カズザ(Cazuza)は80年代のブラジルのロックミュージシャンで非常にすぐれた近代詩人とされてましたが、32才の若さでエイズで亡くなりました。
この文章はもう死が近くなったときにレコーディングされたレコードにはいっています。
O amor é o ridículo da vida. A gente procura nele uma pureza impossível, uma pureza que está sempre se pondo. A vida veio e me levou com ela. Sorte é se abandonar e aceitar essa vaga ideia de paraiso que nos persegue, bonita e breve, como borboletas que só vivem 24 horas. Morrer não doi.
愛とは人生のなかでもっともばかげたものだ。
俺達は夕日のように常に去ってしまう、まったく不可能な純粋さを愛のなかに見つけ出そうとしている。
命は俺に近づきそして俺を連れて去った。
幸運とは、あのあいまいな天国について想いをうけとめ、ゆだねることか。
俺達を追い続ける想い、儚く美しく、まるで24時間しか生きられない蝶のような。
死ぬのは痛くない。