった二人。。。

まあ、それはどうしようもないシチュエーションで
前から大きな問題もないように皆で気を配っていたが
昔の友達グループが集まるイベントでは複雑は関係を思いやることが大分無理になっている。
(それも別れてから8年もたっているし。。。)
それらのパーティでは問題は全然なかったらしいが。。。

問題はRさんがFBでパーティの写真を沢山載せたことらしい。
その中ではDちゃんの前の旦那さんが今の奥さんと抱き合ってとった写真が。。。
そのアルバムには皆がマークされていて
Dちゃんが気がついた時は
遠くにいる昔の友人たちにとって
話にはきくDちゃんから
旦那さんを『奪った』彼女の写真を公開されたことになったらしい。


うーん。。。難しい。。。

私の解釈では
Rさんはあまり考えないでFBに載せたとおもうが
あれからDちゃんが彼女の写真をFBから消してほしいと
何回かメッセージを送ったのに返事をしなかったのは
悪いと思う。。。
再婚はもう昔の話だけど
FBで公開されるのは。。。


私だったら。。。
悪気がなくてもへまをすることはある。
でも
もし誰かが気に入らなくて
そのことを伝えられたらすぐに謝って
出来るだけシチュエーションを直そうとするだろう。

Rさんはメッセージに対してすぐ返事をしなかったし
FBの画像は週末中あのままだったらしい。


Dちゃんはまったく傷ついて
いくら私が
「悪気はなかったんじゃない』っていっても聞く耳をもたなかった。
たしかに
悪気がなくてFBに載せても
あとでDちゃんの抗議のメッセージに返事もしないことは許されないレベルになると思う。
Dちゃんも、一昔の心の傷を一生懸命癒そうをしているのに(8年前でも)
その事に関係ない友達たちがFBで
幸せそうに抱き合っているEX旦那とEX愛人をみられるのは。。。
うーん、たしかにシンドイ。。。。



怒ってまくしたてるDちゃんの話を聞き
悪気はなかったと思うけれど
その後の対応は確かに悪かったと思うと言い
うんうんと彼女の言い分を聞いた。

その後
Dちゃんに言った事。
「貴方の言い分は十分分かるし、
もし私が同じようなシチュエーションだったら同じ様な気持ちになるかもしれない。。。
でもね
私が外からみて
貴方はちょっと大袈裟に苦しんでいるような気がするんだな。
もちろん難しい問題だけど
貴方が三日間も苦しむべきものだと思う?」

そう言ったらDちゃんは突然泣き始めた。
「分かってるよ、分かってるよ、私どうかしていると思う」

「だったらね、セラピーを受けるか、アユヴェーダーや針や、何でもいいからね
自分が幸せになる方法を見つけ出す事が大切だよね。
勇ましいのはいいけれど、あなたは強くなりたいと言って大分無理しているよね」
Dちゃんは
うんうんといって涙ぐんでいた。


Dちゃんは3人の子供を抱えて離婚している。
あれからどれだけ苦しんできただろう。。。。
強くなければ。。。
強く。。


FBの画像だけを思うとたいしたことではないだろう。。。
でも
私には分かる。
あの画像は狂う前の最後の一滴だったこと。
別れて8年、周りの人たちにとっては長い日々だけど
まだ
未だに
傷つく心があること。


今日、何回も何回も同じ事を言っていたDちゃん。
何回「うん、うん」と聞いて
その後に言った。

「貴方はねとてつもなく傷ついているのが分かる?
8年たってもね
強い女を装うのは貴方にとってよくないと思う。
そろそろいいよね。8年だよ。
全てを許して新しい自由を得るべきだよ。」


彼女は
「うん、分かっているよ」と泣いていた。

どれだけ苦しいだろう。。
私には分からない。
ただ
彼女が私と一緒に過ごす事を選び
私の意見を聞く事を選んだことは
意味があると思う。


貴方はね
もっと
もっと
幸せになる権利があるんだよ。
そのためにはね
あまりにもデリケートな部分は
捨てることに努力するべきだと思う。
貴方のためにね。
そんなに苦しむことは無意味だと思う。
ね、
貴方は幸せであるべきだと思う。
もうお互いに50歳過ぎているからね
愚かなことは捨てて幸せになる能力を暖めようね。