ダンスレッスン開始! | サバンナとバレエと

サバンナとバレエと

ブラジルからの便り

ブラジリアでそろそろ踊りのレッスン始めようと色々探していた私。


ロライマでの7年間、クラシックもジャズも凄く勉強になったけど
ブラジリアではサンパウロでずーっと踊っていたコンテンポラリーのジャングルに戻りたかった。

こんなこと言うのはちょっと恥ずかしいけれど
新しいグループで新しいレッスンはいつもかなり躊躇する。
正直いってかなり怖い。
人見知りが激しいし実力にも自信がない。

去年からネットで色々探してちょっと気に入ったダンスカンパニー。
一般人にオープンクラスがあると聞いてそこで是非レッスンしたいと思っていた。

もしかして実力認められてカンパニーに抜擢?なんて一人で想像してほくそ笑んでいたのはこちらに移る前。

実際に始めたいと思い始めたらあの自信は見事に消えうせて
電話一つ掛けられない。



一番悩んだのは
どのクラスにするべきかということ。
クラスは初級と中上級と分かれている。
中級があったら迷わず選んだと思うけど
上級と一緒ならもしかしてカンパニーの連中と一緒?
付いていけなければどうしよう。。。



おまけにレッスンの場所は国立劇場(ナチョナルシアトル)のバレエリハーサル室


。。。






劇場のリハーサル室って。。。。





有名なカンパニーが公演の前にこんな感じで













ヒィーかなりびびった。
ブラックスワンが頭を横切る。








レッスンに付いていけないシチュエーションはかなり経験していて
あれはかなりの恐怖体験だ。


踊り始めた30代。あの頃は遅く始めたギャップを征服したくて
機会があればワークショップなど手当たりしだい参加していた。
有名なカンパニーが町に訪れると必ずオープンワークショップがある。
割合と小さな町に住んでいたのでサンパウロ市では考えられないほど参加が簡単だった。
思い出すと冷汗ものだ。

非常に複雑な振り付けを一回か二回だけの説明。
団体で踊るのはまだいいけど
2,3人に分けて皆の前で次々踊るのはまったくの恐怖。
振り付けを覚えるのが精一杯でテクニックなど無理な話。

調子にの乗ってオーデションまで受けたこともある。
今になってなんていい恥をかいていたんだろうと思うが
とにかく学ぶことに必死だったのだと思う。

悩んで悩んで悩みまくった。
こんなことならいっそ中年メインのクラスをと探してみた。
見付けた!



あるダンススクールで40代以上のダンスクラス。
でもレッスンの名前は
女神たちへのレッスン
!!!


なんじゃこれ?
あなたは女神です。踊ることによって女神の魅力を意識しましょう。

うーん、悪くはないいんだけど。。。
おまけに凄い値段。。。







考えなおしてカンパニーのオープンクラスへコンタクト。
電話は無理なので(汗!!)
メールで長々書いた。

ダンス暦は長いこと。。。
でも30代で始めたこと。。。
コンテンポラリーは10年位踊ってたこと。
でもアマゾニアへ移ってここ7年ほかのジャングルでしか踊ってないこと
50過ぎていること。
クラスについて迷っていること
とにかく踊りたいこと。。。

とても丁重で優しいメールがきて
二つのクラスを体験してそれから話し合いましょうとのこと
嬉しくって嬉しくって。。。



覚悟きめました


今週の火曜日
怖い怖い怖い。。。。
心臓どきどき。。。




若いときは無鉄砲だった私。。
バス乗るのも怖い。
朝から心臓ドキドキ。
次女にあんまりバスについて繰り返し訊くので

「ママェ、学校休んでつれていってあげようか?」と

まさか、いいよ、いいよ。。。

プラーノでちょっとした買い物があった次女と授業の後で待ち合わせの約束。



次女もダンナさんも家を出て
一人ぼっちになったとき
あまりにも動転していて
困ったとき使うタロットのカード。。。




メッセージは

愛することに潜り込みなさい。
ただそれだけ。。。

うーん。。。
それだけを胸に秘めて
初めてのバスに乗ってプラーノへ
レッスンの1時間まえに着いて





国立劇場!




とにかく大きい
メインの入り口ではないと聞いていたので
バレエリハーサル室への入り口を捜すのにだいぶ歩き回った。
その間心臓ドキドキ。。。

ようやく探し当てて
レッスンを待つ
心臓どっくんどっくん。。。
次々着く生徒、いったい先生かどうか分からない。
先生ですか?と訊くたび勇気がいる。



待ち続ける時間に考えた。
何故このように臆病になったのかと。。。


とにかく臆病だった幼年に対して
一生懸命強くなろうと努力した。

強くなったと思っていたけれど
年をとるにつれまた臆病になってくるのを感じる。
再び勇気を搾り出さなければならない。
新しいことが怖い。

知らぬ町でバスに乗ること
知らない町で運転すること
毎日がしんどい。




これからそのようなことが続くのだろう。
そのような感情に負けてしまったら
どんどん老いていくのだろう。。。。


もしかしたら第二の思春期?
そうかもしれない
これから再び強くなることに専念する生き方かもしれない。。。。


なんかしんどいけれど
新しい生き方、
新しい思考でのメリットなら
悪くないかもしれない。。。




心配していた授業。。。
テクニックはそれほど難しくなかった。
体が鈍っているので出来ないことは多かったが
取り戻せると思えるものばかり
しかも
これからもテクニックには成長できるものだと感じた。
クラスも先生も気さくでシンプルで
クラスは大学生な感じの数人。
服装も授業の間にちょっと踊ってきますなんて感じで
レオタードの私はかえって浮いいた。
でも
レッスンは体力的ハード。
終わったときは体全体震えていた。

震える体を持て余し
ふたたび見た劇場は一回り小さくなっていた。


劇場の前で次女と待ち合わせ。
ふらふらとしながら午後二時
朝からコーヒーだけの身体(とにかく興奮して何も食べてなかったので)
何かを終えた安心感。

次女と一緒にランチ
普段では食べないようなビッグなハンバンガーとコカコーラ。



ようやく落ち着いて
近くの研究所のダンナさんと待ち合わせ
初めてのブラジリアの夜景を見ながら

アッパレアッパレと自分に言い聞かせながら
帰りました。