青いプールのかけら | サバンナとバレエと

サバンナとバレエと

ブラジルからの便り

FBに弟から誕生日メッセージが届いていた。

「ねぇ、覚えてる?学校のプール工事で拾ったコンクリート破片をくれた事?。。。昨日のように覚えているよ。真っ青なコンクリートの破片。。。あの青さにどれだけ魅せられたか、どれだけ長い間感動して眺めていたか。。。』

プールの破片? 何だろう?
どのプール?
知っているプールを色々思い浮かべた。。。

突然、あるシーンが浮かびあがった。
真っ青なかけらをもつ私の手。。。





たぶん小学校1年生。。。
学校では新しい体育館建設中だった。
一階は憧れのプール。
柵越しに
少しずつ出来上がっていくのを見ては
わくわくした。

多分、初夏の休み時間。
何人かの子供達に混じって
柵越しに工事を見ていた。
ふっと足下を見ると
タンポポやクローバーに混じって
真っ青な何かがあった。

なんだったのだろう。
コンクリート?モルタル?樹脂 ?

とにかく魅せられるような青さで
空にかざしてみると
信じられないような色合い
初夏の淡い青空を見下すように
キラキラ輝いた。
私の指先までも青く染まって輝いた。。。


弟にあげよう
そっとポケットにしまった。
誰にも見付からないように

一歳違いの弟になにか持って帰るのは
一年生位から始まったと思う。
「おみあげ」とよんでいた。

道ばたで見付けるもの
壊れた玩具の部品。
石ころ。
カタツムリ。。。

一緒に通っていた幼稚園に比べて
小学校は見知らぬ世界だったし
おねえちゃんだからと大人びてみたかったのかも知れない。
あるいは
寂しかったのかも。。。

あのプールの破片はあれっきり思い出す事もなかったと思う。
弟がそれほど気に入ったことも知らなかった。。。


面白いことに丁度
昨日の誕生日。。。
子供の頃をもっとはっきり思い出したいと思った。

ほんの昨日のように感じていた想い出の数々が
なんか昔の写真のようにセピア色になっている。
それがなんか歯痒く感じて。。。



以心伝心?



遠いセピア色の幼年時代の想い出の中で
突然
あの青い破片はっきりとした色彩で輝いた。
あっけにとられて感動した。


弟のメッセージはこう続いていた。

『時』の神秘さを感じる。ほんの昨日に感じるのに。。。
47年前?『時』は急行列車のように過ぎて行った。
そして過ぎたこと、いつか『現実』だったことに感動する僕がここにいる。


誕生日おめでとう
そして
姉弟として生まれたことを幸せに思うよ。。。

。。。。。。。。。。





なんて素晴らしいプレゼント。。。

涙が止まらなかった。。。


私こそ
姉弟として生まれたことを幸せに思うよ。。。







あの青さはね

こんな感じ






モロッコの青い町。。。
いつか行ってみたい
一緒に行ってみたいな。。。