大切な友 | サバンナとバレエと

サバンナとバレエと

ブラジルからの便り

親友のLさんの料理は天才的だと思う。

リビア人の祖母を持つ彼女は
アラブ料理が得意。
私は彼女を通じて本格的なアラブ料理を知った。

本格的なアラブ料理ってちょっと日本料理に似ていると思う。
素材を大切にし、あまり大袈裟な味付けなどはしない。
彼女の料理は全て、デリケートな味わいで奥深い。

Lさんは実に料理を愛し
ちょっとした仲間の集まりにも
いつも手料理を振る舞う。
パンを捏ねて、
タブレやフムス、ヨーグルト。。。
おかげで仲間皆、アラブ料理にはもの凄く舌が肥えている。


Lさんとはサンパウロの田舎町、サンカルロスに住んでいた頃からの友情。
Vさんの農場で一緒に住み、
一緒に妊娠し
二人で大きなお腹を抱えて山道を歩いたり
小川で水浴びしたり
夜の焚き火や
素朴なキッチンで料理したり。。。


あれから実にいろんな事があったけれど
いつも励まし合い、助け合っていく大切な人だ。

時々、Lさんのアラブ料理が食べたくなって仕方ないことがある。
いくら探してもけっしてあのLさんの味では無い。



。。。。。。。。。。

年末、サンカルロスへ行った時
Lさんがシェフとして活躍しているレストランへ行きました。





歴史的に古い農場を改造したレストラン。

アラブ料理だけではなく
ブラジルの数々な素朴な料理。


大きな炉。









35レアイス払って食べ放題のシステム。



ああ、胃が5つ欲しい。。。。




Lさん,
1,80の大女です。



久しぶりにLさんの料理。
まったくステキな午後でした。