ブラジルのヤバい動物 | サバンナとバレエと

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ブラジルからの便り

アナコンダ、ピラニア、ワニ、ジャガー。。。
一体実際にどれだけ危険か。。。


ある程度の知識があるのでちょっと説明。

ブラジルの動物で一番危険なのは
なんと
ミツバチ
一番の死亡率です。


それでは一つずつ説明。。


ジャガー(onça pintada) ピューマ (onça parda)

ジャガーとピューマはほとんど襲われるケースはありません。
でも
最近生物学者の間でもショッキングだった事件ありました。
パンタナルで釣りを楽しんでいた人たちがキャンプでジャガーに襲われた事件。
ジャガーの縄張りにキャンプし毎晩テントに尿を吹っかけられるような事があったのにも関わらず
その場から立ち退かなかったことが原因だそうです。

アマゾニアで暮らしていた期間
ジャガーやピュウーマに襲われたケースなんか調べてみたのですが
実に少ないです。

興味深いのは
ブラジルのピューマは北アメリカのと同じ種です。
北アメリカでは人間が襲われるケースが実に多いのですが
ブラジルでは滅多にありません。


アナコンダ(sucuri、jiboia)

毒はありません。
2メートル位のjiboiaはパンタナルで沢山見ました。
でもあまり危険ではありません。
怖いのは水棲のsucuri。。。
水遊びの途中絡まれたらまずアウトです。
ロライマの川水は非常に澄んでいるので安心できますが
パンタナルのように泥濁っている川水は怖いです。


ピラニア
人間が襲われたと聞いたことはありませんでした。
いつも泳いでいたロライマの川岸でもピラニアが沢山いました。
でも知り合いの生物学者から聞いた話。
仕事中あまりにもあつくてチームの一人が服を着たまま川に潜ったそうです。
数秒後ピラニアに襲われてチームがボートに引き上げたときは服がぼろぼろだったそうです。


毒蛇

これはめちゃくちゃ怖いです。
でも噛まれるケースの90パーセントが手先か足先。
長靴の使用、むやみに手をださないこと。。。

蜘蛛、サソリ
ブラジルで一番危ない蜘蛛はaranha marrom ( Loxoceles)。
小さな蜘蛛で蜘蛛の巣を張りません。その辺を歩き回る蜘蛛。




毒の作用は。。。



靴に入り込んだりするので気をつけてください。

同じく危険なのはviúva negra





同じように小さな蜘蛛です。


あの有名なcaranguejeira




Tarantula




は殆ど毒を持ちません。

もう一つ
armadeira







子供が噛まれた場合はちょっと危ないです。

それから
サソリ。。。

とくにこの黄色いもの。



家の中に入ってきます。小さい子供が刺された場合は危険なのでベビーベッドや子供部屋のカーテンなんかに気をつけてください。



蛇について前の記事はこちら

続きます。